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今までの振り返り <C244>

前回の後書きで、予告「独占販売するかを考えた」を見た人、申し訳ありません。

丁度の切れ目なので、今回はサブタイトル毎に旧暦のいつ、を付けたものを提示させて頂きます。

併せて各話に1~2行程度ですが「きただ」が作るプロット相当を公開します。(44話まです)

かなり見難い形になっていますことをご容赦ください。

1話3000字を越えると分割を考え始めるため、当初60話程度で完了予定でしたが、なぜか3倍位に延び、もはやどれだけ続くのか判らなくなっています。枝葉の事柄を刈り込んでいるつもりが、興に乗るとぐだぐだ書く悪い癖がモロに出ています。

 今回は勝手ながら、サブタイトルに沿っての振り返りと日付説明の回とさせて頂きます。

 年月日は江戸時代の太陰暦のものです。括弧内は太陽暦での月日で季節感の参考として載せています。

 なお、1778年は7月が閏月なので、この年の7月まで太陰暦と太陽暦は結構接近しています。


■2018/03/04 (03/04) 

<C201> プロローグ:なぜか江戸時代へ転移

 主人公の竹森貴広が会社帰りに高校時代の友人と酒場で会い、愚痴をこぼしたことから「はらへった防止員」として飛ばされる。


■1778/02/07 (03/05) 

<C202> まずは情報収集でしょう

 憑依したのが金程村の名主の次男・伊藤義兵衛で、転移したのが天明大飢饉の4年前の安永7年と知る。


<C203> 飢饉とは言ったけど、まずは整理しよう

 村の経済状況を把握し、飢饉が起きた時にどうなるかをシミュレートする。


<C204> まずは練炭を作る相談からかな

 年貢米の代わりにお金で納める提案と、お金を得るために木炭加工品=練炭を作る献策をまとめる。


<C205> 実物がないとわからんぞ

 名主の父・百太郎に練炭作りの説明をしたが、実物を見ないと判断できないと言われる。


■1778/02/08~02/09 (03/06~08)

<C206> 試作品を作りました

 大工の長男・助太郎と協力して、練炭とそれを入れる火鉢を作る。


■1778/02/10~02/11 (03/09~10)

<C207> 試作品で実演しました

 作った練炭を燃やす実験と、百太郎の前で実演をして見せました。


■1778/02/11 (03/10) 

<C208> 試し売りに行くことになりました

 登戸村に売りに行く準備と、本格生産に向けての準備・事前実験を助太郎へ依頼した。


■1778/02/12 (03/11) 

<C209> 辻売りを始めました

 登戸村の炭屋番頭中田さんに仁義を切り、街道の四つ角で練炭の辻売りを始めた。


<C210> 練炭に火をつけて口上を述べる

 練炭に火を点け売り口上を述べ、沸かした白湯を振る舞った。


<C211> 炭屋番頭に売り、そして競りを始める

 炭屋番頭さんが言い値で2個練炭を買い、その後競り売りの方法を説明をする。


<C212> 競りも盛り上がってきました

 改造火鉢付きで2個が高値で売れ、更に競りが続く。


<C213> 練炭・完売しました

 残り9個が250文で売れ、加登屋さんの家で泊まる。


■1778/02/13 (03/12) 

<C214> 村に凱旋して

 練炭を売った3150文を村人に見せ、本格的に練炭作りをすることを宣言する。


■1778/02/14 (03/13) 

<C215> お殿様へのお目見え

 領主で旗本の椿井庚太郎にお目見えし、練炭を燃やす実演をする。


<C216> これが年貢の納め時、かな

 年貢を米の代わりにお金(掛売り金)で済ませることの了解を得る。


■****/**/**     

<C217> 登場人物整理


■1778/02/14 (03/13) 

<C218> 本格的な木炭加工準備を進めます

 燃焼実験の結果確認と、木炭を挽くために水車を作ることの構想を助太郎の力を借りまとめる。


■1778/02/14~02/15 (03/13~14) 

<C219> 村人の説得

 木炭加工のための説明資料をまとめ、百太郎から水車設置の件を村人に伝え、梅津喜之介の了解を得る。


■1778/02/15 (03/14) 

<C220> 正直に話し始めます

 義兵衛に未来人の竹森貴広が憑依していることを、百太郎に告白し、大飢饉が迫っていることを説明する。


<C221> 茫然とする父を置いて木炭加工準備を確認

 話し終えて茫然とする百太郎を残し、助太郎の工房へ行き、手伝いの受入準備状況と、練炭・七輪の品質維持方法を説明する。


■1778/02/16 (03/15) 

<C222> 依代よりしろを使うのが良さそうです

 夜遅く帰ると軟禁されたが、身の安全のため守り仏を依代に神様が憑依したという設定をする。


<C223> 次の計画を練ろう

 稲作全滅の影響を避けるため救荒食物の栽培とイモ類の導入を勧め、対策中の周囲の村との軋轢を示唆する。


■1778/02/17 (03/16) 

<C224> 水車作りの説明と、木炭加工工房での演説

 兄・孝太郎に水車設置に関する説明をし、人手が足りないことを認識した。

 それから、助太郎の工房へ行き、練炭作りを手伝う5人に挨拶をした。


<C225> 村内の木炭加工産業の将来像を語る

 助太郎に守り仏の設定を伝え、また、練炭に特徴を持たせることと薄厚練炭を作ることを指示する。


<C226> 貯水池を巡る談判

 助太郎に粉炭作りで石臼を使う提案をし、百太郎に水田下の粘土の説明と了解を得、薩摩芋下賜の嘆願書作成を依頼する。


■1778/02/18 (03/17) 

<C227> 細山村の名主・白井与忽右衛門のところへ行きました

 水車設置の根回しとして、隣村の名主・白井与忽右衛門に人手を借りる相談をして、献上用の練炭を見せる。


<C228> 白井家での相談

 練炭作りの人手不足を見抜かれるが、まだ試作ということで断り、別の話題を振って誤魔化す。


<C229> お殿様代理への陳情

 甲三郎様へ練炭を献上し、水車設置の許可と薩摩芋下賜のための添え状を依頼するが、江戸で使う七輪・練炭を無心される。


<C230> 準備に大車輪おおわらわ

 七輪・練炭について、江戸の御殿様への献上品と白井家分を確保し、また薄厚練炭についての構想を説明する。


■1778/02/19 (03/18) 

<C231> 七輪・練炭の献上と、思兼命様の説明

 白井家分の七輪・練炭を持ち込み、お殿様へは神様が憑依したことを知らせるべき、との示唆を貰う。

 江戸の御殿様へ七輪・練炭を献上した後、神様が守り仏に降臨したことを伝える。


<C232> 甲三郎様の詮議

 甲三郎様から取調べを受けるが、受け答えに不審なところはなく、宣託が降りた場合は遅滞なく伝えるよう言われて放免される。


<C233> お館から戻ってのドタバタ

 白井家で色々聞かれるがはぐらかす。村に戻ると、薩摩芋入手のため江戸行きの準備、薄厚練炭での生産効率化などが山盛り。


■1778/02/20 (03/19) 

<C234> 江戸・小石川薬園にて

 江戸まで出て小石川療養所へ行き、薩摩芋を入手する。ジャガイモは無く、長崎へ問合せることになる。


■1778/02/21 (03/20) 

<C235> 義兵衛からの疑問

 江戸から戻り就寝時に、義兵衛が3年の備蓄上積み程度では飢饉を乗り切れないことを数字で指摘してくる。


■1778/02/22 (03/21) 

<C236> 米の収穫量を増やしたくない心理

 不足する量を確定させる。米の収量を増やす案をあれこれ提示するが、年貢の基礎値を上げることは問題があることを指摘される。


<C237> 米の備蓄を増やすにはロジスティクスが肝心

 外から米を買うことを考えるが、お金以外にも受け入れるための準備が必要なこと、そのための情報が必要なことを認識する。


<C238> やはり大金が必要だ

 蔵の容量を確認し、必要な金額を算出する。練炭と七輪に頼るしかないことと、小売価格設定の考え方を伝える。


<C239> 助太郎への事情説明と登戸村行きの準備

 助太郎に義兵衛と相談していた内容を伝え協力を依頼する。工房の量産状況を把握する。百太郎と登戸村行きの相談をする。


■1778/02/23 (03/22) 

<C240> 登戸村、加登屋との取引

 加登屋に持参の練炭半分と七輪を渡し、4440文を受け取る。助太郎を加登屋に残し、炭屋へ向う。


<C241> 炭屋番頭との価格交渉

 炭屋へ持参の練炭の残り半分を入れる。季節価格変動と不要在庫の考えが抜けていたことから委託販売を提案する。


<C242> 加登屋さんとの話し合い

 助太郎は加登屋さんに気に入られる。加登屋でも練炭を販売して良いことを伝える。練炭・米を置く蔵を借りる交渉をする。


<C243> 火力の強い練炭

 登戸からの帰り道、飢餓回避のため米の買い付けを必要と説明する。村に着くと工房で火力の強い練炭の原理を説明する。


■****/**/**

<C244> 今までを振り返ってみて


次回こそ、特許で守れない世界でどのように独占販売するかを考えた、というお話です。

感想・コメント・アドバイスなどあればお寄せください。

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現在、常時読んで頂ける読者が約1000人程度おります。読者が広がっていかないので、当然ブックマーク・評価は頭打ちになります。そうすると、ランキングが下がり「きただ」は少し悲しい思いをします。別にランキングのために書いている訳ではないのですが、読まれてなんぼの世界というのも確かですから、気にはなります。「だって にんげん だもの」

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