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登場人物整理 <C2100>

今回は、多くなってきた登場人物の一覧となっています。

話しが進まず申し訳ありませんが、一回休みと思ってください。

筆者管理コードをC2A0にするか、C2100にするかという読者にとっては関係ない下らないことで随分悩みました。変なこだわりにお笑いください。

100回目の記念投稿となります。

今回は、登場人物整理の回とさせて頂きます。

文字ばかりで見難いと思います。基本1行毎で名前の後ろの括弧内が年齢です。


<憑依者> 一応主人公。舞台となる地域を良く知っている。大学卒業後、都内企業の事務系職場で4年働いたある朝憑依。

 竹森貴広(26)4年後の天明大飢饉を回避するため、義兵衛さんの口を通じて現世の知恵出しをする。


<椿井家> 幕府旗本で知行地(細山村・金程村・下菅村の一部・万福寺村の半分)500石の武家。

 椿井庚太郎(42)当主で、知行地では「お殿様」だが、城中では端役。基本は江戸常駐。

 椿井甲三郎(38)お殿様の弟で知行地に常駐。先見の明を持ち開墾や開発に熱心。民の声に敏感。

 椿井家の爺(66)椿井家に古くから仕える忠実な家来。お館の中を神出鬼没する達人。


<金程村> 神奈川県川崎市の一番北端にある麻生区で、新百合丘駅の北側にある地域の一角

■伊藤家 村の名主家で、旧北条家臣の家来。金程村で一番広い田畑を持っているがほとんど傾斜地。小作農2軒を養う。

 伊藤百太郎(52)名主。若い頃何年か放浪。その経験が名主の今、視点の広さとなって活きている。

 伊藤孝太郎(20)長男で次期名主。穏やかな人で覇気がない。

 伊藤義兵衛(16)主人公。次男で竹森貴広に憑依された。助言を受けて行動するうちに結構同化してきている。

▲伊藤家小作1 伊藤家の農地を借りて耕作する小作農一家。

 近蔵(10)寺子屋最終年。家の立場上意見を述べず従順に従ってるが、実は頭脳派。

  女(7)寺子屋初年。塾長経由の声掛けで工房の活動に参加。

▲伊藤家小作2 伊藤家の農地を借りて耕作する小作農一家。先々代の時に自作農から小作に没落。

  男(13)16歳以下は工房勤めの号令で参加。

  男(9)寺子屋組。塾長経由の声掛けで工房の活動に参加。


■大工家 農耕によらず生計を立てている。村の北に山地を所有し、木炭を作る、栗・柿を育てるなどの他、村の大工をしている。

 彦左衛門(50)大工家の家長。工房を助太郎に使わせている。米・梅の寄宿先。

 助太郎(16)義兵衛の理解者で、木炭加工の責任者として工房を使用。


■津梅家 伊藤家の西にあり下平尾村・古澤村と境界が隣接。三番目に広い田畑を所有。麻生川沿いの平地が多く、伊藤家に次ぎ裕福。

 津梅喜之介(54)津梅家の家長。若い頃のイタズラが原因で百太郎が放浪することになった。

 津梅福太郎(8)喜之介の孫で寺子屋組。工房で頑張るタイプ。甲三郎様巡回時のことを誇りに思っている。


■米実家 村の一番南端にあり二番目に広い田畑を所有。万福寺村と境界を接している。

 千代(17)細山村のお館に奉公中。かなりしっかり者。

 米(14)今や工房の主に近い。器用で何でもこなせ、気配りもできる。工房前は高石村神主の所で子守奉公をしていた。


■梅実家 伊藤家の南に隣接している農家。

 梅(13)工房務め中。寺子屋卒業後は実家で子守など家事手伝いをしていたため、世間慣れしていない。

 男(9)寺子屋組。自己主張が強い乱暴者だが、梅には頭が上がらない。塾長経由の声掛けで工房の活動に参加。

 男(2)梅実家の次男。まだ子守の手がかかる時期だが、母親が面倒を見ている。梅が工房に出る前に子守をしていた児。


■春実家 伊藤家の東に隣接し、細山村と境界を接している。一番小さい自作農家。

 春(8)寺子屋組で午後は工房へ勤めている。不器用だが愛想だけは良く、素直で可愛いため憎めないタイプ。天然系。

 女(7)寺子屋初年。塾長経由の声掛けで工房の活動に参加。


<細山村> 金程村の東側および北側に接する村。高石村の北側。細山+千代ヶ丘+向原地区と結構広い。

■白井家 細山村名主家。家の敷地がお館と隣接しており、裏庭から連携することができる。

 白井与忽右衛門(51)名主。金程村の発展に細山村もからみたい思惑が強い。

 白井喜之助(19)長男で次期名主。甲三郎様から村拡大のための開拓で強く連携。


●樵家3家 細山村北部の山地を広く所有。もっぱら木炭の生産を行う。他にも大工仕事など村の雑事を引き受けている。

 左平治(14)工房務め中。大人並の力持ちで、粘土や木炭の運搬で活躍。

 種蔵(13)工房務め中。知恵は回るが、体力はない。器用で小回りが利く。

 男×3 寺子屋卒業。内2名は登戸への運搬に協力。


◎寺子屋組 細山村の中で、比較的西側にある農家と樵家で寺子屋に通っている人

 男×2、女×4 塾長経由の声掛けで、該当する全員が工房の活動に参加。


<万福寺村> 金程村の南側に隣接。東は高石村、西は古澤村、南は下麻生村で、北半分が椿井家の知行地。

 女×2 甲三郎様の呼びかけに応じて、工房に参加。米・梅のことを家人から聞かされていて羨ましく思っていた。

◎寺子屋組 椿井家知行地では、7歳~10歳の子供は男女・身分を問わず全員寺子屋へ通うことになっている。

 男×2、女×3 寺子屋から村へ帰るときに金程村近辺を通ることから、全員工房へ参加することとなった。


<下菅村> 細山村の東北に隣接。菅村の南半分、仙石地区+現読売ランドエリアが椿井家の知行地。

 男×2 金程村での活動を知りたい大人達の思惑から、遠方にもかかわらず該当する寺子屋卒業者を選抜して派遣。


<登戸村> 天領で府中街道と津久井道が交差する近辺の村。多摩川を利用した運搬の拠点。金程村から3里の位置。

 加登屋主人(42) 小料理屋兼宿屋をしており、筏流し船頭などが多く利用。練炭販売に深く関与。料理用練炭に寄与。

 炭屋番頭中田(53) 江戸市内の炭問屋・萬屋の支店で、多摩丘陵の木炭買い付け拠点。金程村もここへ木炭を卸している。

 炭屋小僧(27) 番頭代理として不在時には結構大胆な独断行動することもある。

 糀屋 登戸村で米や練炭を収納する蔵を借りる家。

 道具屋、鍛冶屋 登戸村で商売をしている店。大きい村(?街)であるため、他にも多くの商店がある。


<大丸村> 天領で府中街道が多摩川と交差する近辺の村。多摩川を渡ると府中宿近くの是政村。金程村から2里の位置。

■芦川家 大丸村の大地主。主に多摩川から村の北側に田畑・山林を持っており、小作農12家族を養っている。

 芦川貫次郎(38)家長。頭が良く、事態を冷静に判断することに長けている。将来の協力者。

 芦川貫衛門(67)隠居中。昔、放浪していた百太郎の面倒を見たことがある。穏便に見え、大丸村の影の有力者。

 幸(36) 貫次郎の妻。芦川家の財布を預かる身。6歳の息子を持つ面倒見の良い良妻。宴席でも細やかな気使いが出来る。

 婆様(62) 貫衛門の妻。人事通で村にかかわる人の動向に精通している。影の実力者。

 下男・下女 小作農の家から常時本宅に来て貰い、地主家の日々の雑用を行っている。


■円照寺 大丸村の山崎道沿い山側に広い敷地を持つ臨済宗の禅寺。大麻止乃豆乃天神社の社と秋葉神社の祠を境内に持つ。

 和尚 円照寺の和尚。太めの穏やかな人物で、村の境遇を理解してくれ、ご利益のある焼印を安価で認めて貰った。

 寮監長芳吉 禅寺で修行僧達の世話をする長。寺の経理や台所を預かっており、炭団の用途を教えてくれる。


<江戸・小石川薬園> 幕府の薬草園。青木昆陽が救荒作物として薩摩芋を育てた。療養所も併設。

 戸塚順二 小石川療養所の同心。薩摩芋の種芋を下賜る時に対応して貰う。


<江戸・萬屋> 日本橋にある炭屋本店。築地に木炭の倉庫および居住する家を持つ。

 故七蔵 江戸・萬屋の開設者。池尻村に父・彦七が作った店を日本橋に移転。同時に登戸支店を開設。

 萬屋千次郎(40) 江戸に出て萬屋と名乗ってから3代目の当主。故祖父・七蔵がやり手で、故父・重助は養子。

 お婆様・まどか(59) 千次郎の母。七蔵の娘として育ち、今の萬屋のあり方に不満を持っている。

 大番頭忠吉(56) 江戸本店の番頭。彦七出身地の中野島村出身。故七蔵に引き抜かれ丁稚から修行し番頭になった。


<品川> 江戸市中に入る高輪大木戸より南、目黒川を挟んでの約半里に広がる繁華街で、東海道53次の最初の宿場町。

 歩行新宿大増屋女将(47) 登戸炭屋番頭中田が贔屓にしている宿屋で、如才ない女将がしきっている。

1月21日から毎日0時投稿と決めて4月30日で丁度100回目となりました。いつも皆様の感想で鍛えてもらっているという思いを強く感じています。

ただ、実は毎日投稿はかなり苦しいので、0時投稿が抜ける可能性があります。ご了承頂きたくよろしくお願いします。

次回は、登戸へ行く前の義兵衛のしていたこと、の回です。


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