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激動する日常

~数十年後~


「うわっ!」

僕はつまづいて転んだ。

「はぁ… どうしてこうなったんだろう…」

数時間前までは普通の学生だったのに…

そう数時間前までは。



「おーい!ソウマ置いてくぞー!」

「ちょ、ちょっと待って!後三分!」

「早くしてねー。入学初日に遅刻なんて笑えないからね」


僕の名前は吹雪ソウマ。イギリス人の父と日本人の母の間に産まれたハーフの子だ。

下にいるのは幼なじみの 池井 魁虎と、垣花 愛有だ。

僕達は今日、国立 星白学園に入学する。ので待ち合わせしていたのだが...寝坊してしまった。昨日緊張して寝れなかったのが原因か...


「行ってきまーす!」

「遅いよー」

「ごめんごめん。次は寝坊しないよ。」

「とか言って寝坊するんだな。」

「そ、ソンナコトハナイぞ。たぶん」

「たぶんって言ってるしねー」

「そ、それより学校に行こう!」

「そうだな。」

「そうだねー」


今日入学する、星白学園にはある特徴がある。

それは、魔法が使える生徒が98.9%と言うことだ。

まあ、一部例外があるが...簡単に言えば、魔法が使える生徒しかいないと言うことだ。別に普通の人が入れない訳でもないが…

それと、もちろん僕達も魔法を使える。

僕は、自分と触っている物を透明化することができる。

愛有は、傷を治せる。擦り傷が限度だが。

魁虎は、物体を転送することが出来る。自分の知ってる場所限定。

やっぱり、遺伝しても使い道がほとんどない魔法だなー。

それと、魔法の技術を今も世界で唯一開発している。


「あ!あれが学校じゃない?」

「……何か門の横に、物騒な人が立ってるんだが……」

「……ソウマ。俺にも見える。きっと幻覚だ。気にしたら負けだ。」


どの人も避けて通っている。

きっと学校側の人だろう。大丈夫だ……多分。

受付を済ませると、どうやらそのまま体育館に行くらしい。

その後、担任の先生とクラス単位で教室に行くらしい。

…………入学式が終わり、クラスでのホームルームも終わって帰り、

魁虎が話かけてきた。愛有は、保健委員の集まりがあるらしい。


「なぁ。こんな噂をきいたんだが…」

「ん?どんなんだ?」

「明日の身体検査で、何人かがクラスから居なくなるらしい」

「………………はぁ?マジで言ってんの?」

「噂なんだが、実際見たって言う先輩が沢山いるそうだ」

「明日、そいつが俺じゃないことを祈るよ。」

「おっとフラグか?」

「そう言うお前こそ選ばれるんだろ?」

「大丈夫だ。俺が選ばれるとしたら宅配便のバイトだな」

「見事なフラグだな。立ててからコンクリ流して固めてやがる。」

「はははは。ケンカの特売か?全部買ってやるから表へでろ。」

「OK売った。……ちょっとツラ貸せや。」


こうして高校生活一日目の思い出は魁虎とのハイレベルな語り合いと、口の中に広がる血の味で上書きされた。


翌日の朝。


「うわっ。また寝坊だ!!」


昨日の語り合いは愛有が、通りかかって止めるまで続いていた。

そのせいで疲れて起きれなかった。


「おー。昨日の朝のフラグ回収したな」

「早くしてよー。おこるよ?」


ひい!愛有さんが怖い!てか、もう怒ってますよね!?


「わ、分かった。すぐ行きます!い、行って来ます!」

「おい。フラグ回収用コンバイン。そのまま二本目も回収しろ。」

「誰がコンバインだ!二本目は刈り取らんわ!お前こそ回収しろ!」

「ソウマくん?遅れて言うことないの?…ないの?」


怖っ!なんかヤバイ感じがするんだけど!?


「す、すいませんでしたぁぁぁぁぁ」

「うん。いいよー♪」

「ソウマ。なんか俺、愛有の裏の顔が見えた。」

「うん。怒らせたら恐ろしいな。これは。」

「なにをこそこそ言ってんの?悪口なの?ねぇ?」


怖いって!これはやばい。学校終わったらドン○ホーテで目覚まし三個位買ってこよう。

ともあれ無事学校に着いたし、やっと愛有から出てるあのオーラから解放されたー!


と、思っていた時期が私にもありました。

測定が終わって放課後呼び出し喰らったしかも校長から……何かしたっけ…

とにかくもう着いたんだし胸をはって!失礼します!


「あ、君。ソウマ君だっけ?明日から特科クラスになるから。」


はぃ?


「えっと、特科クラスとは?」

「今説明するよ。ここからは、他言無用だよ。君、この学園で魔法を開発しているのは、知っているよね?」

「はい。実用的な魔法を開発して、希望した生徒に試験的に手術して、使い勝手とかを調査する奴ですよね?」

「そう。で、その生徒や、魔法の……ユニットと、言っておこう。生徒や、魔法ユニットを狙って外部から、侵入者が入って来るんだ。それに対抗する為に作られたのが特科クラスなんだ。」

「それって、入学式の時校門脇に、立っていた人達のことですか?」

「察しが良いね。」

「なんで僕が選ばれたのか聞いていいですか?」

「君の検査結果をみたんだ。そしたら、特科クラスに欲しい能力だったし、ちょっと気になる事があったからさ。まぁ、簡単に言うと使える能力だったからってことだ。」

「…………分かりました。」

「じゃあ明日から特科クラスだよ。朝来たら職員室においで。」

「分かりました。では、さよなら。」


なるほどね。魁虎が言ってたのはこの事か。ああぁ見事にフラグ回収しちゃったなぁ。


翌日


「今日は大丈夫だった!」

「やっと起きれたねー」

「………」

「ん?魁虎が妙に静かなんだけど、何かあったの?」

「すまんソウマ。フラグ回収したのは俺だったわ。」

「ああそれ?お前もか。」

「まさか!お前もか!」

「そのまさかだよ。」

「仲間っ!」

「おうよ!」

ガシッ!!

「なんか友情で結ばれてるとこ悪いけど遅刻するよ?」

「おうそうだないくか。」

「早く行かなきゃ!」


僕達は仲良く登校したのだった。

そして職員室でーーー


「ソウマ君。君には、スナイパーと、スパイ擬きを、やってもらいます。まぁスパイの様なことです。それと、魁虎君とバディーを組んで行動して貰います。いいですね?」

「分かりました。」

「魁虎君。君は、ソウマ君の補佐として武装及び必要な物品の転送を担当して貰います。いいですか?」

「分かりました。」

「では、早速お願いします。集合は三十分後です。」

「「はぃ?」」

「ああ、言ってませんでしたね。特科クラスでは、学校での授業はほとんど無いです本当に何にもない時以外は、通信制の学校と一緒なんです。」

「そ、そうだったんですか…」

「授業無いのかと思ったぜ…」

「なので、初任務頑張ってくださいね!」

「「はい!分かりました!」」


〜三時間後~


どうしてこうなったんだ…

狙撃待機中に敵にバレて攻撃を受けて逃走中

そして今敵に追いかけられてる。足首を捻ってもう歩けない


「おい!ここにいたぞ!手間掛けさせやがって。あばよ!あの世で悔やみな!」


銃口が突きつけられる。

嫌だ!まだ、死にたくない!誰か助けてくれ!


「助けてくれ!!」


バァンッ!!


辺りに銃声が響いたーーーー

投稿遅れてすいませんm(_ _)m

前回投稿して1週間程あとに、ケータイが逝ってしまって…

修理に時間がかかって、遅れてしまいました…

次回はなるべく早く投稿する予定です!

誤字脱字あったら、すいませんm(_ _)m


読んで下さった皆さま本当にありがとうございます!

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