15.習作を書き直してみた(その3)
※本章の想定レイアウトは、1行あたり約40字です。皆様の環境もそれに合わせて頂きますと、作品がより楽しめると思います。
「あれっ。居ないぞ…?」
陽介確信。
寝台脇床。
ところが。
床に落下。
衝撃不問。
就寝続行。
暢気我妹。
其処不在。
彼@廊下。
足下微震。
感覚絶対。
妹非落下?
どゆこと?
彼見寝台。
恐はね!
掛け布団。
大寄せ!
足下。
けれどね。
粗雑皆無。
まるでね。
畳まれ。
小夜らし!
寝台↓空間。
在衣装箱s。
妹<平均体格。
それでも。
潜めんな。
首巡。
目に留ま。
姿見>標準寸法。
カ←→テン。
が、それらも。
妹隠不能。
←兄→。
その↓。
不覚死角。
妹座す。
同化空気。
異化其顔。
にやにや。
が、しかし。
視点変更。
兄=男。
在女部屋。
好色物色。
熱心至極。
見方可能。
思い至る。
仰け反る。
自分棚上。
兄無神経。
檄おこ(仮)。
頬染め(正)。
小娘相応。
本遊戯。
早急!
中止良し!
好機到来。
兄⤵。
兄妹相対。
兄未不知。
小夜子確信。
奇襲成功。
剛力招来。
羚羊的両脚。
突出!
陽介眼前。
「ん。なんだ…?」
結
果
か
ら
言
え
ば
、
こ
の
成
功
間
違
い
な
し
に
思
わ
れ
た
小
夜
子
の
罪
の
無
い
悪
戯
は
、
完
全
な
失
敗
に
終
わ
っ
た
の
だ
っ
た
。
更
に
彼
女
に
は
、
自
身
の
無
残
な
見
込
み
違
い
を
嘆
く
暇
も