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月終王竜  作者: 御手洗月
白雪序章
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白雪序章【2026/01/14リメイク】

白雪序章(はくせつじょしょう)

 月が奇麗ですね


西暦二〇一六年十二月。

京都市に在る原込(はらごめ)区は京都で珍しく近代的な建物が多く、私が住み始め進学した高校が在る向原(むこうがはら)は主に住宅地として利用され教育機関が多いです。


進級して高校二年生と成る今年の冬休み、向原から来た原新(はらしん)事務所(オフィス)街と商業地域ですが、私の目的は別に有ります。


『運命の相手』探し。


何故か運命の相手が存在する事と、何時か出会える確信から長年に渡り探し続け今に至ります。


私は『自身の精神が異常な性質を自覚や当然と認識』して居る俗に言う病愛(ヤンデレ)です。


手掛かりの無い事は当然で、今日に至る迄も見付ける事が出来ず、店を見て歩き回り探す陳列窓(ショーウインドー)に映る私の姿が在りました。


身長は百四十八センチに雪肌で『真白の毛』と青眼、髪の横は体の中心で後ろが足首に至る長さで姿を見て少し立ち止まり、私は再び歩き出しました。


数時間後……今日も出会う事が無い儘に時間が過ぎ行き、薄暗く明るい帰り道を通る私の前方にはと或る男性が向こう側から歩いて来ます。


『外見』は真白の毛で下三白(したさんぱく)に赤眼と『縦長の瞳孔』を持つ美形、服装は手ぶら(・・・)に国は何処か不明で西洋な長外套(ロングコート)の軍服を肩に羽織り着て居ました。


……縦長の瞳孔?


然う疑問を持つ私に軍服の男性は、手に持つ(・・・・)剣で斬り掛かりに来た。


男性を見た時点で手に有る(・・・・)剣に警戒して無く、反応が出来ず避け様として後ろに体勢を崩す。


剣が到達する迄の時間に男は剣に衝撃を受け退き、太刀で剣を弾く『黒衣の人』がスノウの前へ守る様に現る。


外見は私と十七歳(同年代)、白肌と下三白に黒い瞳で猫目。和洋折衷の美形に中性的な女顔で真黒の跳毛で少年的(ボーイッシュ)です。


服装は黒革短背広(ショートジャケット)を羽織り、黒革腰巻にスクエア()バックル(尾錠)ベルト()と、左右の帯輪(ベルトループ)に大型な長方形の鉄鎖を鎖鉤(チェーンフック)で二つ付けて居た。


左に鞘を鎖で巻き吊り、左手に持つ小銃(ライフル)と右手は黒刀(こくとう)で薄明るい刃に鍔が真黒の逆十字な太刀を持ち、両腰から引き抜いた事が分かる。


死神の様な黒衣の人を私『スノウ・ホワイト』は運命の相手だと確信しました。

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