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あの瞬間をおそらく一生忘れない

 桜が完全に散ったある日、病院の一室で僕、桜崎蒼矢おうざきそうやは生まれた。

その次の日、僕の初恋の人となる桜田紅葉さくらだもみじは生まれた。

これは僕たち二人の何の変哲もないラブコメディーである…

 生まれてから時間がたち二人は幼稚園児になった。親同士が仲がいいという理由で僕と紅葉はよく遊んでいた。顔が整っていて、優しい性格の紅葉に心が惹かれるのは時間の問題だった。そんな平和なある日、僕の声が全く出なくなった。いろんな病院に行ったが喉に異常はなく、精神的なものだと言われた。

そのことを悲しむ時間もなかった。紅葉が北海道に引っ越すことになった。初めての別れというのは悲しいもので出ない声で必死に泣いた… しかし、悲しいものでそんな感情も時間とともに薄れていった。

 紅葉との別れから何年か経ち、今日は高校最初の登校日。声は出ないが、漫画のような青春を送りたいと考えていた。教室の扉の前に立ち、深呼吸をしてから扉を開けた。すると、いきなり女子がぶつかってきた。

女子:「ごめんなさい、大丈夫ですか?」

僕:大丈夫ではないと言いたい気持ちをこらえて「大丈夫ですよ。そちらこそ大丈夫ですか」といった。

女子の顔を見ると、ある記憶がよみがえった。幼いころに遊んでいた紅葉との記憶を…


本作を選んでくださりありがとうございます。

続きを出していく予定ですのでこれからもよろしくお願いします。

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