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狐のあくび  作者: はしご
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登場人物紹介①

 ここでは主要なキャラクターたちを紹介していきます。また、話が進み次第、新しいキャラクターの紹介などもしていこうと思います。


 これまでの設定のまとめになりますので、興味のない方は飛ばしても問題ありません。キャラへの理解を深めたいと思う方がいれば、是非読んでみてください。


◇魔族陣営◇


【カゲハ・レングウ(獣人・白狐族)】


 狐の獣人の少女。元は普通の高校一年生の女の子、影宮唯葉だったが、異世界に召喚されたことにより、身体が変化し魔族になってしまう。


 その後奴隷となるが、主人を殺し脱走。魔族領にて魔王と出会い、魔王軍最高幹部の一人となる。最高幹部としての名は「魔閃妖狐ませんようこ


 初登場時16歳で、現時点では18歳である。しかし、身長の低さや幼い顔立ちから、中学生くらいの年齢に勘違いされることが多い。


 髪や尻尾の毛など、全て白髪だが、メッシュのような紫色の部分もある。


 睡眠と魔王をこよなく愛しており、特に魔王へ依存度が高く、あらゆる場合で魔王のことを優先する。魔王については饒舌になったり、魔王の前では甘えたり敬語を使ったりする。

 また、魔王を否定する者には強い殺意を、自分から魔王を奪おうとする者には強い嫉妬心を覚える。


 嫌いなものは人族と奴隷制度で、人族を殺すと気分が高揚する。魔王曰く、戦闘狂。


 その戦闘方法は基本的に、魔力操作による身体強化や魔力弾と、刀を用いる。


 基本的に面倒くさがり屋だが、いざやると決めたら最後までやりきるタイプ。責任感も強く、大切な人を絶対に守ろうという強い意志がある。



【ロゼ(悪魔族)】


 本名は二宮遥人。唯葉と同じクラスの少年だったが、異世界で悪魔族になる。それから偶然出会った悪魔族の少女ヴィリアナに騙され、その魂と肉体を交換させられる。


 暗い赤色の髪は腰ほどまであり、ふんわりとしたくせっ毛。魔王と同じ黒い角が生えている。


 昔から「優しい人」になりたいという思いがあるが、人とのコミュニケーションが苦手で、勇気がない自分に対して嫌悪感を抱いている。


 檻に一年近く閉じ込められていたが、カゲハによって救出され、それから魔族領に連れていかれる。魔王の提案で魔王軍に入ることになった。カゲハの直属の部下となり、よって魔力の指導を受けることになる。



【ヴェリアラ・オルファント(悪魔族)】


 魔族を統べる魔王。長い黒髪と、真っ黒な瞳と角が特徴的。その容姿は十六歳ほどの少女だが、実際は何百年も生きているらしい。


 魔族で最も強いと言われており、かつ部下に対する思いやりもあるため、ほとんどの魔族から尊敬されている。人の力や心情を見抜くことに長けており、相手に寄り添う優しさを持つ。絶望の底にいたカゲハを救い出した。


 気さくな性格だが、隠し事も多い。



【レイヴン・オウドレット(鬼人・青鬼族)】


 青い髪と二本の角をもつ男性。長身で体格もよく、山を駆け上がりながら魔物を吹き飛ばせるほどのパワーがある。


 明るく豪快な性格で情に厚く、出会ったばかりのカゲハの事情を聞いて号泣し、彼女を魔族領へと連れていくと誓った。


 いつも元気ではあるが、同時に頭もキレるので、感情的な行動とともに理性的な思惑も同時に存在している。また、反省したり落ち込んだりするときは露骨に現れてしまう。



【オルヴァ・レングウ(龍人・焔龍族)】


 魔王軍の中で最強と言われている老齢の男性。白髪や皺があるものの、その肉体はまだ衰えてはおらず、武術や飛行の技術は群を抜いている。また、魔法にも秀でている。最高幹部としての名は「業火焔龍ごうかえんりゅう


 カゲハの義理の祖父となり、彼女を自身の屋敷へと招く。祖父として交流を深めながらも、カゲハにこの世界の知識を教えたり、戦闘についての指南をするなど、カゲハの師匠のような存在でもある。


 カゲハにおじいちゃんと呼んでもらいたがる。



【メフィル・ヴァーデン(吸血鬼)】


 長い銀髪をひとつに結っていて、メガネをかけた男性。魔王軍第一軍(最高幹部)の軍団長を務めている。その理由は一番統率力があるかららしいが、最高幹部は変わり者が多いため日々彼らをまとめるのに苦労している。最高幹部としての名は「風剣天魔ふうけんてんま


 厳しいようでいて、常に公平に相手を真っ直ぐ評価している。レイスとの戦いで皆を守る選択をしたカゲハをみて、逃げてしまった自分を責めると同時に、彼女のことを最高幹部の一人として認めた。



【シグラス・ヴァント(吸血鬼)】


 最高幹部の一人で、随一の戦闘狂。常にあまり何も考えていないが、楽しそうなことや戦闘についての事になると子供のようにはしゃぐ。



【ルナ・メタリル(獣人・兎族)】


 最高幹部の一人で、カゲハと同じ獣人の女性。カゲハとは違って戦闘力はなく、その魔導具制作の技術を買われて最高幹部となった。



【セイラ・ニールノリア(エルフ)】


 最高幹部の一人で、回復魔法を得意とする少女。弱々しい性格で、いつも緊張したように喋っている。



◇人族陣営◇


折宮おりみや花乃かの


 唯葉カゲハの幼馴染で、親友。


 いなくなった唯葉を探すため、勇者の一人として魔族と戦うことを決意する。


 固有魔法は転移魔法。しかしその力を使う度に多くの死者が出ることから、自身の力を恐れるようになる。


 同じく幼馴染である桐島翔斗に好意を抱いているが、翔斗の好きな相手が唯葉だと思い、その感情を隠すようになった。


 唯葉を見つけたい気持ちと、唯葉がいないことで翔斗が自分を見てくれることへの喜びに、葛藤を抱いている。



桐島きりしま翔斗しょうと


 唯葉と花乃の幼馴染。


 クラスの中心人物であり、召喚された際も混乱するクラスメイトたちを落ち着かせて、行方不明者を探すために一致団結させた。


 勇者の中でも特に優れた能力を持ち、最も多く戦闘に参加している。しかし、カゲハとの戦闘を経て、魔族への価値観に迷いを持ち始める。


 彼の好きな人は既に何人かのクラスメイトにバレているらしい。



一瀬いちのせ詩織しおり


 唯葉との中学からの親友。


 普段から落ち着いている大人びた性格で、仲の良い四人組の中では最もしっかりしている。四人のまとめ役のような立場になることが多い。しかし、実は結構辛辣なことを言う。


 物事を冷静に判断することが出来る反面、いざと言う時は思い切った行動をすることも。


 異世界に来て以来花乃と話す機会が減り、心配している。



静原しずはら凛子りんこ


 唯葉との中学からの親友。


 物静かで引っ込み思案な性格だが、自分の思ったことははっきりと言う。


 詩織同様、花乃のことを心配している。異世界に来てからは、基本的に詩織と行動を共にしている。



【レイス・ミクシード】


 人族最強と言われている魔法剣士。


 各国の王に対しても軽薄な態度をとるが、その端正な容姿と実力から、多くの女性からの支持が厚い。


 その実力はカゲハが手も足も出ないほどであり、魔王と同等かそれ以上だと言われている。



◇その他◇


【セレネア(獣人・赤猫族)】


 カゲハが奴隷だったとき、その屋敷の奴隷のまとめ役を担っていた。しっかり者で優しい性格をもち、苦しんでいたカゲハのことを何度も気遣っていた。


 カゲハによって奴隷から解放されてからは、仲間たちと共に魔族領を目指し、道中カゲハと再会したことで無事魔族領へと避難することができた。



【ヴィリアナ(悪魔族)】


 ヴェリアラの妹。人族の村の近くにある森の中で、檻に監禁されていたが、偶然出会った遥人を騙してその魂と肉体を入れ替えることで、逃げ出すことに成功した。


 以前は魔法使いとして旅をしていたらしいが、その真偽は分からない。


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