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幼馴染は魔法使い?

 





「俺、魔法が使えるんだ」


 そう言うと黒い瞳に涙を溜めながら私を見つめた幼馴染の彼は魔法学園へ入学する事になったんだと告げた。


 私の住んでいる国では魔力持ちだと発覚すると力をコントロール出来る様にする為に魔法学園への入学が義務となっている。

 もちろん魔力がない人間が通う事なんて出来ないし学園の場所も生徒以外は見つけることが出来ないようになっているので会いに行くことも出来ない。そんなところに大好きなレオが行ってしまうのがとても悲しかった。


「いつ行くの?それまでは毎日遊べる?」


「明日には出発しなくちゃいけないんだ」


 会えなくなる事が悲しくて泣き出してしまった私をみたレオは泣くなよー!と言いながら私の手を握ってくれた。宥めてくれるレオを見ると彼の目からも滝のように涙が流れていて思わず笑ってしまった。




次の日、レ家が隣同士の私たちは親同士も仲が良く、家族全員で彼の見送りをすることになった。


「」



 10歳の頃に交わした約束だったけど私にとってはこの言葉は将来の約束をしたのだと疑うこともなかった。



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