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エッセイという名の文章(なろう関連、映画関連、その他)

象徴詩の評価ってさ

作者: レモネード・イエロー


 なろうで詩を投稿していて、あるいは読んでいて、なんとなく思ったこと。……だけど、ほんとになんとなくの想像だから、現状を曲解した大いなる幻想の可能性もあるから……、「詩を楽しもう」とでもいう架空の投稿サイトでのお話と思ってくれてもいいや。


 おもしろい詩って、意外とポイント評価が低いのかもしれなくて、そこにはある必然性があるのこもしれない……

 それは、「読まれない」ということではなく、むしろちゃんと「読まれてる」のかもしれなくて。

 思うに、5:5 の評価を入れられる詩って、ある意味では単純なのかもしれない。なにも引っかからず、評価に迷うことがない。だから自信をもって評価できる……ってことなのかな、と。(同じ理由で感想も書きやすいのかも。)

 で、とりあえずブクマだけつけてスルーするか、3:3 とか、無難なポイントを入れとくか。読み込めてない人間がイッチョマエに 5:5 評価だなんておこがましい、と思うのかもしれない。

 つまりそれは、ポイントの低い作品ってのはしっかり読まれたうえで、高評価を断念された可能性があるわけで、しかもそれは作品の質そのものよりも読者側が自分の読解力を考えての遠慮によるものかもしれなくて……、作品としては、その低評価はむしろ、「評価を迷うほどの良作」「そこまで読者をひきこめた」「簡単に解にたどり着かせない巧妙な作品」という高評価なのかもしれない。



 ちなみに、私は逆に、私の感覚じゃうまくつかめない詩に 5:5 の評価ポイントをつけることも多いけど、それは投げやりってわけじゃなく、深みがある、読み応えがあるっていう意味で。

 そういうのって、雰囲気で読んでるとか、「難解」とかいってありもしない高尚な性質を貴んでいるとか言われるかもしれないけど、でも、詩ってそういうものじゃない。想像というか……詩は音の羅列にすぎなくて、もっといえば、記された詩は文字の羅列にすぎなくて、虚構なのだから……。

 ひかれはするけど深みはないなっていうのは、逆にブクマだけかな。悪いところも見当たらないから低評価つける理由もなく……。好きだけど惜しいなってものには、すこしだけ低めの評価をつけることも。




 ということで。

 象徴詩人のみなさんには、臆せずに難解な詩を出してってほしいと思います。

 いや、そもそも「難解」って……、「解」なんていうちっぽけなことを気にしてる時点で損なのですがね。読むな、聴け、眺めろ……ですから。




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