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深夜の駄文シリーズ

感想にもの思う

作者: 押根こむる


これはあくまでも一個人の意見であり、異論はおおいにあるだろうと思います。

でも、深夜のテンションで言ってしまう。




 筆者は、興味を引かれたエッセイの感想欄をのぞきにいくのが好きです。


 参考になる議論やくすりと笑えるコメント、その感想欄含めてひとつの作品として世界観を作り上げてしまっているような機転のきいた感想と返信――とても心踊る時間です。


 しかしその一方で、あまり好まない種類の感想も存在するのですね。






・言葉づかい、内容がなんだか攻撃的


 こんなのはいまさら言うまでもないことですが、最低限のマナーは守りましょう。


 ネットでなら好き勝手に振る舞ってよいということはないし、いや、自分リアルでもこんな感じだしというのならなおさら問題ではなかろうかと思います。


 ざっくばらんで飾らない俺は、別にかっこよくありません。あと、正直に意見を述べるにしてもそれがマイナス方面の意見だとしたら、なおさら伝え方をよく考えなければただの誹謗中傷になりかねないのであまりおすすめできません。






・やたら自分語りをしたがる


 体験談的なエッセイへの感想に、共感(あるいはその逆)した根拠として似たような自分の体験を交えてコメントするのは全然問題ないと思います、ええ。


 ただ、あまりにもそれを詳しく語りすぎたりしているような場合は、はたしてそれは感想というのだろうか? などと疑問に感じたりはしますが。どうかほどほどにお願いします。



 一方なろうエッセイジャンルで大人気の、なろうについて語るエッセイ(テンプレはクソだ、批判はしないで、優しくしてあげて! PVを上げるには、妖怪怖い……などなど)の場合はというとですね――……


 感想欄で自分語りして一体なんになるの?


 テンプレのここにもの申したい!って内容に「自分まさにそんなテンプレで書いちゃってますね(汗)。こんな設定でこれこれのチートで~~」とか、自虐からの「そんなことないですよ~」って言ってもらうためのポーズ? それ、ほんとうに感想ですか?



 あと、「自分はこれこれの作品を書いてなんとか日間ランキングに入った程度で~~」とか、自慢? 「すごいじゃないですか! ○○さん全然底辺作家なんかじゃないですよ!」とほめてもらうための謙遜? 筆者の感覚から申し上げるとむしろ嫌味に近いですね。


 過ぎた自分語りは、感想ではなく、エッセイとしてまとめるなり活動報告で思う存分語るなりしたほうがよろしいのではないでしょうか。






・評価させていただきますね!^^


 そういうの、いらない。


 他でもない自分が評価してやったんだから感謝しろとおっしゃる。なるほど。


 あ、いや、たしかに、誰がポイントを入れてくれたのか、どのタイミングで入ったのかとかを知りたい作者さんにとってはありがたいのかもしれません。感謝の気持ちって、大事です。









番外:

・感想ありがとうございます、後で貴君の作品も感想、評価しに伺わせていただきますね♪


 そういうの、できれば書かないでほしい。


 その人のスタンスとして、感想をくれた相手には興味を持って読みに行く、感想をもらったからにはこっちからも感想を書く、というのを否定する気は一切ありません。コミュ力あるって素晴らしいことです。でも、それって、わざわざ宣言することではないなあと思います。


 筆者みたいなひねくれものは、なんだかこっちが強制したみたいで申し訳なくなるし、ちょっと押し付けがましいよね、などと感じてしまうのです。


 あと、わりとなろう内でメジャー(かもしれない)な意見である「感想が欲しければまず自分から書こう」ってやつも、その感想は、作品に心動かされたから書いたのではなくて、見返りとして自分の作品に感想を書いてもらいたいから書いたの? と感じてしまう派なのであまり共感しておりません。


「感想がほしいから他の相手に書くことでお友だちの輪を広げて感想をもらえるようになった」ではなくて、「自分は感想がほしいしもらったらうれしかったから、おもしろいと思ったものには積極的に感想を書いているうちに交友関係が広がっていた」のほうが、考えかたとして健全だよね、と思うのです。





 ならばそんな感想読まなければいいじゃない、とおっしゃる。

 お説、ごもっともでございます。でも読まないとその感想がどんな感想かわからないのよ……。




なんかいろいろあって疲れたので、夜中くらいは普段厳重に被っているきれいなこむるさんの皮をパージしてもいいじゃない、と思った。反省している。






正直に申し上げると、まだ10枚は皮を被っている。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  御作品に目が留まり、私に足りなかった視点はこのようなものだったのかと、三度は読み返しました。  褌を締め直す、襟を正す、  そのような言葉が、頭をかすめます。  私は、感想を書き…
[一言] もっとみんな粋に行こうぜ! そんな無粋なこと言ってないでさ。 ってことですよね。 私もそう思います。
[良い点] 「こういう考え方もあるのだ」  と純粋に思わせていただきました。  飾りの無い言葉がむしろ気持ち良い程です。 [気になる点]  残り10枚の皮。 [一言]  私は感想をいただけると喜びのあ…
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