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没落令嬢は護衛騎士と旅に出ます  作者: つきのくみん
第3章 アストリア王国編
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47 国境を通るには

 今日中に何とか国境の街サーベルンまで行き、明日には国境を越え、隣国のガルディア王国に入る予定だ。

 国境は、夜間は封鎖されているが、それ以外は良好な両国関係を反映し、通行証を見せればスムーズに通れることになっている。


 通行証は、王都か中核都市で事前に人数分を申請すれば良い。発行手数料、通行料は取られるが、有効期間内に使えば良く、天候などに左右されやすい庶民の旅には便利だった。

 もちろん、貿易商人等の国と国とを跨いで仕事をしている人は、毎回申請する必要はなく、それなりの金を払い、年に1回、手続きをすれば良い。


 ただし、犯罪者や危険人物には通行証は発行されないし、仮に事前に発行手続きを済ませていても、手配書が出回るため、国境の検問所で国境警備隊に止められてしまう。


 また、それとは別に、有力貴族等が人を探している場合、犯罪者等の手配と同様に、その探し人の手配が、国境の検問所も含め国内の関係機関で徹底され、その場に足止めをされてしまう。

 クルーガー侯爵のような有力貴族に、マリアが手配されてしまうのをルーファスやマレーリーは恐れていたので、早めの旅立ちを促したのだった。

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