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夜凪宗太の日常  作者: masa
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第5話

チャイムが鳴り生徒達はそれぞれの席に着いたところで教室の扉が開く。

「は〜い。みんな席に着いてね〜。HRするわ

よ〜」


「今日から1年間君たちの担任になる

巻 日向子よ。よろしね。」

とウインクをすると奏を筆頭に男子がガッツポーズをし、それを女子達が冷ややかな視線を送っていた。


「それじゃあ、次は出席番号順に君たちの自己紹介をしてね。」


それから、自己紹介が進んでいき奏の番が回ってきた。


「相馬 奏です!好きな事はナンパ。嫌いな事は

勉強!以上です。」


奏の自己紹介が終わるが、周りの女子達の目の温度が2度下がった。


そして、自己紹介がつつがなく進んで行くが途中で止まる。


止まったところで日向子が口を開く。


「え〜と次の子自己紹介お願いします。」


と言った。


「柊 綾音です。よろしく。」といったところで

日向子が

「他に何かないんですか?」というが

綾音は

「特にありません。」と言い口を閉ざした。


日向子は慌てた感じで

「それでは、次の子お願いします。」

と言い自己紹介が進んで行き、宗太の番が回ってきた。


「夜凪 宗太です。好きな事は身体を動かす事

嫌いな事は、弱い者イジメ。以上です。」


そして、自己紹介が終わり日向子が口を開く。


「みんな、1年間仲良くしてね。それでこの後は

始業式があるので体育館に移動してね。」


と言い教室を出る日向子に続いて生徒達も教室を

出て行く。


宗太が教室を出ようとしたところで奏が近づいてきて、


「やったぜ!宗太。日向子先生が、担任だぜ!」

と言い宗太が

「そんなに嬉しいのか?」と聞くと、


「当たり前だろ。男の先生より女の先生の方が嬉しいに決まってんだろ。それに、美人でスタイルもいいときたもんだ。これでテンション上がらなかったら、男じゃねーよ」

と言うと宗太は、


「そんなもんか?俺としては誰でも

いいんだがなぁ。でも、出来れば強い奴

の方がテンションは上がるな」

と言うと、信じられないという目で奏が見ていた。

そして、奏が


「お前、生まれてくる時代間違えてんじゃねーの?」と言うと少しの間を置いて宗太が



「そうかもな。」と言い歩みを速めた。


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