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第1話
稽古が終わり、軽くシャワーを浴びる為に浴室へ向かう宗太は今日の組手について考えていた。
(組手とは言え今日も勝てなかった。あのまま続けていても負けていた。やはり師匠は強いな。)
1人で考えてたらいつの間にか浴室に到着していた。
シャワーを浴びた宗太はリビングに向かう途中に宗次郎ではない気配を感じたが、特に気を引き締めることなくリビングに入る。
「宗ちゃん。おはよー。」
「朱莉か。おはよう。」
リビングにいたのは間宮 朱莉といい宗太とは小学校からの所謂、幼馴染と言う人であった。
「宗ちゃん。朝ごはんできてるよ。」
「いつも、すまないな。」
「いいよ〜。いいよ〜。好きでやってる事だから。」
するとそこで、宗次郎が入ってきて、
「おお〜。うまそうな飯じゃな。」
「あっ、おじいちゃんおはよーございまーす。」
「おはよう。朱莉ちゃん。」
こうして、朝の一幕があがる。
短くて中途半端ですが、これからも宜しくお願いします。




