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運命変革デウスエクスマキナ  作者: 読書家の猫
1/5

第1話「これは現実でしょうか?」

【注意】一部手直ししたところがあります。

「俺は認めねーぞ!。」

俺はそう宣言した。

「しゃーないだろ、作者さんがそう書いたんだから。」

またいつものことだと、すました顔でこいつは受け流す。

「この世はそんなもんっしょ?。」

ポテチをバリバリ食いながらこいつも言った。

俺は竜崎悠(りゅうざきゆう)、ただの高校1年生だ、純度100%、ほんとにほんとだよ?。

今この部屋で話してるのは、この部屋の持ち主であり、俺の親友の秋川彰信(あきかわあきのぶ)と、ポテチを食ってるのは坂本大(さかもとだい)だ。

俺たちは今、最近よく見ているテレビアニメの「絶対王軍ブレイヴレギオン」で最終回に、最後に主人公の身代わりにヒロインが、消えてしまい、主人公はこの後、一人で生きていくという、

あんまりにもひどい終わりで、俺は嫌だということを言ってただけだ。

どうしても、俺は諦めきれないし、消す意味も分からない、そして、今日彰信たちが帰ってもずっと思っていた。

彰信たちが帰る少し前、あいつらにこんなことを言ってた。

「なぁ大。」

「どうした、彰信。」

「もし世界が変わるって聞いたらうれしいか?。」

「どうだろ、変わるもんなんかな?そもそも。」

変わるものなら変えたいさ。

こんなつまらない世界。

そして、こんなにもやっとした思いを残したまま彼らと別れ、家路を自転車で走った。

そして、いつものように我が家で飯を食べ、いつものように風呂に入り、いつものように寝ようとした。

だが、布団に入り、眠りかけたその時、どこからか、バキバキと何かが割れる音がした。

しかし、俺は眠気に負け、そのまま寝てしまった。

その間に世界は変わってしまっていた、気づくのがすでに遅すぎたんだ。

いや、気づいていても、どうしようもないだろう。

目が覚めて、それを自覚した、それは些細なことで気づいてしまった。

なぜなら・・・。

「・・・なんで俺のカバンにパソコンなんて高いもんがあるんだ?。」

ちょっと整理しようか・・・

昨日寝る前に時間割を確認して、しっかり用意して寝た、うん、あってる。

そうだ、まだ寝てるのか!なら!。

そう思い俺は自分の頬を抓る。

「あいでてててって!?夢じゃねぇ!?。」

かなりに困惑した。

「え、どういうことなんだ!?なんでここにパソコンあるんだ!?。」

俺は鞄の教科書を探したが、見つからない。

だが、棚には、今日の時間割ではない歴史の教科書のみ残ってた。

だが、表紙が変わってる、謎だ。

パラパラと軽くめくってみると。

「・・・おいちょっと待て・・・こんな歴史見たことないぞ!?

誰だよ、アスペソパン・ロマニアって・・・。」

見れば見るほど、今までの歴史が、別物に変わっていて、近代になんて、聞いたことのない話ばかりだ。聞いたこともない町や、事件、戦争もあった。

この世界そのものがおかしくなったんだ!。

いったい、何が起きようとしてるんだろう・・・。


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