第84話 水上での・・・
大体カルミアの体重は3ケ(;゜Д゜)「言うな!!」
「ふう、やっと着いたか」
「ものすごくギシギシいってましたもんね」
「うう・・」
カルミアの重さで道が思いっきりめきめき音を立てていて、いつばきっと折れるか恐怖だった。
当の本人であるカルミアは完全に涙目状態である。ものすごく恥ずかしかったそうな。
「どうせわらわなんてわらわなんて・・・」
さすがに可哀想になってきた。なんか端っこで体育座りみたいになっていじけている。蛇の部分が長いので、おそらく人でいうところの脛当たりから先はとぐろを巻いていたが。
「ほら、カルミア泣くなよ」
「へ?」
カルミアの頭をなでる。なんか子供みたいにいじけているからついね。
「人には誰だって恥ずかしいことがあるさ。無理しなくてもいいんだぞ」
「ら、ラル殿~~!!」
思いっきりカルミアが抱きしめてきた。って、タンマ!タンマ!!
体全体を巻き付けるな!!手足が拘束されて動けないんですけど!!なんか骨がミシミシ言っているような気が・・・・。
「カルミア!ラル様がそのままだと死んじゃうよ!!」
「ふぇ?・・・あ、すまんのじゃラル殿----!!」
半分ぐらい意識が持っていかれたところで何とか解放された。
危うく絞め殺されるところだった・・・・。この体不死身のようだから死なないかもしれないけど、精神的には死にかけているぞ・・・主に胸を押し付けられて。中身はまだ高3男子だからな・・・・。
蛇の締め上げる力は大体アナコンダで500キロから1トンぐらいらしい。
ネット調べなので正確ではないですが・・・・・。
カルミアの場合は体の大きさから考えて約200倍ぐらいと考えてもらえれば・・・・。多すぎるかな?誰か詳しい人いませんかね?




