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第27話  金棒進化

短め

「あのガイモンキさん」

「なんだよ」

「なんか金棒が変わっていませんか?」


 翌日、俺たちは首都を出る前にガイモンキさんに鍛えてもらった金棒を受け取りに来たのだが。


「おうよ、少しグレードアップしたぜ!!」


 なんか金棒が進化していた。


 全体的に前よりやや大きく、先端についているとげとげも鋭くなり、さらに、


「なんか持ちやすくなったような・・・。それに振り回しやすい」

「ふっふっふっふっふっ、なーに、ほんの少しだけ持ち手を調整しただけよ。それに、鍛え直す際に材料が根本から変わっているからな」

「それ鍛え直すというよりも、作り直してませんか?」

「まあ、細かいことは気にすんな!俺っちのサービスだサービス」


 前よりも重量が増えているらしく、むしろ扱いやすくなったからいいけど・・・・。


「そうだ、その金棒に名前でも刻んでやろうか?」

「いや、別にいいかな」


 下手に今決めたら後ですっごい後悔しそう。


「それでは、俺たちは旅立つので」

「おうよ!!またここに寄れたら寄れよ!!」


 そうして、金棒がパワーアップして、俺たちは首都を出たのであった。



「次はどこに行こうか?」

「そうじゃの;・・」

「また金棒倒しで決めません?」



 パワーアップはしたものの、金棒の扱いは変わらないのであった。


 ちなみに今度は山の方角だよ。山越えしろと?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 首都のある一角。そこには呪いの巨人の残骸が集められていた。


 呪われていた武具はすべて回収され、もうないはず・・・だった。


 しかし、1本だけ残っていた「それ」はもう呪いこそはないものの、なぜか自分の意志を持っていた。


 「それ」はまず、自分を直してもらうために鍛冶屋へ自ら行くのであった・・・。

山か・・・・

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