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第16話 村から出発

短め

カルミアが新たに加わったその翌日、俺たちは村から出ることにした。


「お世話になりました村長さん」

「いやいや、こちらこそ色々助けてもらったので、こちらがお礼を申し上げたいところじゃ」

「いえ、俺たちはただ少し手助けをしただけです」


ゴロツキたちを倒したり、ゴブリンから村を守ったり、元凶だったカルミアを倒して仲間にしただけだ。


「それでは、またこの村に立ち寄れたら是非来てください。今度は歓迎をいたしますので」

「わかりました。また近くに来れたらよりますよ」


そうして俺たちは村を出たのであった。





「ラル様、次はどちらに向かいましょうか?」

「うーん、カルミアはどこかお勧めない?」

「わらわはあんまりわからないのお。というか、なんでわらわに乗ってるんじゃ2人とも」


カルミアの下半身の長い蛇の背中に俺とソティスは乗っていた。


「だってなあ、なんか楽だったからな」

「楽ですもんね」

「わらわはケンタロスや馬のように背中に人を乗せたくはないんじゃが・・・、まあ、ラル殿ならいい。だがソティス、お主はだめじゃ」

「なんでですか‼︎私だっていいでしょう!」

「わらわはラル殿に負けたからラル殿が乗ることには不満がない。だが、お主はわらわとは戦っておらぬじゃろ‼︎」

「だったら戦ってみますか?私も魔法が使えますからね。あなた1人の専売特許じゃないんですよ?」

「上等じゃ!だったら今すぐ」

「おい2人ともやめろ」


ゴッ!

ゴスッ‼︎


喧嘩し始めたので、魔法を使用する前に俺は平和的に(ゲンコツ)でおさめた。


「ラル様痛いです・・・」

「ラル殿容赦ないのう・・・」


2人とも涙目になっていた。


流石にだいぶ力加減が分かってきたので、たった一つのでかいたんこぶですむようになったな。


とりあえず、適当に気が赴く方向へと俺たちは進むのであった。


「また喧嘩したらまた平和的に(ゲンコツ)おさめるからな」

「はい」

「わかったのじゃ・・・」


別に毎日投稿じゃないよ。

たまに止まったりするよ。

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