表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
125/135

第109話 中央都市アタデルベの後始末

ほぼ説明会みたいなかんじ

 バンボーノがDと呼ばれる魔導兵器(マジックウェポン)を使用してクーデターまがいのことをしてから3日。


国の守りを担当する防衛大臣でもあったバンボーノが第1,2王子を殺害し、第1王女のルーン姫の殺人未遂や国王モンノの暗殺未遂などを起こしたことは国に衝撃をもたらした。


国王は直ちに補佐官とともに緊急会議を開き、一斉調査。その結果、今回の事件の首謀者はバンボーノであるのだが、どうやら裏に誰かいるようなのが分かったという。


 あの魔導兵器(マジックウェポン)を開発した研究室はすでにもぬけの殻であり、何を材料にしたかなどについては、がれきの山から解析するはずだったが、思った以上に複雑らしくて結局不明。


 そのままにしておくと兵器転用されてまた厄介ごとになりそうだったので直ちに回収して焼却処分となった。


 また、国王の座を継ぐはずだった第1,2王子は殺害されたが、実は国王に隠し子がいたことがカミングアウトされた。というかいたのかよ!!


 結構まじめそうな感じだったのだが、昔かなり遊んでいたそうな。


・・・ハゲになってきたのって昔の生活習慣が原因じゃないのか?この世界にも生活習慣病みたいなのがあるらしく、カルミアから少し教えてもらうとその可能性は高いそうな。


 おかげでその隠し子の方に王位継承権が与えられ、ルーン姫は自分が継がなくてもいいかもしれないことに喜んでいた。一応王女だよね・・・?



そんでもって俺たちはなにやらごたごたしているようなので、さっさとここから出ていこうとしたのだが、国王様が今回の事件を解決してくれたお礼にと、めちゃ高い宿に1週間ほど滞在させてくれたのである。


 せっかくなのでもらえるもんはもらっておくかと思い、しばらく中央都市の名物などをめぐって楽しみました。


 あの巨大ロボみたいなのに破壊されたところはすでに復興が完了していた。破壊された範囲がまだ狭かったのが幸いだそうだ。


 それにしてもすぐに復興とは・・・・すごいな。




 騒動から1週間がたち、そろそろ宿からでて別のところへと行こうとした時だった。


「ラルさん、招待状ですよ」


 どうやら落ち着いてきたので改めて表彰式とやらをするつもりのようだ。


 うーん、宿はありがたかったけどここまでしなくてもいいんだけどな・・・・。


 まあ、出席することにしたのであった。









何かもらえるのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ