表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

マネージャーの憂い


江藤が準主演、飯野がヒロインのドラマは、順調に視聴率を伸ばしていた。


そんな時、江藤のマネージャーが、江藤に真剣な話があるから今度、飲みにでも行こうということになった。



その日ー。


マネージャーは、先に店に入り、飲んでいた。やってきた飯野に話始めた。


「江藤、改まってなんだが、ホントに、お前が誇らしいよ。うちのタレント事務所で、ここまでの活躍は、最近では珍しいからな・・」


「本当に、ありがとうございます!この勢いをキープして、いや、それ以上に、これから活躍してみせますよ!」


江藤が力強くいい、二人は乾杯をした。

「しかし、江藤、敢えて言わせてもらうが、私から見て、お前は、まだポテンシャルを出し切っていないな・・。ここで終わるか、この先、お前が輝けるかは、私が思うに、お前の人生経験や、何からに対する想いが左右するだろう・・お前、今、32だよな。いい年齢だよ。男としては、特にな。やりたいこと、見たいもの、触れたいものに、貪欲に手を伸ばしてみろよ!」

「わかりました!貪欲にですね!!」


江藤が演技ががった仕草で気取って言った。


笑い合う二人。

しかし、その時、神妙な顔になり、マネージャーが言った。


「前に、お前が話してくれたよな。原田さんが、飯野さんにに夢中なことを。実はな、いや、知ってる人は知ってる話なんだが、あの飯野さんの婚約者の若手社長、飯野さんと婚約した後も、女関係に縁が切れていないらしいぞ・・まぁ、つまり飯野さんという婚約者がいながら、ヤリタイ放題だよ、言い方が悪いがな・・」


「そうなんですか!?!」


江藤は、同様を隠せなかった。


そして、マネージャーと別れた。家に帰ろうとする江藤の携帯が鳴る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ