表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

その男、何かを・・・


この広い世界には、生きていくこと、食べていくことすら、ままならない人達が、どれだけいるのだろうか・・・


映画やドラマなど、そんなエンターテイメントが、普及する国は恵まれているのだろう。しかし、そんな国でさえ、様々な格差があり、つまるところ、人間は、自分の接する世界だけが、確かな現実なのかもしれない。



さて、この話は現代の日本において、芸能界を舞台に繰り広げられているものです・・・。



そう確かにドアは、開いたのだ。


彼は、顔を見せた。

原田が出てきた。


「親愛なる、江藤、よく来てくれた・・まぁ、入れよ」


そう言って、原田は江藤を中に、招き入れた。

原田は、大分、やつれていた。江藤は、そんな原田を見て唖然として黙ってしまった。

原田がポツリと言った。


「お前ほどの容姿や、背丈があればな・・」


江藤は、身長が180あり、女性受けする顔立ちだった。実際、学生の頃から比較的モテる方だった。


江藤は、それを聞いて黙ったが、しばらくして言った。


「原田さん、本当に、ゴマすったり、御世辞いうわけではないんですけど、原田さんも容姿は、そんな悲観するほど悪くないし、背だって低くはないじゃないですか」


確かに、そうだった。原田は俗にいう不細工ではないし、背丈も低くなかった。


「まぁ、身長も175は、あるかな」


またポツリと、原田が言う。


江藤が、間髪入れず、言った。


「確か、飯野さんって、身長164くらいでしたよね。それって、面と向かって抱き合ったり、ベッドの中で、どんな体位をしても、抜群の安定感の相性ですよ!」


それを聞いて江藤が、笑った。やつれた顔だったが、大声で、爽やかに笑った。


「原田さん、笑顔もイケてるし!!」


またまた、原田が笑う。

江藤も一緒に笑った。


なんだか、原田の笑顔に、江藤は救われた気がした。


役者として、救ってもらったのは確かだが、原田には何かある、俗にいう「もってる」人間だと感じた。


原田が、ふいに言った。

「江藤、本当に、ありがとうな」


「礼を言わなきゃならないのは、こっちの方ですよ」

二人は、その後に、酒が入り、色んなことを語った。


夜な夜な語り明かしたのだった。

江藤が、原田に話した内容は、あくまで原作者の勝って気ままの産物で、ございます・・。この作品においては、今後も、そのような節が、内容自体にも、多々あると思うので、続けて読んでくださる方は、御了承のほど、宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ