真神戦争
「反乱の知らせが都に届いて二日が経ちました……。現在大来名殿が率いる軍勢の数は8000に増加。その後も数は増大しています」
「12人貴族の内から離反者が出なかったのはよかったが……。やっぱり、真教布教に納得できていない民はそれぐらいはいるってことか」
厄介な話だな……。と、征歩は政子から告げられた敵軍の状況に眉根を寄せる。
「何よりも厄介なのは、高草原からも少なくない神々が、その戦いに挑む軍に加護を与えている頃です……」
「流刃天剣主様からはなにか神託があったか?」
「それが……現在は高原神社でも、神託が受け取れない状況のようで……」
「そうか……」
神々も俺たちを見放したのか? そうつぶやき天を仰ぐ征歩に、彼に仕える12人の貴族たちは歯を食いしばる。
都に存在する正規の兵士たちの数は、せいぜい4000。古代の、それも発展途上でありながら、この規模の国では破格の数の軍勢だろう。が、だとしても敵の数が二倍近いというのは絶望的な情報だった。
こちらは職業軍人に対し、あちらは神を捨てられなかったただの民草が集まっただけの軍だという、有利な点も存在するが、そんなものはこの数の前には関係ない。
一人一人の戦闘能力が高かろうが、数で押しつぶされれば意味はなくなるのだから。
なにより、
「民を攻撃するのですか……」
「…………………………………」
そう。彼らは決して国に反旗を翻したわけではない。
この国を作り守ってくれた神々を裏切れず、真教の存在に異を唱えんと立ち上がった、罪なき民たちだ。
むしろ日ノ本神話体系にとっては、征歩たちこそが自分たちの存在を脅かす悪であり、排すべき存在なのだろう。
「…………………………………」
いま、どんな考えが征歩の脳裏ではよぎっているのか、正直俺――賢者の石にはわからなかった。
征歩はそれほどまでに疲れ切った顔をしていたからだ。
ここ数日。こうならないために彼は関係各所に奔走していた。
中には、征歩の説得に応じ、真教布教に協力の意を表明してくれた人もいた。
だが、その人物はいま、大来名が率いる軍の末席にその名を連ねている。
お前がやったことなんて全部無駄なんだよ。そう言わんがばかりの裏切りに、征歩の心は疲れ切っていた。
「陛下……………」
だがそれでも、国は彼に決断を求めてくる。
彼に、国の行く末を決めてもらいに来る。そんな催促が含まれた言葉に、征歩は小さくかぶりを振った後、
「少し……一人にさせてくれ」
力なく、そう答えることしかできなかった。
…†…†…………†…†…
「どうすればよかったのだと思う?」
「………………………………………………………」
「どうすれば、この戦いを回避できたのだと思う?」
どこか虚ろな、征歩の問いかけに、俺は答えてやることができない。
それはこの場に呼ばれた面々も同じだったようで、政子・武志・呉燈・望戸も、そろって無言を返答として、征歩に返した。
彼らは知っていたからだ。征歩がこれ以上ないほど頑張っていたことを。
征歩がこの国を二つに裂かないため、ずっと走り回っていたことを。
征歩があれ程頑張ったのに、戦いになってしまったのであれば、それはもう仕方なかったのだと……彼ら全員が思っていた。
だが、今の征歩はそんな言葉を欲してはいない。
神がごとき最善の一手が、他になかったのかと、誰かにすがっているだけなのだ。
今攻めてきているバカどもは、こいつのことを大宗教に恭順した、売国奴だと罵っているが……。どうして、この征歩の願いを心の底から受け取ってくれなかったのだろうか。
征歩も自分たちと同じように、国のためを思い行動しただけということが、どうしても彼らには伝わらなかった。
「おまけに……神は我々に死ねと申されているみたいだしな……」
そう言ってニヒルの嗤った彼に、他の面々は、今度こそ心配そうな顔を浮かべる。
それはそうだろう。この土壇場になって、いつもなら鬱陶しいぐらい声をかけてくる神たちの、神託の途絶。
それが征歩には思った以上に堪えているらしい。
お前の行いを神々は認めない。
神々と近かったこの国の神皇だからこそ、そう言われたに等しいこの仕打ちは、神々の死刑宣告に思えた。
だから、それを受けて心底辛そうに笑う征歩を見て、
俺は思わず歯を食いしばった。
「ふざけんじゃねぇ……」
「?」
俺たちが、自分の息子たちに信じてもらえなかったことが、何よりも悔しくて。
「俺たちが……お前たちに必要なものが広まったからと言って、大人気なく怒り狂うような……そんなみみっちい器のやつに見えんのかよっ!! 神様舐めてんじゃねぇぞ、征歩っ!!」
「だ、だが……実際声が聞こえぬではないか。……流刃天剣主様も流慰天瞳毘売様も、誰一人として答えてくれぬではないかっ!!」
俺の叱責に、怒号を上げて立ち上がる征歩に、他の面々は慌てて彼を落ち着かせようと、征歩に駆け寄る。
だが、俺はそれでも声を大にして叫ぶ。
流刃達はお前を見捨てたりなんかしないと……叫ぶ!
「なんであいつらが、俺の高草原からの再降臨を、あっさり許したと思ってやがるっ!!」
「………………………なぜだ?」
「お前のことが、大切だから……いざというときに何とかしてくれると信じている、俺をお前に送ったんだろうがっ!」
「っ!!」
征歩は息をのみ、そのまま氷結する。そんな征歩に俺は言い捨てた。
「俺たちを信じろ。俺達を願え……どうか助けてくれと。あなたたちを裏切ることになるのかもしれない。でもこの国には絶対必要な力だからと……真教を広めるために、神の力を借りる覚悟を決めろっ!」
結局のところ、今回の問題の根源はそれだ。神への裏切り。神への冒涜。だが、それを神々が許したとするならば、どうか?
「お前の一人立ちは失敗すらしていねぇ。まだ始まってすらいないんだ……征歩。だったら、最後に一度くらい、俺達に頼っても罰は当たらんだろうさ」
そして俺は最後に、神たる存在の本質が詰まった言葉を、征歩に教えてやった。
「安心しろ。ガキの願いを無碍にするような神なんて……高草原には存在しねぇ!!」
「…………………………」
しばらくの間、立ち上がった征歩と、彼を抑え込む面々に沈黙が下りた。
そして、
「……結局、締まらん一人立ちになりそうだ」
「なぁに。ガキが一人で立ち上がれんというのなら、苦笑いして手を伸ばしてやるのも、親の役割だ」
そんな俺の言葉に、征歩は苦笑いを浮かべた後、顔を引き締め宣言する。
「武志。全軍を率いて、都と奴らの間にある安達野で、奴らを足止めしろ。勝つ必要はない。極力双方の被害を最小限に抑えつつ、一分一秒でも俺が戻るための時間を稼げ」
「御意!」
戦慄すら覚える、張りのある声で告げられた命令に歓喜しながら、虎の武人は即座に部屋を飛び出し、
「稲群。神祇庁にて簡易社を組め。最低、高草原への扉が開くようなら、どれだけみすぼらしくても構わん。一秒でも早く完成させろ」
「は?」
「時間がない。すぐ取りかかれ!」
「は、はいっ!!」
俺の神官である狐の神祇官は、何をする気だとといたげに首をかしげながらも、望戸を伴いこの場から得出ていく。
そして、
「政子……」
「はい………………」
最後に征歩は、
「ちょっと、神の世界に行ってくる。かなりの無茶をすると思うが、もしも俺が帰ってこれないようなら、お前が篤之宮を支えて」
だが、その征歩の最後の命令は、政子が人差し指を伸ばし、征歩の唇に触れることによって止められた。
「たとえ幾星霜の年月が過ぎようとも、私の王はあなたしかおりませぬ」
ご武運を。と、最後にいろいろな感情を抑え込んだ笑顔で、夫を送り出した政子は、その後の顔を見られないように身をひるがえし、征歩の前から姿を消した。
そんな彼女の背中に、参ったなと言いたげな照れくさそうな笑顔を浮かべて、
「責任重大だな、神皇」
「あぁ。絶対生きて帰らねばならなくなった……」
俺の茶化しもあっさり受け流し、小間使いを呼ぶ。
「勅命を下す。他の12人の貴族にも伝えよ。武官は武志に、文官は政子に、神職は稲群に従い、この国の苦難を乗り切れっ!!」
そして、彼は昔からの相棒であるキセルを斜に咥え、不敵に笑い宣言する。
「俺は高草原を訪れ、神を呼んでくる」
征歩の神皇としての戦いが始まる。
…†…†…………†…†…
…†…†…………†…†…
「真神戦争ねぇ……」
小学生向けの、歴史が漫画で分かりやすく描かれた、漫画『日本の歴史 ②』。真神戦争は、そこで出てきた征歩時代に起った戦争で、徳上の政子こと《徳政太子》が活躍した、戦争だそうだ。
でも、
「これ、よくよく考えたら宗教戦争よね?」
今でこそ、神術は神が力を与えて振るうわけではなく、周囲の霊力が、術者の術式によって、神の意志ととれる思考回路をなして、術者に力を与えるものだと分かっているから、神と真、どっちを信じる? なんて馬鹿げた質問はなくなったが、昔の神術は神の力として信じられていたし、真の教えは完全に侵略者として受け取られた宗教だった。
そりゃ戦争にもなるわよね……。と、内心で考えながら、私はこの戦争にほんの少しだけ興味を持った。
何せ今の日ノ本は、無宗教国家として世界に名だたる列島国だ。そんな宗教に関してはドライであるうちの国が、命を懸けて戦ってまで宗教の尊厳を守ろうとした戦いに、興味がわいた。
だからこそ、私は貴重な昼休みをつぶす覚悟である場所を訪れる。
そう。あの黒い翼の魔族先生がご飯を食べているであろう、職員室に。
…†…†…………†…†…
「うぇっ? 聞きたいこと? 真神戦争について? なかなか渋い戦争チョイスしてくるね……」
先生はそう言って、恐らく買ってきたものと思われるカップ焼きそばを、自分の机の上に置き、即座に歴史の教科書をめくる。
というか、一発でそのページを開いた。どうやらこの先生、歴史の教科書のどのあたりのどの話が載っているのか、全部網羅しているらしかった。
「でも、ご飯食べていたんじゃ?」
「ん? いいよ、いいよ。生徒の質問に答えるのも教師の大切な仕事だしね! なんかほかの教科でも困ったことがあったら、昼食中でも他の先生にバンバン聞くといいよ!!」
周囲の先生がその言葉を聞いて、勘弁してくれと言わんばかりの顔をした。どうやら、魔族の先生の台詞は教師間での一般論ではないらしい。
それに先生は、三度の飯より歴史の話が好きだって言っていたから、苦痛にならないだけなんだろうな……。
…†…†…………†…†…
「さて、真神戦争に関してだったね? キミも指摘した通り、この戦争は日ノ本最古の宗教戦争にして、最後の宗教戦争だといわれている。年号は613年。遣瑞使が帰ってきてからすぐ起こった戦争だ。原因は言わずと知れた真教伝来。土着の宗教であった神祇道と、新たな宗教である真教。どちらが国の覇権を握る国教になるかで、揉めたんだ」
「そして、だからこそ教科書に載っている資料は、ちょっと情報が少ないんだよね……。ほら、うちの国の政治は宗教の不利益を極力排除したものだからね。宗教でもめ事していましたなんて、堂々と子供に教えたくないんだろう」
「おっと、そんな嫌そうな顔しなくていいよ。確かに政治家は嫌がるけど、憲法で発言の自由は保障されているから、聞かれたら答えるくらいしても構わないさ。第二次世界大戦みたいな明確な発言統制があるわけじゃないから安心していいよ」
「さて、話を戻そうか? この戦争は神の時代の終わりを告げる一戦でもあった。いや、神祇道が潰えたとかいうわけではなく、神の干渉が極端に減り、人間が時代を紡ぎ出したって意味でね?」
「この戦争の前までの文献には、『○○神が降臨して、助けてくれた』『神託を与えてくださった』みたいなことが書かれた文献がいくつも見つかるんだけど、この戦争を皮切りにそう言った記述は文献からどっと減るんだ。このことから、最終的にひき分けで終わったと記される真神戦争だけど、実は真教側がかなり有利に事を運んで、勝利を収めたのではないかっていうのが、この戦争を研究している歴史学者たちの間での通説だね」
「双方の軍の大将は、神職の家系の生まれである神盛大来名が神祇道。征歩神皇の勅命を受けて、真教を守ろうとした徳政太子が真教の大将として戦っているんだ。宮都にある徳上寺って知ってる? あそこでは実は徳政太子を祀っているお寺なんだよね。真教を守った聖人として、彼を真教の《真》として、特例で祀っているのさ。とはいっても、日ノ本だけのローカル真だけどね」
「さて、この戦争の詳しい内容なんだけど……実はわかっていない」
「不満そうな顔しないでよ。文献が残っていないんだ。この戦争の原因や、終戦後の結果などを記した文献はいくらでも残っているのに、その戦場での詳しい内容を書いた文献がどこにもね……」
「あまりに見つからないから、実は書いていないんじゃないか? とされる説さえある。あまりに凄惨な戦場の様子に、後世にそのことを残すのがはばかられたんじゃないかってさ。まぁ、本当の正解は歴史の闇の中なんだけど……」
「とにかく、相当激しい戦いが続いたのは確かなようだ。過去をさかのぼれば登るほど、神術の威力が今より上がっていく、というのは知っているよね? ただ当時の歴史編纂者が盛っているだけなのかもしれないけど、神との結びつきが強かった昔の人々の神術の威力が高いのは、ある意味当然の帰結といえないかな? とにかく、いまじゃ考えられない大規模な神術同士のぶつかり合いになったらしい」
「おまけに、真教派には、真教の真による加護や、大陸から渡ってきた仙術を使いこなす遣瑞使もついたからね。多種多様な術式が入り乱れる大決戦になったと僕は睨んでいる」
「でも、その戦争を終わらせたのは……実は神祇道の神だったといわれている。いや、確かに嘘くさいかもしれないけど、どの文献にもそう書かれているんだから、仕方がないじゃないか……」
「こっちは歴史的文献と言えばそうなんだけど、客観的・科学的観点から見れば信じるわけにはいかない神話の話になる。神話学の領分にね。私も聞きかじった程度なんだけど、安条時代に成立した神話《古事記神調帳》。そこに真神戦争の終戦の様子が、詳しく書かれているんだよ」
「いわく、命と引き換えに流刃天剣主を体に降ろした征歩神皇が、戦場に降臨し全ての兵士をひれ伏させたことによって、この戦いは終わったって」
「無論学術的には信じるわけにはいかない。戦争の様子が詳しくわからないから何とも言えないけど、恐らくは真教派に、神祇道派が手ひどく敗れたんだろうね。そうでもなきゃ、幾ら神話でも、神によってひれ伏させられたなんて派手な記述になんて、なりはしない」
「とはいえ、神祇道派も自分たちの地位を守れる結果になったのは違いない。なにせ幕引きしたのは神祇道の主神だからね。負けたわけではなく、神祇道が真教の存在を許したのだという体裁が保てたんだ。そのことは今のうちの国に、神社真閣が共存していることからもわかるとおりにね」
「まぁ、それに……結局、人々にとっては、どっちもいて困る存在じゃないからね。神や真って存在は。どっちか一つじゃないといけないなんて考えは、誰も抱かなかったんじゃないかな? だからこそ、うちの国では、宗教で争うなんてくだらないっていう考えが、根付いたんじゃないかと僕は思う。だって、はっきり言ってしまうと申し訳ないけど、真神戦争が起ころうが起るまいが、結局人は真を敬いはしても、神を捨てなかったし、神もその期待に答え続けたんだから」
そこでチャイムが鳴る。昼休みが終わった。
…†…†…………†…†…
「さて、もう質問はこれでいいかな?」
「はい、ありがとうございます」
私はそう答え、真神戦争に関して詳しい話が聞けた満足感に、思わず笑みを浮かべながら立ち上がる。
その時私は気づいた。
先生が、自分の机に置かれた焼きそばをじっと見つめているのを……。
瞬間、先生のお腹からグーという、腹の虫が聞こえる。やっぱり人間……好きなことをしていても、食べ物を食べないと生きていけないらしかった。
「あぁ、君。次の授業ちょっとの間だけ自習にするから、そのあいだ私はここで焼きそば食べていても……」
「先生?」
瞬間、先生の背後にはいつのまにかあらわれていた、狐獣人の学年主任が立っていました。
瞬時に氷結する先生が、恐る恐る振り返ると、綺麗な笑顔の背後に、般若を浮かべた学年主任が死刑宣告をします。
「ちょっと私の耳が悪くなったのか……いまさっき、とある授業予定が遅れている先生が、自分の授業を自習にしたいなんて、血迷ったことを言っているのが聞こえたのですが? 気のせいですよね?」
「や、やだなぁ主任。当然気のせいですよ。そんな不届きなことをする教師が、この学校にいるわけないじゃないですか」
冷や汗を流しながら、必死に学年主任から離れる先生に同情しながら、私はとばっちりを受けないように、隣に座っていた数学教師の後ろに隠れます。
その数学教師が「ちょ!?」っと、言いながら私の前からどこうしますが、必死に食いつきます。教師なんだから生徒を守る盾にぐらい、なってくれても罰は当たらないと思います。
そんな風に私たちが必死の攻防を繰り広げる中、主任はいい笑顔のまま、先生がどいた机に近づき、
「そうですか。それはなにより。では先生? この焼きそばはもう先生には不要ですね? だってもう先生は授業に行かれるんですし」
「え、えっと、ま、まぁ」
そうですか。そう言って笑った学年主任は、目にもとまらぬ速さで机の上の焼きそばを強奪。
先生が「あっ」と、つぶやく間に完食してしまいました。
そして捨てられる容器。カップ焼きそばの容器は、先生に空であることを見せつけるように回転しながら床に落ち、
「ふん!」
殺意がこもった鼻息交じりの学年主任の踏みつけによって、粉々に粉砕。希望なんて、その光景にはありません。
怒り心頭といった様子で自分の机に戻る学年主任に、うなだれる先生。
その先生の肩にポンと手を置きながら、私は放課後先生に、学食で何かをおごってあげることにしようと、心に決めたのでした。
*《古事記神調帳》=日ノ本の歴史書の一つ。明石記以降の時代から、安条時代終わりまでの歴史が書かれている。
また、真神戦争を皮切りに、神の記述がどっと減る歴史書としても知られており、人が神ばかりに頼らず、自分の力で国を作り始めたことがよくわかる一冊として、歴史学者たちの注目を集めている。
なお、その文章運びからは真教独特の言い回しも多々見つかっているため、真教の影響を強く受けた一冊ではないかという説もある。最後にこの歴史書を編纂した人物も、当時出家して、真門に身を置いたとある貴族だという話なので、その予想はあながち間違っていないだろう。




