【新型コロナ】……ワクチンを打っても無駄だし詰みじゃね?
はい。
もう個人的な結論はタイトルで出しているのですが、とりあえず理由を説明。
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現在日本国内では「デルタ株」とよばれる変異型が猛威を振るっており、「一日の感染者が5000人!」とか連日ニュースで放送されています。
無論、一万件程度の検査数でこの数字ということは、実際はその何百倍もの保菌者がいるのでしょうし、相も変わらず「死者数は少ない!」とか「ワクチンは効いている!」とワクチン肯定派・反ワクチン派に分かれて口喧嘩をしている人が多いのですが、何よりも注目しなければならないことは……。
――感染の広がりは、新型コロナのさらなる変異を促す。
ということ。
つまり感染者が増えることによって、感染宿主の体内でウイルスが複製され、デルタ・ラムダよりも強力な(あるいは“最後の審判の日”とも呼ばれる超強力な)変異体が誕生する恐れがある。
そしてワクチンというものは「あくまで現状の株に対し重症化しにくくなるもの」であり、感染拡大を防ぐものではない。
現に凄まじい勢いで感染が広がっているし、さらに悪いことに、実はワクチン未接種者に比べ、接種済みの人たちの方が感染する率が高くなっている。
いわゆる「ブレークスルー感染」と呼ばれるもので、アメリカを例に挙げると大規模な集会後に469人の感染が判明し、内74%の人がワクチンを接種済み。
若干ディスりが入りますが、流行しているコロナを解析するためなどに必要な遺伝子塩基配列情報すらまともに公開しない(棄民政府ご用達の)国立感染症研究所でも、接種後の感染130件のうち二回接種後のブレークスルー感染は67件(こいつら4月~6月のデータしか出してないし、半年以上遅れて他国で発表済みの古い情報をドヤ顔で出してくるけどね!)。
――いやいや、感染が広がろうが、ブレークスルー感染しようが死者数は少ないじゃん!
ごもっとも。
ここまでは「ワクチン接種のお陰で死者は少なくなった」とは思います。
――が、問題はここから先。
接種済者のみではなく「未接種者も死者が少ない理由」について考えた場合、ワクチンのみで語ることなく、医療関係者の努力などもセットで考察しなければならない。
ですが「新型コロナは医療機関での治療が受けられなくなってから死者数が激増する」という事実をうやむやにし、政府は「中症等以下の感染者は自宅療養」という棄民政策を打ち出し、さらには「ラムダ株」が国内で発見されていたことすらオリンピック開催のために隠蔽していた。
詳しく説明すると長くなるので、ラムダ株については自身で調べてほしいのですが……。
デルタ株もラムダ株も、特性が異なるワクチンブレークスルー(突破)型。
そしてコロナは年間約24-25の塩基変異をするウイルス。
米疾病予防管理センター(CDC)もようやく警告を出しましたが、あと数回変異すれば既存のワクチンが無力化される恐れがある。
そしてようやく本題に入りますが……。
既に初期ワクチンを接種済みで、ブレークスルー感染しやすくなった人たちってどうなるのでしょうか?
ワクチンについても二回接種のみではなく、これから何度も何度もブースト接種するしか選択肢がなくなるとは思うのですが……
今でさえ数ヵ月、数年後にどうなるか不明なのに、より強力な変異体が出現した場合、計り知れないリスクを背負って対峙することになりませんか?
……いや、まだ生きていたいからこそ接種を望む人が多いのでしょうが……。
それを理解した上で個人的な意見を述べますが、これからワクチンを打とうという人、そして既に接種済みで二回、三回目を考えている人たちは少し考えてほしい。
――新型コロナウイルスは、ワクチンだけでどうにかなる相手ではありません。
きちんと防疫を行い、感染拡大を防がなければならない。
最前線で戦っている医療関係者をしっかりと支えなければならない。
政府が弱者を支え、国民全員で挑まなければならない。
……ですが、今はそのすべてが欠けてしまっている。
タイトルにあるとおり、現状のままではワクチンを打っても無駄だし詰みです。
コロナは変異を繰り返しますが、変わらない本質は「ヒトを殺すための存在」であること。
重ねて申し上げますが、mRNAを人体に投与し一時しのぎをしたところで克服できる相手ではないし、この悪魔を駆逐するためにはすべてをセットで考えなければならない。
これからも様々な苦難が待ち受けているとは思いますが……。
このエッセイが、少しでも何かを変えるためのきっかけになったのであれば幸いです。