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拝啓 ━復活を求めて俺たちは戦う━  作者: 眼鏡界の足軽
第一章「この世界で生きるために…」
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もう一人の「俺」

瞬間的に俺は方向を変え、全速力で逃げていた。

夜9時。黒服に纏われたその人物は住宅街の壁をつたって追いかけてきた。そして俺の悪い予感は当たり、あっという間に行き止まりの場所へと追い込まれてしまった。地の利は向こうにあったようだ。




そして、俺は道の終わりの地点で銃を向けられる、そんなもんどこに売ってんだよ…

もうこうなったら護身用のナイフなんてないに等しい。あぁもう俺も亮のところに行くのか…半ば諦めていた中その人物が口を開く




「持ってる金、全部置いてけ。嫌なら殺す。早くしろ。撃たれたいのか?」



冷酷な声だ。先ほどの大きく暑苦しいヤクザの声とは違った怖さがある。こんな時でも冷静な自分が怖い。



「わかった。金は出す。そしたら本当に解放してくれるんだよな」



「ああ、約束しよう。たった75ppに興味なんてない」




俺はその場に9万9570円を投げ捨てる。お金を全額手放すのは厳しいが命が助かるならそれもやむ無しだろう。それに先ほどのヤクザとの言い合いに比べたら大したことない怖さだ。




その人物は金を拾い上げるとその場をさっと後にしようとした。奴の後ろ姿を見る俺は気付けば口を開いていた。



「おい、そこの下衆。俺の金を何に使うつもりだ?」



低く先ほどの黒服に纏われた人物よりも冷酷な声だった。しかしその中には、確かな正義と熱さがある。




って?は?ええ?俺じゃない。俺はなにも話してないぞ、気付けば俺は自分自身をモニターから眺めているような状態になっていることに気付いた。



まじかよ、この状況でもう一人の俺が飛びでやがった…




そう。俺、「黒崎 誠」に体の中にはもう一つの「黒崎 誠」がいる…。




こいつはなんの特徴もない俺とは売って変わり、とにかく喧嘩が強い。ただ腕っぷしがあるわけではない。俺は俺であり体は同じなのだから、技術や頭の問題なんだろう。簡単な話、天性の戦闘センスがあるのだ。




始めて飛び出たのは小3の頃、ガキ大将に絡まれた時だ。殴られる直前、もうだめだ、と思ったその直後、目を開けるとガキ大将が横たわり俺は先生に囲まれていた。




それから彼の声が時々聞こえるようになったのだ。もう一人の俺は素早く右ポケットからナイフを取りだし、家の塀によじ登る。



「上にいけば銃に撃たれないと思っているのか?」



奴は容赦なく銃を撃ってくる。が、「俺」は塀の内側に降りたって、銃による攻撃を無効果する。



次に「俺」はその家の庭を走り抜け、玄関へと向かった。玄関の真横には奴がいた。銃を防ぎ、ここから急襲できることをあの一瞬で見抜いたのだ。我ながら、もう一人の「我」に感心する。




しかし肝心の「俺」はなかなか急襲を始めない所か玄関をさっと通り抜けその場から離れていった。なぜだ?俺には理解しがたい。




(バァカ。だからお前はバかなんだよ)



もう一人の俺が脳内に語りかけてきた。死の瀬戸際にたつ戦闘中にこんな余力があるのもすごい。



(考えてみろ。でっかい銃声なんてこの閑静な住宅街に聞こえれば誰かがやってくる。そうすればあいつを追い詰めやすくなるだろうが。だから人が来るまではここに隠れとくんだよ)





一方、奴は「小癪な。」と独り言を呟き、そっと目を閉じこう言った。


「無属性、レーザーアイ」



数秒たったのち目を開けた奴は「無属性、神速」と言い放ちこちらにものすごいスピードで走ってきた。恐らく一つめの技で「俺」の居場所を特定して、二つ目で自身のスピードをあげたんだろう。



ヤバイな…死すらも覚悟した脳内の俺だったが外の「俺」はにたっと笑い塀を越えて家の外に出てきた。



「炎属性エンカウンター」奴はそう叫び右手に炎を纏わせる。



「魔法か…、ホントにこの世界は何でもありだな。」


「俺」はため息をつきながらマンホールの蓋を開け、それで敵の拳を防ぐ。そしてそのまま下水道に入って行った。勿論、奴も追って入ってくるが、あまりにも狭い道のため神速は使えず「俺」と同じ速さになる。奴の侵入を確認した「俺」は一つ先のマンホールから脱出して、素早く近くの家の塀を越え、隠れる。




さっきから勝つ気はあるのかと、思っていたが恐らくこれは時間稼ぎをしているのだろう。誰か援軍が訪れるまでの。



だが自力は少しずつ出て下水道から脱出した奴は「無属性レーザーアイ」で「俺」の居場所を割り当て、次は「火属性 火炎放射」で遠距離攻撃をしてくる。



「バカなやろうだぜ。お前は何も分かっていないな。この世界の人口は広さに対して釣り合ってない少なさだ。数発銃弾撃ったくらいで援軍が来るわけないだろ。それにこの町は郊外だ。多分俺とお前くらいしかいないんじなねぇか?こんなくさった町」



戦闘で興奮したのか奴の声は高鳴り、おかしくなっている。が、述べているのは全てこの世界の真実だ。万事休す…双方の俺がそう思った時だった。



「くさった町で悪かったなあ。あいにくこのくさった町は俺たち青木組の縄張りなんだ。テメーみたいな初心者pk狙いプレイヤーの好きな様にするわけにはいかねーんだよ」



視線の先にある青い屋根の家の屋根にたつ男はさっきあったボス風のジャージ男。そして気付けば周りを十数人の黒スーツ男たちが囲っていた。

ごめん…後書き書く時間なかった…。




謝罪しときます。



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ウンコ!!!!









謝罪したがら、うんこ見てみました。はい。すいません

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