プロローグ 「ラグナロ丘の景色」
R15は保険です
基本、グロすぎる作品は書かないつもりです(多少血が出たりはありますが)
ラグナロ丘からの景色ばかりは現実世界ではあり得ないだろう。
美しい朝日…それに照らされる無限とも思える草原の草花…そしてぱっと見、1万はいる兵士
対する俺たちはたった10人
いや、なんだこれ?冷静に考えたらやばくねーか?
いや、弱音を言ってもしょうがないか…
「アレン、ナズハ俺に着いてきてくれるか!」
俺はかつてない大声で叫ぶ。実際死を目前にして俺はうきうきしていた。武者震いというやつだろうか…
「しかたねーな、クロマ!」
「いくっきゃねーかークロ!」
ガキ大将を連想される体の持ち主のアレクとオレンジ色のポニーテールを携えるナズハは俺の後ろについて丘を駆け降りる。
三人の突撃を見終えた将軍ガルムは目から何かを溢しながら馬にまたがり後方へと向きを変え7人の軍将たちとその場を逃れていく
こんな時でもガルムさんはきっと涙なんて女々しい物は流していないって俺たちに怒鳴りつけてくるんだろうな…
懐かしい…あの怒鳴り声も、もう聞けないんだろうな…
気付けば涙が流れていた…
どうか次に目を覚ます時は死神の御前じゃないようにと、祈りながら人の山に特攻した…
━俺はもう1つの人格に身を委ね、そっと目を閉じる━
拝啓━復活を求めて俺たちは戦う━」をお読みいただきありがとうございます!
これは次話から始まる本編より遥か先の話になります。一章あたり大体25話ほど、1000話(40章)まで行くのを当分の目的にしたいと思います(殴
次回以降この後書きは個性豊かな登場人物の人物像を知ってもらうために会話形式のコーナー化しようと思いますので、この一見つまらない作者のコメントは珍しいものとなります!もし質問等あれば感想で書いてください。答えられるだけ後書きで答えていきます
是非、次話以降もお楽しみに