どないしよ?
どうも天の声システムです。
(とりあえず情報が欲しいな、その為にも言語理解を早くしなくては。)
と、内心で言ってるのは我らが主人公マクス・ヴェルストである。詳しい紹介は前話を見てね!それはさておき、とりあえず彼の目標は決まったらしい。確かに言語理解をしなくては情報も何も手に入らないので正しい選択だと思う。どうしてこういう選択だけは最善を取れるのだろう、前世ではあんなだったのに、、、ため息が出そうになるのは我慢しよう。
(よっしゃぁぁーーー!!!やる気出てきたーーー!!!)
本当にこういうのだけはやる気がある。まぁやる気があるのならいいのかもしれない。
〜1週間後〜
(とりあえずある程度の言語は状況から何となく分かるようになった)
ここで補足しておくがこの男前世では元T大である。頭はいい。無駄にハイスペックである。まぁなのでこの学習速度も納得と言えば納得なのだが。
(この1週間で段階分けした目標はたてた。情報収集は常に怠らないようにして、まずは言語理解、あとは魔法があるかとかモンスターがいるとかの確認だがそれはまた別途だな。だとすれば、次にこの家の家格の確認がしたいな。メイドがいるくらいだし家格は高いとは思うが、、、まぁ最終的な目標はこの世界をテンプレにすることだな!)
だいぶ思考が飛躍してる部分があるもののある程度目標は定まったようだ。
~1週間後~
(やることが、、、ない!!!!!!)
そう1週間前の推測の通りこの家は結構いいとこだ。故にメイドもいれば執事やら庭の管理人やらもいる。ではそんな家で当主の息子、それも赤子の世話がきちんとしていないか、答えは否である。故に出来ることは世話をしてくれる人間から情報を汲み取り言語などを理解したりすることくらいである。だがそこは無駄にスペックの高いこの男、有り余る情熱により言語は何となくのニュアンスを汲み取る的なことも出来ておりたまに来るマクスの両親からも家格の高さは分かってしまった。だからといって魔法の練習が出来るかというとそれも出来ない。マクスは魔法の使い方どころか魔法の存在を知らない。
端的に言えばマクスは暇に喘いでいるのである。
だが、マクスがではなくなる時がある。それは、
(来たな!ミリヤ!)
何故名前が分かるかというと何度かミリヤの名前が呼ばれたのを覚えていたからである。本当に何故その記憶力やら熱意やらを前世で発揮しなかったのか、まぁ今更ではあるが。
そして、何故マクスが身構えているかというと、端的に言えば"おむつ交換”である。
(嫌だ!!俺は変えて貰わなくても生きていける離せ!離せーー!!)
「マクス坊ちゃんおむつを変えますよー」
「ぎゃーーーーぅ!!!!」
(やめろーーーー!!!!)
無慈悲にもマクスの抵抗虚しく抱き上げられてしまう。全てを知っている身からすれば外見ショタの中身オッサンが可愛い美人メイドに抱き上げられ発狂する大変滑稽な図ではあるが表面上は微笑ましい光景である。それにしても世界をテンプレにするだの考えてた割には前途多難である。だが、だからこそ面白い。