表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご都合主義の裏側で  作者: 半直線AB
2/3

説明しよう!

ここらでこの世界のことについて話していこう。まず、この主人公のこちらの世界での名前はマクス・ヴェルスト、ヴェルスト伯爵家の次男だ。ヴェルスト伯爵家は代々将軍や軍務大臣などの役職を受け持っている所謂名門貴族である。事実マクスの父親でヴェルスト家当主のギール・ヴェルストはアークブレイン王国軍務大臣(兼宰相補佐)である。ちなみにだがマクスの母親のマーリャ・ヴェルストの実家であるフレデイン侯爵家も将軍などの職によく就くのだがヴェルスト家の方が経歴や実積などからヴェルスト家の方が上の立場になることが多い。要はフレデイン侯爵家とヴェルスト伯爵家ではヴェルスト伯爵家の方が実質的な家格は上ということである。と、話が逸れてしまった。まぁそれくらい偉い貴族なんだからメイドの1人や2人いますよねって話である。


(にしても転生かーくっくっくっフハハハハHAHAHA!!転生したときの予行演習なぞ前の世界で既にしている!まずは、言語理解と世界観の確認だ、それがすんだら現在の自分の状況の確認を............)


話が長くなりそうなので割愛させて頂く。それにしてもあまりに慌てふためかないからどうしてかと思ったらさすがオタク、妄想はお手の物か。By the way(それはさておき)この世界についての説明をしていこう。この世界はいわゆるファンタジー世界である。エルフやドワーフ、獣人などもいる。また、魔法があり世界の至る所で使われている。そして、ファンタジーの鉄板とも言える魔王や勇者も存在する。この魔王や勇者と呼ばれるものはこの世界の"天職”というものが関係してくる。例えば剣術が得意な天職は剣士だったり、料理が得意な天職は料理人だったり、天職の種類はかなり多岐に渡る。それもピンからキリまである剣聖や賢者など上位職というものも存在する。その上位職には最初からなっている者もいれば、その下位職から成る者もいる。そして、天職は5歳の誕生日の日、教会にある天の目というアーティファクトを使い判定する。また、5歳の誕生日の日以降なら触れば今の天職がなんなのかが分かる。というのもごく稀に転職という現象がおき、急に天職が変わることがあるのだ。まぁこれは完全に蛇足である。そして、この世界には現在、”この世界の人間達"が知ってる国は6個である。一つ目がアークブレイン王国。ヴェルスト家もこの国に属する。この国は内政や教育に力を入れている。政治制度はこの世界の内では最も日本に近い国である。二つ目がダッシュ帝国である。この国を一言で言うならば弱肉強食である。実力至上主義を掲げ、帝国の首長である帝も模擬戦で決まることがある。三つ目がジュール皇国である。この国は江戸時代の日本を想像して貰うのが一番わかりやすいと思う。ただしこの国の場合商業に力を入れているので鎖国どころか世界有数の商業国である。四つ目がドロウン神国。この国は宗教国家でベルー教という宗教の総本山でもある。また、ベルー教の教皇がこの国の首長である。ベルー教に関しては詳しく話すと長くなるのでここでは割愛する。五つ目がユグドラシル共和国連邦。この国は獣人やエルフ、ドワーフとこの世界で亜人と言われる種族達の国である。この国は聖樹という大きな木を中心に発展した国で、聖樹の巫女が聖樹から言伝を受け、それを政治に反映している。そのお陰で差別されている亜人達が今まで独立した国として認められているのだが。最後にメギル魔国。この国は人間達と対立している魔人達の国である。この国にはこの世界の全魔人がいる訳だが人口としては全人間の人口と比べ70%程しかいない。だがそれでも今まで魔人が滅びていないのはひとえに魔人達の魔法能力の高さからであろう。魔人達は生まれながらに高い魔法適正を持つ、だから今まで滅びていないのである。まぁこの世界についての話はこれ位にしておこうと思う。......そういえば言ってなかったが、この世界はテンプレ通りに攻略されてくれる程甘くない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 普通におもろい [気になる点] ちょっと厨二くさい [一言] 抜いた
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ