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1.全てが終わったその後に1

波打ち際に佇むオレ、カッコいいんじゃね!?

と思い立ち港に着いたわ良いもの、目的も無く港にいる奴なんざオレくらいなもんで、生活が掛かった漁師だとかはそんなオレの存在にすら気付かずワーキャー言ってくれる美女も無し

まぁ、今までの自分を捨ててここに居るんだからって分かってはいるけどちょっと寂しいなこりゃ

新規一転と意気込んでみたは良いけどこれからどうしようかなぁ


まぁ、取り敢えずは移動するかな


お、タイミング良く休憩し始めたゴリゴリの漁師のおっちゃん発見!


「おっちゃん、この港から出航する船で別な国まで行く船ってある?」

「なんだそりゃ?お前犯罪者じゃねぇだろうな?」


はい!?


「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ!なんでいきなりそんな事になる訳!?」

「行き先はどこでも良くて国跨ぐくらい遠く、しかもそんな身軽な格好でっつたら逃げて来たってすぐ分かるわ。そんな面倒事はお断りだね。さっさとどっか行きな。仕事の邪魔だ」


取りつく島もないなこりゃ


「はぁ、邪魔して悪かった。他当たるよ」


当然の如く無視されたけどまぁいいや

目に見えてるだけでも後3隻もあるんだ、どれかは話聞いてくれんだろーーー、




「え?なにここの漁師、皆冷たくね?」


まさかの全滅だ

ちょっと前だったらしなかった苦労だがもっと昔、それこそ勇者の称号を貰う前によくした苦労だ


そう、何を隠そう俺はこの人の国の英雄であり勇者として名を歴史に名を刻んだのだ!


まぁ、今日からは名前を変えて国から出るのにも失敗したただの旅人だけどな



はぁ、今日の宿どうしよう

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