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魔王から学ぶ魔王の倒しかた  作者: 唯野bitter
第1章
33/460

茶番 「おい、茶番しろよ」

書く話に迷っていたので、1〜100が出るサイコロを振って1が出たら外伝、2が出たら本編の補足的な話、それ以外は茶番という形で決めました。結果、茶番になりました。サイコロの出目の結果なら仕方ないですよね。

ロワ(以外ロ)「皆さんこんにちわ。僕の名前はロワ・タタンといいます。これからよろしくお願いします」

ホ「……なあロワ、一応聞くがbitterはどうした?」

ロ「僕に台本を渡した後に『逃げるんだよォ!』って言って走り去っていきました」

フ「またか。あいつはどんだけアレをやりたいんじゃ」

ホ「いや、今回はアレをカット出来るかもしれねぇぞ?」

フ「どういうことじゃ?」

ホ「こういうことだ。ロワ、台本の2ページ目から読んでくれ」

フ「なるほど、これならあの寒い茶番はカット出来るのう」

ロ「えっと……、いいんですか?」

ホ「ああ、大丈夫じゃ」

ロ「分かりました。2ページ目は……『今回もお知らせがあります。なんと!』」

ホ&フ「「……………………」」

ロ「あれ?2人共どうしました?」

ホ「……いや、あいつの執念に呆れていただけだ」

フ「というか、2ページ目がそれなら1ページ目は何と書いてあるんじゃ?」

ロ「1ページ目は……『体は剣で出来ている。血潮は鉄で心は硝子。幾たびの……』」

フ「ああ、もうよい。つまり1ページ目は飛ばされる前提じゃったのか」

ホ「俺達の考えている事はお見通しって訳か」

ロ「どうしますか?2ページ目も飛ばしますか?」

ホ「いや、もういい。進めてくれ」

ロ「では、改めて『今回もお知らせがあります。なんと!』」

ホ&フ「「なんと!」」

ロ「『書籍化します!』」

ホ「はいはい、いつものいつもの」

フ「で?本当のお知らせはあるのか?」

ロ「お知らせは無いみたいですが反省はあるみたいです。『この度はロワ遍を読んでいただきありがとうございます。評価やブックマーク、感想など励みにしております。ただ、今回の物語を書くにあたって戦闘描写や心理描写など、自分に足りないものが浮き彫りになってしまったと思います』」

ホ「うんうん、自分の弱点を把握する事はいい事だな」

ロ「『中でもダメだと思ったのはネーミングセンスでした』」

ホ「うんう……うん?」

ロ「『なので、今回は皆でスキルの名前を考えてみよう!』ですって」

ホ「やっぱりいつも通りじゃねぇか!途中まで真面目に聞いてた俺が馬鹿見たいだろ!」

フ「まともに相手するだけ無駄じゃろ。それで、詳しいルールを説明してくれんか」

ロ「了解です。『ルールは簡単。いつものスキル説明みたいにオリジナルスキルを発表してね』ですって」

フ「名前だけではなく効果や消費MPも考えんといかんのか。中々難しいのう」

ホ「そうか?俺はもう出来たぞ?」

フ「ほう?ならば聞かせてもらおうか?」

ロ「それではホウリさんのオリジナルスキルどうぞ!」



───アクセルシンクロ───

2つのスキルを同時に発動することができる。組み合わせによっては新たなる効果が現れることがある。

消費MP 組み合わせたスキルの消費MPの合計✕2



フ「……これアウトじゃろ」

ホ「何がアウトなんだ?俺にはさっぱり分からないな。なあロワ?」

ロ「えっと……『パクリをした場合は罰としてエンディングで必殺技風に一言』ですって」

ホ「理不尽だ!」

フ「『オリジナル』スキルって言われておったろうに。完全に自業自得じゃろ」

ホ「くっ、なら仕方ない」

フ「というか、お主わざとやっておらんか?」

ホ「どうせやらされるならボケておこうと思ってな」

フ「芸人の鑑じゃな。では、次はわしが発表する」

ロ「了解です。それではフランさんのオリジナルスキルをどうぞ!」



───リフレクト───

遠距離攻撃を一度だけ反射する障壁を展開する。

消費MP 100



ホ「普通だな」

ロ「普通ですね」

フ「なんでじゃ!普通で良いじゃろ!」

ホ「まあ、普通な分本編でも採用されやすいんじゃないか?」

ロ「本編で出てきたら僕が苦労しそうですけどね」

ホ「じゃあ、最後はロワだな」

ロ「え?僕もやるんですか?」

フ「当たり前じゃろ。前の茶番ではノエルも頑張っておったし、お主も頑張らないと」

ロ「ですが……」

ホ「それではロワのオリジナルスキルを」

ロ「え!?本当にやるんですか!?」

ホ「どうぞ!」

ロ「あ、その、えーっと」



───スリップループ───

遠距離攻撃が障害物に当たった時にその障害物をすり抜ける

消費MP 10



ホ「フランの案への対抗策を作ってきたな」

フ「意外と気にしておったのか?」

ホ「あら、意外と根に持つタイプなのかしら?」

フ「奥さん、あの子可愛い顔してお腹の中は真っ黒かもしれないわよ」

ホ「あらー」

フ「あらー」

ロ「主婦の井戸端会議ごっこは止めてください!なんでこういう時は息がピッタリなんですか!」

ホ「冗談だ冗談」

フ「真面目に言うなら、中々良かったと思うぞ?」

ホ「まあ、消費MPとかを見直せば普通に良いスキルになるな」

ロ「そ、そんな真っ直ぐ褒められると……照れます」

フ「で、これで今回は終わりか?」

ロ「あ、はい。後はホウリさんが一言を言って終わりみたいです」

フ「そうか。なら早くやって終わらせるか」

ホ「そうだな、ちゃちゃっとやってスイーツでも食いに行こうぜ」

ロ「お二人共、というかホウリさん罰に慣れてません?」

ホ「そりゃあ5回目だからな。流石に慣れた。じゃあロワ、掛け声たのむ」

ロ「分かりました。では、ホウリさんの必殺技風の一言まで3…2…1…どうぞ!」



ホ「ま〜た〜み〜て〜ね〜!(かめは○波風に)」



ロ「…………えっと、今のなんですか?」

フ「こら!ここでスムーズに終わらんとホウリの傷口を広げてしまうじゃろ!」

ロ「あ、すみません。もう一度最初からやりますか?」

フ「もう良い、強引に締めるぞ!ここまでご覧いただきありがとうございました」

ロ「また見てくれると嬉しいです」

フ「せーの」

フ&ロ「「さよーならー」」

ホ「グダグダじゃねぇーか!」

次回は前書きで書いたうちのどちらかを書きます。1つ書いたら次の仲間の話を書こうと思います。どっちを書くかはコイントスできめますかね?



先輩から俺ガイルの話をされましたが、私の頭の中には『ソニックブーム』という言葉がエンドレスで流れていました。

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