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転生先は神の子でした  作者: サザンテラス
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7話 新しい新居

 サラさんに呼ばれ、俺はギルドマスターのいる部屋に入った。

 そこには鍛え上げられた筋肉をしたスキンヘッドの男がいた。

「お前がシンだな。俺はここのギルドマスターをしているアイザック・ファスター。ザックと呼んでくれ」


「初ましてシンです」

 俺はそう言ってザックと握手を交わした。

「さて、単刀直入に言おう。シン、お前をCランクにする」

 その言葉に俺は少し驚いた。

「Cランクですか?」


「あー、こんな事は初めてだがな、お前にはそれほどの実力がある。勿論無条件じゃねー、お前にはあるクエストをしてもらう。それで判断する」


「因みにそのクエストというのは」


「お前にはワイバーンの群れを討伐してもらう。ここから少し離れた所に竜山という竜達が住んでいる山がある。そこは主にワイバーンが住んでいるんだがこの時期はちょうどワイバーンの繁殖時期で大量のワイバーンが飛んで来るんだ。この街に来ないように、この街にワイバーンがきたら討伐してほしい」


 成る程、内容はわかったがワイバーンはどれくらい強いんだ?


“ワイバーンは竜の亜種でダークドラゴンより格段に弱いのでご主人様なら余裕だと思われます”


 あれより格段に弱いのか、なら大丈夫そうだな。

「分かりました受けさせていただきます」


「そうか、なら早速出発してくれ案内はサラにまかせる」


「サラさんも来るんですか?」


「あーこいつはエルフだから魔法の腕は確かだ。少し事情があってここにいるんだかな。それにこいつにはちゃんとクエストをこなしたか審査もしてもらう」


「足手まといにはなりませんのでよろしくお願いいします」


「分かりました。こちらこそよろしくお願いします」


「では、その前に先程のダークドラゴンの件ですが、今回の金額はダークドラゴンは金貨200枚、ゴブリンの魔石が銀貨3枚になります。合計で金貨200枚と銀貨3枚になります」


 そう言われてドサッと金貨と銀貨が入った袋をだしてきた。

 金貨200枚といわれたがこれは高いなのか?


“はい、この世界の貨幣は銅貨、銀貨、金貨、大金貨とあります。銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚、金貨100枚で大金貨1枚となっており、一般の冒険者では月に銀貨10枚程度なので、今回の金額である金貨200枚は相当高額です”


 ナビーの話を聞いてるとこれが物凄く高いのがわかった。


「では参りましょうか」

 

「ちょっと待ってください。実は登録が終わったら陛下に城に来るように言われているので、その用事を済ませてからでいいでしょうか?」

 

「そうなんですか、分かりましたでは用事が済んだらまたここに来てください」


「分かりました。ではまた」

 俺はそう言って部屋を後にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 俺は城に着いて門の側にいた案内の人に家まで案内してもらった。市街地を通り抜け、周りには木が生い茂っていた。

「さぁ着きました。ここが今回の報酬である家となります」

 そこには屋根や壁が木製で二階建ての家だった。近くには湖があり眺めはとても良さそうだ。

 実は王様にはなるべく静かに暮らせるような場所がいいと言ってあったので、俺はこの場所が気に入っている。

 

「いい所ですね」


「そうですねシン様」

 とさりげなくミリーが俺の横に立ちながら言った。

「ミリー!?いつからいたの?」


「もう、シン様、どうして一声かけてくれなかったんですか?」

 ミリーが少し不満そうに言った。


「い、いや、何故といわれても......」


「まぁいいですよ、それより早く中をみてみましょう」

 俺はミリーに手を引かれながら家の中に入った。  

 中はキッチン付きの広いリビングになっていた。風呂やトイレが在るものの、一階をほぼ全部使われていて、人が10人入ってもまだ余裕がありそうだ。


「綺麗なリビングですね」

 ミリーが嬉しそうに言った。


「確かに綺麗だな」


「ここがシン様の新しいご自宅ですか.....。もしここで私とシン様が住むことになったら、私とシン様はまずいってらっしゃいとお帰りなさいのキスをして、そのまま寝室にーーーーーーーーーーー」

 

 ミリーが顔をニヤニヤしながらまた自分の世界に入ってしまったので、仕方なく俺は二階に上がった。

 二階はそれぞれ個室があった。数は5つあり造りはどれも同じだった。

 一通り見たのでギルドの所へ戻ろうと一階に下りたら、


「そこで私は2人目の子供を産んで、名前は男の子ならシオン、女の子ならフィーナで一緒にピクニックやお料理何てしたりーーーーーーー」


 ミリーはまだ妄想をしていた。

 さすがにこのまま置いていく訳にはいかないので声はかけていこう。


「おーい、ミリー」


「そこから、私と子供達は『おーい』ひゃあ!!い!!!!な、何ですか、シン様」


「これから俺はギルドのクエストをしに行くんだけどミリーはどうする?」


「え、あ、そうですか。では、私は城に戻りますね。それではシン様、また後日」

 そう言ってミリーは家からでていった。

 そんじゃま、俺もギルドに行くかな。


 俺はそう思いながらギルドに向かった。

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