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転生先は神の子でした  作者: サザンテラス
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6話 冒険者ギルド

「すいませんシン様。少々取り乱してしまって」

「あーいいよ、気にするな」 

 俺はそう言うと顔を外の方に向けた。

 まさか実はミリーがあんな妄想少女だとは思わなかったな。人はみかけによらないものだ。

 そういえばあれからまだステータスを確認していなかったな。

 そう思い俺はステータスを見た。


 

  名前 シン ??歳 神族 Lv.68

 

 HP 120000/120000

 MP 200500/200500


 攻撃 28000

 防御 26500

 俊敏 27800

 幸運 100


 ユニークスキル

 人化(じんか) 神力 スキル創造(クリエイトスキル) 魔法創造(クリエイトマジック) オールマイティー

 

スキル

 火魔法(極) 水魔法(極) 土魔法(極) 風魔法(極) 闇魔法(極) 光魔法(極) 雷魔法(極) 氷魔法(極) 爆裂魔法(極) 回復魔法(極)................魔法威力倍増(極) 武の天才(豪)  HP自動回復(特大) MP自動回復(特大) 獲得経験値倍増(特大) 完全鑑定 超隠蔽...............剣術(豪) 槍術(豪) 投術(豪) 刀術(豪) 短剣術(豪).................. 弓術(豪) 二刀流(豪)

 

 称号

 転生者 神の子 ホムンクルス ドラゴンキラー


 ......なんだろう、元々人外なのはわかっていたがここまで来ると逆に怖くなってくるな。

 HPが十万超えにMPが二十万超えになっている。これからまたどんどん上がっていくんだろうか.......。

 

「どうかしたのですか?シン様」

 ミリーが遠い目をした俺に言ってきた。

「いや、何でもないよミリー」

「そうですか。それよりそろそろ見えてきましたよあれが王都ゲルマニア王国です!!」

 ミリーがそう言いながら指さした先には、何十メートルあるだろう城壁が見えてきた。馬車が近付くにその迫力はどんどんましてきた。


「すげ~~」


 俺は思わずそんな声を漏らしてしまった。

 城壁の門のところには兵士がいた。


「これはこれは団長殿に姫様、随分遅いご帰還でしたが何かあったのですか?」


「えー、すぐそこでダークドラゴンに出くわしまして」


「だ、ダークドラゴン!!!た、大変だ。す、直ぐに陛下に連絡を」


「大丈夫ですよ。ダークドラゴンはここにいるシン様が倒してしまいましたから」

 ミリーがそう言うと


「へっ?た、倒した?この男がですか?」


「えー、とってもかっこよかったんですよ!!」

 ミリーは少し興奮しながらいった。


「そうでしたか、いやはやそれにしてもお強いんですね」

 兵士の人が俺に向かっていった。

 そんなに凄いんだろうか。

 

“はい、普通ダークドラゴンはレベル60以上の人が10人以上いないと勝てない相手です。単独で、しかも一撃で倒したのはご主人様が初めてです”


 と、唐突にナビーが俺の疑問に答えてくれた。

 やっぱり有能だな~、ナビーは


“畏れ入ります”


 「では、どうぞ街の中へ」

 兵士の人に言われて俺達は門の中に入った。

 門の中に入るとそこには大きな通りがあり、左右には出店が並んでいてとても賑わっていた。

 俺達はその大通りを抜け、城の中に入った。

 そこで俺達は事情を説明するために王がいる“王座の間”に来ていた。

 説明を聞いたゲルマニア王国の王エリック・ゲルマニアは


「そうかそのような事があったか」


 茶色い髪に王冠を被ったエリック王はひげを擦りながら少し考えているような素振りをしていた。


「事情はわかった。ではシンとやら、此度のそなたの活躍、そして我が娘を助けてくれたこと、感謝する。何か報酬を与えよう何がいい?」


「では国王様、家をください」


「家か?」


「はい、私はこの街に拠点としようと考えています。なので、その拠点となる家をください」

 

「そうか、ではそなたに家をあげよう。大臣直ぐに家の手配をしてくれ」


「畏まりました」

 大臣と呼ばれた男は深いお辞儀をした。

「それでシン。そなたはこれから何か用事はあるか?」


「はい、冒険者ギルドにいって登録をしてこようと思っております。」


「そうか、では登録が終わったらまた城に来てくれ。使いの者に家の案内をさせよう」


「分かりました」


 俺はそう言って部屋をでた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 城を出て俺は冒険者ギルドに来ていた。

見た目はそこら辺の建物よりも高くギルドの旗であろう物が掲げられていた。


 こういうところってテンプレだと絡まれたりするんだよな。

 俺も絡まれたりするのかな。

 俺は少し期待を背負いながらギルドの中に入った。

 中は奥には受付のカウンター、手前にはテーブルが並んでいて、そこで冒険者達が酒を飲んだり騒いだりしていた。 

 俺はまっすぐカウンターの方に向かった。


「いらっしゃいませ。本日の受付をしているサラと申します。本日はどの様なご用件でしょうか」

 緑色の髪に尖った耳をした受付嬢さんがいた。

 この見た目まさか!?


 名前 サラ 18歳 エルフ族 Lv.23

 

 HP 1500/1500

 MP 3000/3000


 攻撃 800

 防御 1500

 俊敏 2000

 幸運 100


 ユニークスキル

 精霊魔法

 

スキル

 風魔法 回復魔法 

 

 称号

 なし


 やっぱりエルフだ!!本当にいるんだな!!

 しかもステータス割りと高いな!

 あれ、でもエルフは基本的に隠れて住んでいるんだよな?


“エルフは基本森の中に住んでいるので、他の種族と関わりを持つことなく、特に他の種族からの差別されること無く大陸のあちこちにいます。なので別に人前にでても問題はありません”


 すかさずナビーが答えてくれた。

 成る程、変わったエルフもいるということか。

「あの~、ご用件は」


「あ、すいません。エルフは珍しいものですからつい」 


「あー、よく言われるんですよね。普通エルフは森から出ないもので」


「そうですよね、それで登録しに来たのですが」


「はい、登録ですね。ではこちらの必要事項を書いて下さい」


 紙には名前と年齢、得意な魔法をかいた。得意な魔法には火魔法と書いておいた。

「確認します。はい、大丈夫です」


「では冒険者ギルドのご説明を致します。冒険者にはランクがあってF~SSまであり、今現在SSランクは3人しかいないらしい。

 ランクは自分のランクより高いランクのクエストを数回クリアするか、もしくは何らかの功績を上げるとランクが上がるらしい。

「以上で何かご質問は御座いますか?」


「いいえ、大丈夫です」


「では、カードを発行しますので5分程お待ちください」


「あのー、ここに来る前にモンスターを討伐してきたんですけど買い取ることは出来ますか?」


「はい、大丈夫ですよ。何を討伐したんですか?」


「これなんですけど」 

 俺は討伐したダークドラゴンの死体とゴブリン魔石をだした。


「え、こ、これダークドラゴンですか!!これシンさんが討伐したんですか!?」 


「えぇ、そうですよ」


「ちょ、ちょっと待っててください」

 そう言いながらミリーさんはカウンターの奥に入っていった。

 何やら大事になりそうだ。



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