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転生先は神の子でした  作者: サザンテラス
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22話  わたくしの王子様

 ....ここは何処でしょうか?

 確かわたくしは大会の表彰式でシン様に賞金を渡そうとしていて、そしたら急に足下に魔方陣が現れて、気付いたらここに...。

 それにしてもここは何処でしょうか?

 周りは薄暗くよくわかりませんが、ここが森の中というのはわかります。

 そして今わたくしがいるところは何かの台座の上で、手を縛られた状態ですか。

 しかもよく見たら台座に魔方陣が刻まれています。

 これはいったい何でしょうか?


 わたくしが色々考えていたら森の中から誰か出てきた。


「目覚めましたかミリー王女」


 森の中から出てきたのは黒いローブを着ているので顔はよくわかりませんが、声からして男の人だというのはわかります。 


「貴方はいったい誰ですか。そしてここは何処ですか?」


 わたくしが慌てることなく聞くと


「ほぅ、流石は王女様だ。こんなときでも冷静でいられるとは」


 男が関心したように言った。


「質問に答えてください。貴方は誰ですか?」


 わたくしが再び問いただすと


「これは失礼した。私はある教団のリーダーを勤めています、レースと申します」


 レースはお辞儀をしながら言ってきた。


「とある教団?」


「はい、アスラといえばお分かりいただけるでしょうか」

 

「アスラ、聞いたことがあります。確か魔神アスラを信仰する教団だとか」


「流石は王女様。よく知っていらっしゃいますね」


 レースがわたくしを馬鹿にしたような感じで言ってきた。

 何か腹が立ちますね。


「ではそのアスラがわたくしに何のご用ですか?」


 わたくしがが平静を保ちながらきくと


「貴方様にはアスラ様復活の生け贄となっていただきます」


「生け贄!」


 流石にこの事はわたくしは驚きを隠せませんでした。


「アスラ様を復活させるには王家の血が必要なんです。だから我々は武闘大会でミリー王女様が人目につきやすいあの場を狙ったというわけです」

 

 わたくしを無事捕らえたことが嬉しいのかレースは嬉しそうに言った。


「ではお喋りもこの辺にしてそろそろ貴方様には生け贄となっていただきましょう」


 そう言ってレースは懐から短剣をだした。

 わたくしは恐怖で震えることしかできません。


「それでは貴方様に魔神アスラ様の生け贄にならんことを」


 レースはわたくしの心臓に向かって短剣を振りかぶってきた。


 わたくし、死ぬのかな。


 嫌!!死にたくない!!


 助けて....シン様!!


 わたくしが心の中で叫んだ瞬間


 キィィィン!!


 短剣を弾く音が聞こえた。

 恐る恐る目を開くと

  

「どうやらギリギリ間に合ったな」


 わたくしの王子様がいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どうやらギリギリ間に合ったな」


 俺が短剣を弾いて言った。

 てか本当にギリギリだったな。少しでも遅れてたら危なかったな。

 俺が心の中でホッとすると目の前にいる男が驚きながら


「き、貴様何者だ!!」


「ただの冒険者だよ」


 俺がそう言うと


「ふざけるな!!ただの冒険者なわけないだろう!!」

 

 男は怒りながらいうと、途端に冷静になり


「まぁいいでしょう。貴方にはすぐに死んで貰います。殺れ」

  

 男がそう言うと森の中から複数の男達が出てきた。

 男達が一斉に詠唱を行い魔法を放ってきた。

 その瞬間俺を中心に爆発が起きた。


「シン様!!」


 ミリーが悲鳴をあげながら叫んだ。

 土煙が晴れそこには平然と立っている俺の姿があった。


「な、ばかな!!」

 

 男達は無傷の俺をみて驚きの声をあげた。

 俺が何をしたかというと結界魔法を使った。


 結界魔法 王級 オーラルシールド

ありとあらゆる王級以下の物理、魔法攻撃を防ぐことができる。


 俺はミリーの周りにオーラルシールドを張り、


「もう大丈夫だ。後は俺が片付けるから少し待っててくれ」


 するとミリーは涙を流しながら


「はい!!待ってます!!」


 俺はミリーに微笑みをかけ男達の方に向き直した。


「さて、お前ら」


 俺は静かに


「生きて帰れると思うなよ」


 怒りをあらわにしながら言った。

 男達は俺をみて怯んでいたが


「お前達何をしている!!敵はたったの一人だぞ!!」


 リーダーである男の言葉に男達はハッとなり再び詠唱を始めた。


「言わせるまで待つとでも思っているのか?」


 そう言って俺は武器創造で作った剣を握り高速で男達の首を跳ねた。


 ブシャャャ!!


「ひぃ!!」


 男達が一瞬にして殺されるのをみてリーダーである男は俺に恐怖し尻餅をつきながら震えていた。


「後はお前だけだな」

 

 俺がそう言うと男は更に震えだした。

 俺はゆっくり男に近づいた。


「来るな!!来るな!!」


 男は恐怖しながらも後ろに後ずさろうとしたが、足が震えて上手く動けないでいた。

 

「ミリーを拐ったことを後悔しながら死ね」


 そう言って俺は男の前に立ち止まり


「き、貴様いったい何なのだ!!」


「俺はただの」


 そう言って俺は剣を振り上げながら小声で


「神様だよ」


 男の首を跳ねた。


 男が死んだのをみて、俺はミリーの方に向かい

 

「帰るか」


「はい!!」


 俺達は王国に戻った。

何かシリアスっぽい感じになりましたが、次はちゃんと緩い感じにします。

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