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転生先は神の子でした  作者: サザンテラス
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9話 サラさんの事情

 サラさんに連れられ俺は食堂の中に入った。


「それで、話って何ですか?」


 俺がサラさんに聞くと、サラさんは少し顔を曇らせながら


「シンさんは、エルフは基本森の中から出ないことは知っていますやね?」


「はい、基本他種族からは関わらないんですよね」


「そうです。実は私はある事情で森の外に出てるんです」


「ある事情?」


 俺の言葉にサラさんは頷いた。


「実は私は友人とあるダンジョンに自分の力試しにいったんですが、途中で私の友人が私を庇ってトラップに引っ掛かり呪いを受けたまま、意識が戻らなくなってしまったんです。」


 呪い?呪い何てあるのか?


“呪いは基本ダンジョンのトラップにしか存在していません。効力はステータス低下や状態異常などありますが、大体は一定時間たてば元に戻るんですが効力によって例外があります。”


 成る程、つまり今回サラさんの友達が掛かったのは後者という訳か。


「急いで村に戻って何とか目覚めないか試したんですがどれも駄目でした。でも助けられる方法が一つだけありました。」


 サラさんが真剣な眼差しでいってきた。


「それは私達が行ったダンジョンの80階層にいるボスを倒すとでてくる宝箱にある【解呪の首輪】を手に入れることです」


「成る程、つまり俺にその【解呪の首輪】を手に入れるのを手伝ってほしいということですか?」


「その通りです。私がギルドの受付をしていたのはギルドマスターに頼んだからで、シンさんみたいな人に巡り会えると思ったからです」


 すると、サラさんはおもむろに立ち上がった。

 そして、深々と頭を下げた。


「お願いします。どうか私に力を貸して 『いいですよ』 いいんですか!?」


 サラさんの頼みに俺は軽い感じで即決した。それにサラさんは顔をバッと上げながら驚いたヒョウジョウで言った。 


「こんな美少女に言われたら断るわけにはいかないですからね」


「え!び!!美少女!!!じ、じゃあシンさんそれじゃあ」


「はい、俺でよければ手伝わさせていただきます」


 その言葉でサラさんは徐々に顔が明るくなり涙を流しながら


「ありがとうございますシンさん!!!」


そう言いながらサラさんは俺に抱き付いてきた。

胸の辺りに何やら少し柔らかい感触があったがサラさんの胸は正直小さいがそれでもいい感触がする。

 さて、そんなことより


「あのー、サラさん?嬉しいのは解りますが......みんな見てますよ」


 そう、今俺達がいるのは食堂である。サラさんが立ち上がった時から周りの人達は俺達を見ていたのである。


「あ、うぅぅ!!」


 顔を赤くしながらサラさんは静かに席に着いたろ。


「因みにサラさん、そのダンジョンは何というダンジョンですか?」

 俺が気を取り直してサラさんに聞いた。サラさんは先程の赤く顔から少し真剣な顔に変わって、


「ダンジョンの名前は、神の住まいと云われた【覇王の塔】です」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 翌日、俺とサラさんは目的のダンジョンである【覇王の塔】に来ていた。見た目は天にまで届きそうな程高く巨大な塔だった。

 そして俺はこの場所を知っている。

 何故ならここは俺が作られていたところだった。


 何かちょっとした実家に帰るみたいだな。


 そんなことを思いながら俺達はダンジョンの中に入った。



 おまけ


 ダンジョンに行く途中、俺はステータスを確認してみた。


名前 シン ??歳 神族 Lv.106

 

 HP 380000/380000

 MP 568000/568000


 攻撃 86000

 防御 84500

 俊敏 83800

 幸運 150


 ユニークスキル

 人化(じんか) 神力 スキル創造(クリエイトスキル) 魔法創造(クリエイトマジック) オールマイティー ナビゲーター

 

スキル

 火魔法(極) 水魔法(極) 土魔法(極) 風魔法(極) 闇魔法(極) 光魔法(極) 雷魔法(極) 氷魔法(極) 爆裂魔法(極) 回復魔法(極)................魔法威力倍増(極) 武の天才(豪)  HP自動回復(特大) MP自動回復(特大) 獲得経験値倍増(特大) 完全鑑定 超隠蔽...............剣術(豪) 槍術(豪) 投術(豪) 刀術(豪) 短剣術(豪).................. 弓術(豪) 二刀流(豪)

 

 称号

 転生者 神の子 ホムンクルス 超ドラゴンキラー


 

 .........もう何て言ったらいいんだろうか。

 

 ドラゴンキラーに超がついたのは前にワイバーン約300頭倒したからだろう。 

 元々人外だったのが更に人外化したな。

 まぁ元々人じゃないけどな!!


 

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新しいの始めました。是非読んでみてください!      ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼     異世界行っても喧嘩上等
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