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嘘と愛のかけら  作者: 長谷川るり
12/24

第12話 やきもち

12.やきもち

 有紗の郵便局のアルバイトの期間も終わり、又いつもの就活へと戻る。

「有紗は、何かやりたい事とか ないの?」

淳哉が聞く。

「別に・・・」

そう言ってから、少し後悔する。

「やりたい事とか目標が無いなんて、駄目だよね・・・」

すぐに相槌がない事に一瞬不安がよぎるが、次の淳哉の言葉が有紗を救う。

「きっと、自分で自分の可能性潰してるんだよ。多分出来ないとか、向いてないとかさ」

「そうかなぁ」

「そうだよ。一緒に考えよ」

学生時代、受験を控えた生徒に先生が 将来の事一緒に考えようと言ってくれた様な、頼もしさや嬉しさが胸に押し寄せる。

「得意な分野とか、好きなジャンルは?例えば音楽とか・・・料理とか」

有紗は首を傾げる。

「体を使う仕事?それとも頭を使う方?」

「私、運動音痴だから 体を使う仕事は苦手なんだけど・・・頭にも自信がないから、だったら体を黙々と使う方がましかな・・・」

「じゃぁ、掃除系は?」

「掃除?」

「ホテルのルームクリーニングとか、ハウスクリーニング。ビルの清掃は体力要るから無理だと思うけど」

「そういうの、バイトなら有りそうだけど、社員となるとなかなか無いでしょ?」

「初めはバイトで、その内社員登用有りっていう会社 結構あるみたいだよ。うちのお客さんでさ、ハウスクリーニングの会社やってる社長さんいるんだ。紹介しようか?」

「いいよ!だって・・・」

「でもさ、考えたら勿体なくない?会社の受付嬢やってたんでしょ?何か、そっち方面で探した方がいいんじゃないの?」

ドキッとする有紗。

「だから前も言ったけど、何で私が受付?っていう不思議な配属だった訳で・・・」

「本当に?じゃぁ ま、百歩譲ってそうだとしてもだよ、その経験を活かして接客とか案内嬢とか秘書とかは どう?」

淳哉の口から出てくる職種が、まるで異次元の話の様に聞こえてくる。

「ありがと。参考にするね」

そうは言ったものの、参考には出来ないものばかりだという事を淳哉に悟られない様に、有紗が必死に明るい声を出した。


 いよいよ母が家に帰ってくる日だ。何回か一時帰宅で練習し、家での生活に慣れてから、外泊という段階に進む。

母の車椅子を押しながら有紗が玄関を入り、声を掛ける。

「おかえりなさい、お母さん」

家の中に入り、母は感慨深げに部屋の中を見回す。

「どう?久し振りの家は?」

「皆のお陰で 帰って来られたのね」

車椅子でも部屋の中を移動しやすい様にと 有紗が模様替えした甲斐あって、母に懐かしい家の中を見せて回る。

「ばあば~」

玄関から孫の声がする。姉の真理恵夫婦が子供二人を連れて、到着したのだ。

「ごめん!遅くなっちゃった。道が混んでて・・・。お母さん、おかえり。やっと帰って来られたね」

抱っこしていた二番目の子供 蓮を母の腕に渡す。

「ほら、ばあば おかえり~って」

少し不自由な手でしっかりと孫を抱く母。

「大きくなったね」

それを皆が微笑ましく見守る。お昼はお祝いにと寿司を取る。小さく刻んだ握り寿司をスプーンで懸命にすくい、母はゆっくりと久し振りの味を楽しんだ。和気あいあいの家族団らんの輪の中で、有紗がぽつりと言った。

「子供がいるっていいね。ね、お母さん。やっぱ孫は、子供と違って無条件に可愛い?」

ふふふと微笑む母。すると姉の真理恵が言った。

「じゃ、あんたも結婚すればいいじゃない。好きな人、居るみたいだし」

皆の目が一斉に有紗に向いた。慌てた有紗は、戸惑いながらも必死で両手を振って否定する。

「いない、いない!お姉ちゃん、適当な事言わないでよね!」

一番驚いているのは父だった。

「そうなのか・・・?」

「だから、お姉ちゃんが勝手に言ってるだけだってば」

姉も黙ってはいなかった。

「勝手じゃないわよ。髪の毛伸ばそうとしてんのよ」

今度は、皆が一斉に真理恵を見る。

「それだけ?」

「それだけじゃないわよ。ロングのゆるふわ目指してんのよ。おかしいでしょ?昔っから行ってる美容院で、お任せで切ってもらった髪型を10年変えない人がよ。服だって無頓着だったのに、急に見た目気にし始めちゃったりして」

あらためて そう自分の事を説明されると、恥ずかしくて返す言葉も出ない。

「段々にお洒落に目覚めてきたのかな。今は時間もあるから」

「お父さん。現実から目をそむけちゃ駄目よ。この子だっていい年なんだから、いつ『結婚したい人がいる』って連れてくるか分かんないよ。覚悟しとかないと」

まるで母親の様な口ぶりで父を諭す真理恵。何となく皆が頷いて聞いていると、母が口を開いた。

「どんな人なの?」

皆の興味を母が代弁した様な形となり、又話題の中心になる有紗。

「だから、そんなんじゃないってぇ!」

有紗が勢いでイクラを口に放り込む。すると、その様子を見ていた真理恵が言った。

「まだ微妙な関係なのかもね・・・」

反論したいが、口がいっぱいで喋れない有紗。

「ようやく春が来たみたいよ。良かったね。皆応援してるからね」

姉がからかう様に言うと、慌てて飲み込んで喉に詰まりそうになる有紗が、真っ赤な顔をしている。

「可哀想に・・・。真っ赤になっちゃったよ」

真理恵の旦那の守がフォローする。しかし、更に慌てた有紗がお茶を飲んで胸を叩く。

「違います!今お寿司が喉に詰まっちゃって・・・」

結局その日、その疑いは晴らされる事のないまま、母の初めての一時帰宅は終わった。


 数回の一時帰宅も問題なく過ごし、隔週で外泊をする事となった。泊まりとなると、やはり大変なのは夜中のトイレだった。おむつをさせないという父の思いやりから、何週かは父親が夜中の世話取りをしたが、今週は有紗が夜中の面倒を見ると買って出ていた。明日また母が帰ってくるという金曜の夜、有紗は淳哉に電話をしていた。

「明日の夜、電話出来ないから。ごめんね」

「どっか行くの?」

「・・・そうじゃないけど・・・」

「じゃ、どうして?」

「・・・ちょっと用事があって・・・」

「夜中に、用事?」

言ってみるまで どうしてこんな会話位 想定できなかったんだと、悔やむ有紗。つくづく自分が嫌になっていた。

「・・・わかったよ。じゃ明日は掛けない」

言いたくなさそうな雰囲気を察して、淳哉が話に決着をつけた。しかし、決着をつけたのと同時に、会話も途絶えてしまう。口の重たい有紗に代わって、淳哉が思い出した様に口を開いた。

「そうだ。二週目の土曜日、またこの間のお客さんにゴルフ誘われてんだけど、行ってもいい?」

有紗はカレンダーを見る。2月14日・・・何かあった様な・・・そして、あまりに鈍感な自分にため息が出る。

「バレンタインデー・・・?」

「・・・ま、そうだけど・・・」

「それって・・・」

「別に深い意味は無いと思うんだけど、有紗が嫌なら断る」

仁美と店を訪れた時の光景が目に浮かぶ。

「バレンタインデーに誘うんだから、深い意味・・・あるでしょ」

「有紗がそう思うなら、やめよう」

「何か・・・私に決定権があるみたいなの・・・やだ」

雰囲気が悪くなる事を恐れていた有紗だったが、意に反して、淳哉は嬉しそうな声を上げた。

「そう?やだ?・・・やっぱ、やだよね」

その淳哉の態度を不思議に感じると同時に、有紗は からかわれている様にさえ感じて、すねた声を出す。

「何で嬉しそうなの?」

受話器越しに、淳哉の含み笑いが聞こえる。

「だって・・・。やだって、ちゃんと言ってくれたから」

「私、行くの嫌だって言ったんじゃないよ」

「分かってるよ。だけど、ちゃんと自分の気持ち 伝えてくれたから嬉しい」

有紗は頭を掻いた。そんな事で喜ぶ淳哉に、少し有紗の心が緩む。

「じゃ、バレンタインの日にゴルフ行ってくるね」

「・・・なんか・・・嫌な言い方」

「だって、決定権を委ねられるの 嫌なんでしょ?」

すると、有紗が大きな声を上げる。

「あ~!さっきのも誘導尋問だったんでしょ!」

返事がないから、有紗も続ける。

「わざとやだって言わせようとしたんでしょ!もう~」

有紗の膨れっ面を想像して、淳哉が笑った。

「え?じゃ、ゴルフの話も嘘?」

「それは本当」

有紗は少しばかり心が沈んだ。

「行かないで欲しいなって言ってくれるの、さっきから待ってるんだけど、俺」

有紗はふと、淳哉にとって本当にいいのはどっちなんだろう等と考えてしまう。行かないでと言いたいが、自分が代わりに会いに行ける訳じゃない。先の見えない自分に縛られるより、現実を一緒に生きているその人達の方が、よほど淳哉の将来の為になるんではないか・・・。

「ま~た余計な事考えてるみたいだから言っておくけど、有紗と会えないかなぁとか、そんな事考えてるんじゃないよ。ただ、やきもち焼いて欲しかっただけ。子供っぽいかもしれないけど」

有紗はただ『うん』とだけ相槌を打つ。

「そのお客さん達は俺に彼女がいる事も知ってるし、たまたまバレンタインデーだっただけで、仕事の休みに合わせたんだと思う」

「うん」

「モーニングコールも要らないって言っちゃうから、有紗 ちゃんと俺の事起こしてよ」

それまで『うん』だった相槌が、『一つだけ・・・』に変わる。

「何?」

「・・・車の中で寝るの、嫌」

「そうだ!思い出した。寝ないのキツイな・・・。でも、何で嫌なの?肩に寄り掛かったりとか、膝枕とか してないよ」

「うん」

「ドアに寄り掛かって、着くまでずっと寝てんだよ」

「・・・嫌」

「そうかぁ・・・。じゃあさ、寝ない様に頑張るけど、うっかりウトウトしちゃうかもしれないじゃない?そん時に、理由が分かってた方が頑張って寝ないでいられると思うんだよね」

じわりじわりと攻めてくる淳哉。

「殆ど寝ないで行くんだから、仕方ないよね。・・・気にしないで、忘れて」

すると淳哉が声を上げた。

「ずりぃ~!!」

悔しがる淳哉に、ふふふと有紗が笑った。


 2月14日、ゴルフ場への行きの車の中で いつもなら即爆睡の淳哉が起きている事に皆不思議がる。

「淳君、今日はデートじゃなかったの?彼女いるんでしょ?」

「土日休みじゃないから」

「へぇ~、サービス業?看護師さんとかデパガとか?」

「ご想像にお任せしますよ」

「淳君も、そういう大人な事言う様になっちゃったんだね」

「皆さんこそ、バレンタインにデートの予定無いんですか?」

「失礼でしょう!もう、今日ハンデあげないからね」

ゲラゲラと笑い声が車中に充満する。それが少し落ち着くと、一人が助手席に座る淳哉に 身を乗り出して質問する

「淳君、今日寝不足じゃないの?」

「いつもと変わらないっすよ」

「じゃ今日寝ないのは、彼女の為?」

「・・・なんで?」

淳哉も後部座席を振り返る。

「だって、他の人に寝顔見られたら彼女嫌がるでしょう」

「寝顔?」

「そうだよ。寝顔知ってるのって、彼女だけの特権みたいなとこあるじゃない?」

「へぇ~」

淳哉が少し感心していると、言った一人が淳哉の顔を覗き込む。

「そのリアクションは・・・寝顔を見せる関係じゃ、まだなかったかな?」

「え~!淳君って、そんな純愛するタイプなの~?」

今度は運転席から声が加わる。

「いつからだっけ?彼女と付き合い始めたの」

「11月」

車内の女三人が皆12,1,2と数える間を置いて、

「3ヶ月じゃあね・・・」

「それ、どういう意味よ」

淳哉がまた振り返る。

「淳君、3ヶ月何もしないなんて出来ないでしょ」

「どんなイメージなんすか」

後ろの二人が顔を見合わせ、声を合わせて返事をした。

「ねぇ」

「ねぇって・・・」

すると、運転席から会話に相乗りする。

「寝るってさ、気を許してる証拠だもんね。それを他の人の前でされたら、ちょっとやきもち焼くよねぇ」

「そうなんだぁ」

「そういうもんよ、女心は。知らなかったの?」

「女心 勉強不足なんで・・・」

言いながら少しニヤニヤする淳哉の横顔に、すかさず突っ込みを入れる。

「思い出してニヤニヤしない!」

「え~、何思い出したの~?」

後部座席が黙っていない。しかしそのまま淳哉が餌食になった事は言うまでもない。


 その日帰宅した淳哉が有紗にウキウキして電話を掛ける。

「ただいま。褒めてよ。寝ないで頑張ったよ」

子供の様な無邪気な言い方に、ぷっと吹き出す有紗。

「有紗以外の人に寝顔見せてないよ」

「・・・え?」

「俺が他の人に心を許してるみたいで、やきもち焼いちゃうんでしょ?」

「・・・・・・」

「違った?」

電話を握りしめたまま、有紗の頬はみるみる赤く染まっていく。

「あれ?俺、また女心わかってない?」

有紗の声を待つが、一向に期待する声に辿り着けない。そしてとうとう淳哉は独り言の様に勝手に話し始めた。

「今日さぁ、真冬のゴルフ場なんて皆来ないからがらがらだった訳よ。で、スコアも滅茶苦茶で酷かったんだけど、帰りに近場に温泉があってね。そこ寄って帰ってきたんだけどさ・・・」

「温泉?」

「そ。もちろん混浴じゃないよ」

「分かってるよ!」

慌てる有紗を小さくふっと笑う。ようやく返事をしてくれた有紗に、質問を投げる。

「有紗、温泉好き?」

「・・・ううん。皆でお風呂入るの、苦手」

「え~?そうなの?女の子って、温泉好きな子多いよね?有紗駄目?好きかと思った。のんびり派だから。何で嫌い?」

「皆でお風呂なんて・・・落ち着かないよ」

「そっか・・・。ま、いいんだけど。でさ、女子は長風呂じゃない?だから、俺 風呂出た後 どうしても眠くてマッサージチェアで爆睡した。あ、もちろん顔にタオル掛けたよ」

「・・・ごめんね」

「どう?今日は合格?」

有紗の返事がなかなか聞こえてこない。

「合格だよね?」

小さい声で、有紗が返事をした。

「ありがと。でも・・・」

「え?でも?」

「・・・ごめんね。疲れてるのに」

「だから、ごめんねは要らないって」

淳哉がふっと笑ってから言った。

「有紗がやきもち焼いてくれたって分かって、めっちゃ嬉しかった。だから俺も、めっちゃ頑張った。前ん時は、気付かなくてごめんな。行きも帰りも、何も考えないで無防備に寝たりしちゃって」

淳哉は息継ぎをしてから、また口を開く。

「で、今度は俺の番」

「ん?」

「何で、今日俺にチョコくれなかったの?」

「え?だって、甘いの苦手だって言ってたし、お客さんから沢山もらうと思ったから」

「え~っ!有紗からのは特別だよぉ。帰って来る時、ポスト楽しみに覗いたのに 何にもないし」

「ごめん・・・」

「お客さんに貰ったヤツ、全部マスターにあげてきちゃった」

「全部?」

「マスター、甘党なんだ。それにチョコ腐らないし。有紗から貰ったら、それは大事に食べようと思ってた」

「・・・どうしよう・・・」

有紗は髪をくしゃくしゃに掻きむしった。

「いいよ、もう。その代わり、ホワイトデーも無いからね」

住所を一方的に聞いておいて、未だ自分の住所を明かさない有紗への 淳哉なりの優しい配慮だった。

「バレンタインとか そういうイベントに不慣れでごめんなさい!」

必死に謝っている内容がおかしくて、淳哉は必死に笑いを堪えていたが、我慢できずにぷっと吹き出してしまう。

「ごめん、ごめん。『不慣れ』って言い方が可愛くて、つい笑っちゃった」

「・・・・・・」

「今まで好きな人とかにあげた事ないの?例えば高校生の時とか短大ん時とか・・・」

「高校も短大も女子校だったから・・・。そういう人も居なかったし」

「女子校か・・・っぽいね。じゃ・・・二年前の彼氏が、初めての彼氏?」

有紗の胸の古傷がギュッと胸を絞めつけた。喉が詰まったみたいになって、声も出ない。ぴたりと鳴り止んでしまった電話の声に、淳哉がわざと大きな声を出す。

「ってかさ、彼氏とかじゃなくても、好きな子ぐらい居たでしょ?」

まだ遠くに行ってしまった有紗が戻って来ない。一人の無駄に明るい会話が続く。

「じゃあさ、初バレンタインは誰?」

「・・・お父さんとお兄ちゃん」

「そうか、そうだね」

「ずっと、お父さんとお兄ちゃん」

「そっか。有紗は清純派だからね」

「そんなんじゃないけど・・・」

「今年もお父さんとお兄ちゃんにはあげたの?」

「お父さんだけ。お兄ちゃんは今は一緒に住んでないから」

「お父さんにはかなわなくても仕方ないな。俺も諦める。でも、来年は頂戴よ」

あっさりと来年の話をする淳哉に、有紗の胸は早い春が来た様に暖かくなった。


第12話、お読み頂きありがとうございました。

恋愛で味わう様々な感情を、有紗は少しずつ味わっています。

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