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 朝。いつもより早く朝日が出るくらいの時間帯に皆で起き練習をした後に早朝の採取の授業に行く。今日は、南の森に行くことになっている。ご飯前には終わらせたいよねと口ぐちに言いながら森に行くと派手な服の先生が待ち構えていた。

「おはよう諸君。朝1番の採取は良質なものをとることが出来るのが利点だ。今日の獲物は王葉だ。これもポーション作りに最適なものだから心して探すように。特徴は図鑑に書いてあるから目を通しておくように。集合場所は此処だ」と言っている。図鑑で見てみると王葉は湿ったところが好きと書いてあるので川や池などの近くにあるだろう。そして近くの水場の水を使って薬を作れば品質も良くなるのでは?と言う声が有ったので水も採取することに、何事もチャレンジだよね。採取に行く前に近くに有った祠に上手に取れますようにと祈りを全員で捧げておいた。それを見た先生がなんか変な顔をしていたがなんだろう?

 水辺を探しながら見つけた薬草を図鑑で確認して採取。近場の祠に採取したものを供えて認識と言う作業をしていると目的のもの以外もバックに入っていく。

「意外と楽しいよね採取って。この木の実はなんて言うのかな?」と紫の木のみを見つけて皆で図鑑をにらめっこ。

「ほうずきの実なんだ。へー生理痛に効くんだー」とか「油の実?へーハンドクリームの原料になるんだー」とか言いながら取っているので進まないというか完全に皆楽しんでいる。ピクニックみたいなもんだ。そんな感じで森を歩いていると水音がする。みんなで近づいていくと小川がある。

「川発見。さて、目的の薬草があればいいね」そう言いつつ上を見たり下を見たりしながら王葉探し。子犬がたくさんいるような風景だな。と思いつつ自分も探すことに。結局、王葉はつる草でした。木に絡まっているところを発見して近くに無いか皆で探して1人1個採取することに成功する。近くの祠で認定してもらって川から離れるときは騒がしくてすみません。と全員で頭を下げて集合場に移動する。移動中も無論、採取できるものは採取していくのでバックがいっぱいになってしまう。乾燥させて保管するものと食べるものに分けてサラダとかオヤツにするつもりだ。

集合場所に到着するとパンパンのバックを見て荷物チェックすることになった。各個人の荷物を見た後にため息を付いている先生。何か問題でも?

「朝のように祠に手を合わせてから行くと採取の成果が向上する。それとお前ら何かの加護でも受けているのか?採取したもの中で大変貴重な物もあるんだが・・・」それを聞いて首をかしげる。

「先生。特に加護者は居ませんよ。ただ、なんだろうねこれ。とか美味しそうだねこれ。とかいいながら森を歩いているんで楽しいですよ。探して・見つけて・調べるって勉強になるし」そう返事をするとそうか。とあきれたような言葉が返ってきた。森で遊ぶのが好きな私と採取の面白さに気が付いた人が騒ぎながら森を歩いていると森の精霊さんも楽しいのか色々と教えてくれたりするんじゃね。と言うのが全員の意見だったりする。ついでに私は見えないけど見える子曰く、キラキラしてかわいい子や猫さんとか犬さんとかに羽が生えているのも居るんだよとのことで、珍しい薬草を見つけられるのは彼女のお蔭だったりする。ここに何かあるみたいと言って草むらに突進していくのでついて行くと珍しい薬草を見つけられたり・美味しい果物を採取出来たりする。

「それに、普通は怪我をしたりする人間も出るのが普通だが。そんなことは無いみたいだし」私たちを見てそういう先生。手をすりむいたり・草で切ったりする小さな傷はあれど、大きな傷や怪我をしている人間はいないのは、戦闘系のこの中には察知が得意の子もいるから危険が迫れば教えてくれるので安全に移動できた。全員が全員が自分の得意の事をしっかりしたから安全に移動できたのだ。それを説明すると

「こんな風にほかの奴らもできたらいいのにな」疲れたような顔をしているのを見ると、生産系の子は怪我をする。戦闘系の子は採取が出来ないということがあるのだろう。

「明日は、西の森だ。朝早く来るんだろ?」確認されたので朝早く受講する旨を伝えて食事をとりに食堂に行く。もちろん荷物はテントにしまってだが。初めてほかの人たちとご飯時間が重なったようで、食堂が人でぎっしりだ。それを見て面倒なことになりそうだなと思い入口でパンとスープをもらい私だけテントに戻る。昨日の干した果物と今日採取した果物をおかずにしてパンを食べている私の所に突進してくる人が居る。金髪の人が走っているなーっと思っていると

「あなた。何をしているかわかっているの!!」大きい声で質問されるが何のことでしょう?だ。大声とよくわからない事を聞かれて眉間にしわを寄せていると金髪さんの後ろから同じような顔をした人が

「そんな風に聞いたってわからないと思うわよ」突っ込みを入れてくれる。

「私は、リーリアと言います。大声出しているのは、スリア。私の妹です」自己紹介してくれるので頭を下げてくれたのでパンを片手に頭を下げる

「どうも。で、何か問題でも?」

「そうですね。あなたが食べている果物についてなんですが」リーリアさんが言いにくそうに話してくれる。食べていた黄色のリンゴもどきは中級ポーションを作る原料になるらしく東の森に自生するらしい。しかしながら採取するのは難しいらしく高値で取引されているらしい。

「今日も、買い取りの依頼を出したのですがなかなか」勝手に隣に座って説明してくれるリーリアさん。スリアさんは半干した木苺を勝手に食べようとしている。

「それを私が食べているのを見てびっくりして大声を出したということですか。それはわかりましたが、これは私が食べようと思って採取したのでこれしか取って来てないんですよ。朝1番に採取してきたもですし。薬草によっては時間制限がある物もありますので。そんなに欲しかったら自分で採取の授業を受講して採取したらどうですか?」一応聞いてみると

「できたらしているわよ!!」切れられた。あら?この人たち知らないんだ。分校の私たちがわかるような事なのに。勉強してないのか情報不足なのか。うるさいしゆっくりご飯を食べることが出来なさそうだし。さっきから勝手に木苺を食べようとして手から落としているスリアさんも居ることだし

「適性なくても受講できる授業は沢山あります。適性がないからと言って自分の可能性を自分でつぶすような事をしていいのでしょうか。それに、人の食事を勝手に食べようとしたり許可なく隣に座るとかマナーは・・」それを聞いて怒っているスリアさん。びっくりしているリーリアさん

「私たちが許可をもらうなんて平民の癖に!!」そうですか。有力者の娘さんですか

「学校内では、親の地位など関係ないというのは謳い文句だけなんですね。そんなことをしていると下の人間がついてきませんよ?ま。余計な事かもしれませんが」袋に果物を入れてパンとスープを持ってテントの中に引っ込む。これでやっとゆっくりご飯が食べれる。私のテントには外の騒音を通さないように詠唱をしている。

「はー。面倒な事ばっかりだな。ポーションの授業と魔法の授業まで細工の勉強を受けるか。細工ってどんな感じなんだ?魔力を使うようなものだと一度受講した後魔力を使えるようになってから挑戦しないと話にならないし。授業割を見ながらどの先生の授業を受けようかと考える。適性が有る無し関係なく教えてくれる先生が良いな。あ・付加魔法も調べておかないと。

付加魔法の先生は・・・おじいちゃん先生とあのいちゃラブ先生か。おじいちゃん先生の方が良いような気がする。いちゃラブするために授業がつぶれたりする可能性があるだろうし。先生としてどうなんだろうな。17歳で結婚とか普通にあるけど、学校に居る間ぐらい我慢するとかしないと相手方の評価につながるとか考えられないからしてるんだろうと先生非難をしていると通信ツールである携帯が鳴る。

「はあい。どないしましたこんな時間に」電話をかけてくれた本妻さんに問いかける。うちの母さんは第2夫人だ。兄弟がたくさんいるが、交流があるのは長男の寿一さんとすぐ上の姉と兄だけ。

「どうしたのではないでしょ。美弥さん。学校で先生にいじめられたって。大丈夫なの?」あら。本妻さんに話が伝わったか。

「あー。いじめられたわけではなく。手違い?で部屋が準備されていなかっただけですよ」一応、話をぼやかしておく。本妻さんは子煩悩で父親の子供は全員自分の子供だと豪語するような人。子供を使って父親に媚を売る女((ひと))も居るからそれを防止する意味合いもあるみたいだが、ただの子供が好きだって面が強いと思う。たまに遊びに行くと離してくれないし。病気になれば、勝手に看病してくれる。いい人だけど・・・

「嘘仰い。舞子ちゃんからちゃんと話をきいたからね。宗一さんに話して問題を」

「父さんに話を持っていく前に様子を見てもらっても良いですか?心配ならだれか派遣しても良いから」父さんが話に出てくると小さなことも大きなことになってしまう可能性が。それなら監視がついた方がやりやすい。

「そう?そういうなら学校に話を通して誰か行かせるからね。あまり無理しないのよ」釘を刺されてしまう。無理しすぎて倒れた時があるから心配してくれるのはありがたいが、17歳だよ私。そろそろ・・・と頭を抱えても仕方がない。早くても明日あたりに誰か派遣されてくるんだろうなーと思いつつ細工の授業に行くべき外に出る。

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