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出会い編
レルム帝国、帝都、レーザ。
-剣闘士養成所-
キンッガッがががっ!
「ハァハァッーッ!やるな!レオ!」
「ぜってー勝つ!はぁぁぁ!いでよ、ザイガ!」
どごおおおぉぉぉん!ぼおぉ
レオ、と呼ばれた剣士の剣が、赤く光る…
ぼわぁ!炎をまとった剣に、なった、
レオ「いくぜっ!ザイル・サイガ!」
「ぐっ!…ちっ!」
レオ「ふんっ!俺のかちだな。カイル!」
カイル「魔術をつかうのは、卑怯だ!」
レオ「あぁ?んだと、この、メガネ野郎が! 」
カイル「メガネなんか、してねーよ!刺青だよ!馬鹿が!」
レオ「あぁ?やるか?このっ…「はいはい…そこまでー」
レオ「なんだ、ルナか…」
カイル「…ね、ね〜さん…」サァーーーー(血の気が引く音。)
ルナ「…なんだ、とは、なによ。」
レオ「あー?綺麗な、おネーサンかと、おもったら、こぇーオバサンだったわー」
ルナ「ピキッ…わるかったわね!」
ぼごぉぉっ!
レオ「いってえぇ!」
ルナ「ふんっ!先生の、伝言頼まれてたんだけどなぁ。」
レオ「?伝言ってなんだ?」
ルナ「今度なんか、おごりなさいよ。」
レオ「はいはい。で?なに?伝言って。」