ドラゴン解説-9
シーサーペント
海竜種。
ヨーロッパに多くの伝承を残す、巨大な海蛇。漁師たちの船にまきついて、沈没させてしまう。一般的なもので長さ60m、太さ6m。もっとも巨大なもので、長さ180mもあるという。
海に棲む大蛇であり、水のブレスを吐く他は毒も持たず、魔術も使わないシンプルな能力を持つ。しかし、その大きさが何よりも厄介であり、また陸上でも殆ど制限を受けずに戦う事が出来る。
クラーケン
獣竜種。
北欧において巨大なタコやイカ、或いはドラゴンの姿として描かれる巨大な海の怪物。一説にはダイオウイカやクジラがその正体といわれることもあるが、定かではない。
無数の触手を持つ怪物。かなりの大型の竜であろうとその触手で巻きついて締め上げ、海に沈めてしまう。排泄物で魚を誘き寄せるという能力も持つが、作中世界において竜は食事の必要性がないため、あまり意味の無い能力となっている。
マカラ
海竜種。
インド神話に伝わる、湖や大河に棲むドラゴン。象のような鼻、鮫のような身体と蛇のような尾を持つ。神々の乗り物とされ、マカラの棲む海や川はマカラーヴァと呼ばれ、恐れられていた。
巨大な竜魚。特殊な能力は一切無いが、ただその巨大さゆえに相当な頑丈さと攻撃力を誇り、海上においてはただ泳ぎ、海面を跳ねるだけで小型の竜なら吹き飛ばしてしまうほどの波を立たせるほど。反面、陸上においてはほとんど何も出来ない。




