序章
貴方は生前を覚えていますか?
輪廻転生があるなら、生前があるはずです。
では、生前があったとして貴方は何故覚えていないのでしょうか?
では、貴方は何故生まれてきたのでしょうか?
生命に刻まれた種の保存により、性の営みにより生まれただけでしょうか?
もし、目的があって生まれたなら、なぜ目的を覚えていないのでしょうか?
では、死ぬのはなぜでしょう?
細胞分裂の回数が制限されているからでしょうか?
それでは何故制限があるのでしょうか?
あなたは死ぬように進化したいですか?
しかし現実として生物は死ぬために生きています。
死について考えない人はいないでしょう・・。
でも、何時も死ぬことを考えて生きている人はいません。
しかし、いざ死に直面すると死に対し足掻きます。
いつか死ぬことは分かっていたはずなのに・・・。
では死後どうなるのでしょうか?・・。
死ぬと無に帰すのでしょうか・・。
輪廻転生があるならば、なぜ周りに死後の世界を知っている人がないのでしょうか?
おそらく死後の世界を知るすべは生きている限りないでしょう・・。
話しがだいぶ逸れてしまいました。
もし何らかの目的や、あるいは遊び感覚で生まれた者がいたとしたら、どう思いますか?
そして、その人は死ぬとどうなるのでしょうか?
無に帰すのでしょうか・・
それとも転生、あるいは魂が彷徨うのでしょうか・・・あるいは別次元に行くのでしょうか・・・