勇者になりたかった魔王
「ユウト君ー!そろそろ帰ろー!」
「分かった!すぐに行くから待っててくれ!」
2人の子供が、夕焼け空の原っぱで遊んでいたが、女の子がそろそろ帰ろうと催促する。
「ユウト君は、本当に勇者になりたいんだね♪」
「当たり前だろ?俺は勇者になって世界を守るんだ!」
ユウトは勇者になることを夢見ていた。
必ず自分が勇者となり、世界を守ると決めていた。
「なら私は、ユウト君が怪我したら治せるように回復魔法を覚えるね!」
「ありがとうルシア。もっと強くなるから、ルシアも訓練を怠るなよ?」
子供ならがにしっかりと約束をかわした。
絶対勇者なってやるとそれからも訓練を怠らなかった。
「よしっ!今日から2年生だ。職業適正を検査する日だから気合いを入れていかないとな!」
気合いを入れて制服を着ると、家のインターホンがなった。
「ユウ君ー!学校行かないと遅れちゃうよー?」
「やべっ!もうそんな時間か。」
ユウトは母親が作って置いていてくれた弁当とパンを取り、玄関の前に待ってるルシアの所へ走った。
「ユウ君の楽しみにしてる職業適正の検査日だね。勇者が出ると良いね。」
「絶対出るさ!ここまでそれを願って訓練してきたんだ。出してやるさ!」
ユウトは力強く拳を握り、天に掲げた。
「まぁユウ君なら絶対出るよ!!」
「ディスアード・ユウトの職業適正は〈魔王〉です。」
ユウトは目の前が真っ暗になった。
「つっ遂に魔王適正の奴が表れたぞーー!!」
「世界の平穏も終わりだー!」
「待て!こっちでは勇者適正が出たぞ!」
「同世代に勇者と魔王がいるのかよ。どんな学年だよ!」
俺は勇者になりたかった。
どうも田中 太郎です。
これが書きたい物語の2つ目です。
後1つは、ケビンとレベッカ達の旅の物語です。
〈オルタナティブ〉
〈勇者になりたかった魔王〉
〈ケビンの大冒険〉
この3つの中で読みたい物語があれば、言ってください。
無ければ適当に1つ選んで書いていきます。
よろしくお願いします。




