レベッカの怒り
どうも定時で帰る人間が憎い田中 太郎です。
会社の業績は下がってるが、私の働いてる工場は忙しくなるという意味の分からない状況で残業続きです(笑)
なのでここまで更新が遅れてしまいすいませんでした。
終わりが近いので頑張って早めに終わるように頑張りますが、更新がかなりの遅めになると予想されます。
すいません。
よろしくお願いします。
「いつも悪いなレベッカ。」
カイトは、目の前の守ってくれたレベッカへ礼を言う。
「礼には及びません。これは当たり前の事ですから。」
レベッカは振り返ると、さも当たり前のように言いながら頭を下げる。
「それよりも貴方達は何をしてるの?」
レベッカはカイトの後ろに立っている4人に目線を向けながら冷たい声で質問する。
(あぁーこれは怒ったな。これは大変な事になるぞ。)
カイトはレベッカが怒っているのを察知すると、これから起きるであろう事態を予想出来てしまい冷や汗が背中を伝う。
「レベッカ姐さん。これには深い訳があるんです。」
「そっそうです。レベッカ様。私達も理由があるので聞いてください。」
ジンとレイシーが目に見えるぐらい怯えながら、レベッカへ弁解のチャンスを貰おうと頑張っている。
「いいえそんなものは聞きません。貴方達はご主人様に危ない目をさせた。それだけで貴方達も消える理由になります。」
貴方達もと聞いた瞬間に、アスラ達も背中がビクッと跳ねる。
それは、消すターゲットに自分達も入っていると理解できてしまったからだ。
目の前の圧倒的なプレッシャーを放つ女性は人智を越えた者だと理解ができ、抗うことも出来ないと本能的に分かってしまった。
「「「っえ!?」」」
そして3人は身に起きた異変に気付く。
息が上がり、汗が止まらなくなり、今にも気を失いそうになる。
3人は生きてきた中で感じたことの無い「絶対的な死」を感じ怯えている。
「レベッカそれくらいで許してやってくれないか?ジン達に敵の情報もあげてなかったし、倒さないように手加減してくれと俺がお願いしたからさ。別に油断してた訳では無いからさ。」
この場の全員が死を感じ出した時に、場違いな程柔らかい声でカイトが許しを乞う。
「分かりました。」
あっさりと他の者を許し、圧倒的なプレッシャーが無くなる。
結局レベッカからすると、カイト以外は有象無象。
カイトが唯一の自分の尽くす相手であり、守る対象であり、絶対的な神でもある。
レベッカのこの究極とも言える依存が何から来るのかは分からないが、良くも悪くもカイト次第であるのが分かる。
「助かったの?」
「えぇ多分ね。」
アスラとモアはプレッシャーが無くなると、その場に座り込み、生存確認をする。
「私達は喧嘩を売ってはいけない相手に喧嘩を売ってしまったようね。」
「カイッチが止めてくれなかったら、私達は確実に殺されてたね。」
3人は座り込み、生きた心地がしない雰囲気を味わっていた。
「ほらジン達もお疲れ様。ありがとうな。」
アスラ達と同じく生きた心地がしてなかったジン達にカイトは声をかける。
「カイト。本当に助かったよ。」
「妾は死ぬかと思ったぞ?」
グランとユウナが止めてくれたカイトに感謝をしながらホッと一息ついていた。
「さて。アスラ!!まだ続けるか?」
カイトは反対側で座り込んでいるアスラへ大声で呼び掛け、勝負を続けるか否かを問う。
「それは勘弁ね。命がある内にやめとくわ。」
アスラが本音をポロリと溢して敗北宣言をする。
「あれは良い使い魔だな。」
「そうだな。他の4体もかなりの素材だと思うぞ?」
「私的には、使い魔も良いけど、彼に興味があるかな?」
「わしは、使い魔と彼の両方に興味があるわい。」
大罪の帝が動き出す。




