コンビネーション
どうもダウン気味の田中 太郎です。
大型連休の後はやっぱり体が動きませんよねー
やる気も起きないし
これが五月病なのかな?
よろしくお願いします。
「沈んでおるな。」
「沈んでるな。」
「そうだな。」
「どうする~?」
ユウナ、ジン、グラン、レイシーの順にのんびりと感想を言っていた。
「やっぱりカイッチの使い魔は凄いな。この状況に冷静だ。」
「いやいや。驚いてるぞ?こいつらも俺も。」
カイトは目の前の4人が腰まで沈んでいるのを見ながら、頭を掻いた。
「そんな能力は反則じゃね?まさか色んな人の技が使えるの?」
「そうだよ?私が今まで見てきた技を私は使える。ただし最大でも70%の力しか出せないけどね。」
無邪気に笑いながら、カイトへ能力の説明をする。
「そんなネタバレしても良いのか?所詮は物真似だろ?オリジナルには勝てないなら問題は無いな。」
「確かにオリジナルには勝てないけど、色々な技のコンビネーションは手強いよ?」
モアがそう言うと、 持っているノートを開くと息を吸った。
「踊れ〈影人形〉守れ〈影百地蔵〉止まれ〈影踏み〉」
「おいおい。キース技のオンパレードかよ。」
〈影人形〉がカイトへ襲い掛かって来るが、いつの間にか〈闇沼〉から出てきた4人が、カイトを囲み〈影人形〉を撃退する。
「〈影人形〉が消滅しない?何故だ?」
ユウナ達の攻撃を受けても消滅しない〈影人形〉を見ながら考え込む。
「そうか!〈影人形〉に地蔵を付けたな。」
カイトの発言が正解だと言わんばかりにモアが笑顔になる。
「って事は〈影踏み〉の能力も!みんなそいつらに影を踏まれるな!!」
「ちょっと言うのが遅かったなカイト。」
カイトの周りの4人は、綺麗に影を踏まれ身動き出来ない状況になっていた。
「くそ!劣化版だから、複数の〈影人形〉で踏んでいるのか。」
ジン達の影には、1人に3体の〈影人形〉が乗っていた。
「1体だったら、5秒も持たないからね。」
笑顔を絶やさないモアを見ながら、ジン達を助ける為に走ろうとするが、モアが牽制の攻撃で動きを止める。
「さてそろそろ終わったかな?2人とも頼むよ。」
「この時を待っていたわ。万物全てを燃やし尽くせ〈地獄の業火〉」
「精々死なない努力をするんだな。我望むは敵の殲滅〈雷電〉」
黒い炎と魔力で強化された雷がカイトを襲う。
「いつも頼りきりで悪いな。レベッカ。」
物凄い爆音と砂煙で視界を失う。
「勝ったの?」
アスラの一言は、直ぐ様撤回された。
「悪いなまだだ。」




