知らない天井
どうも昼休みの田中 太郎です。
急いで書いたので、誤字脱字があれば報告をお願いします。
なんとか夜にもう1話と考えています。
よろしくお願いします。
「うっ。ここはどこだ?」
カイトが目を覚ますと知らない天井だった。
足に違和感を感じ、起き上がり見ると、静が寝ていた。
恐らく1日中看病をしてくれたのだろうと解釈すると静の頭を撫でた。
「ありがとうな静。」
小さくて優しい声で起こさないように静へ感謝した。
ガラッ
「あら?起きてるじゃない。」
戸を開ける音がし、顔を向けるとアイリスが立っていた。
「アイリス?なんでお前がここに居るんだ?」
「勿論応援に来たに決まってるでしょ?」
アイリスが何故いるのかを聞いたカイトに当たり前だろ?と言わんばかりに胸を張って答えた。
「それより聞いたわよ?あんた去年の優勝者を倒したんだって?凄いじゃない!!」
「まぁな負けられない戦いだから少し頑張ったさ。」
アイリスが素直に誉めてくれるのにびっくりしながらカイトが答えると、アイリスが下を向いていた。
「どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
「違うわよ!カイトはまた鬼人化だったかしら?したの?」
「まぁな。俺は鬼人化が無ければただの雑魚だからな。」
カイトがアイリスへ言うと、アイリスが叫びだした。
「あれって魔力が無くなるだけじゃないの?聞いた話では、本当に鬼みたいになったって聞いたわよ?そんなの使っちゃ駄目よ!!」
カイトはさすがに驚きを隠せなかったが、アイリスは止まらない。
「そんな事ばっかり続けていたら、いつか大変な事になるし、身体にも負担が掛かるのよ?もうやめて!!」
カイトは何故そこまでアイリスが自分の事に首を突っ込むのか分からなかったが、心配してるのが分かって下を向いた。
「悪かったな。でも今回だけは負けられない戦いだったから無理をしたんだ。分かってくれ。」
「ならもうしない?」
「悪いがそれは出来ない。ここで優勝しないと俺はいけないんだ。」
パシーン
「なによ!もう知らないわ!」
頬を叩かれて呆然としていると、アイリスは部屋から出ていった。
「主君。」
静が起き上がり、カイトに声をかけた。
「いつから起きてた?」
「頭を撫でてくれた時から。」
「ふっ。最初からか」
「それより、良いのか?」
静がカイトを心配するように声をかけるが、カイトが笑って止める。
「それはしょうがない。だが俺は勝つしかないんだ。」
カイトの瞳が強く光り、静はこの人は何をしたいのか気になるが、ぐっと堪えた。




