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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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不信

どうも昼夜逆転の田中 太郎です。


これで取り敢えずキースとの戦いは終わりです。

どうも戦闘の描写が難しいです。

とても描写が少なくて読みにくいとは思いますが、これから頑張って勉強していくのでお許しを。


よろしくお願いします。


「うぉぉぉぉぉぉぉ!」


カイトが声をあげながらモンスターの集団へ突っ込んでいく。


観客は目の前の状況を整理出来ていなかった。

たった1人で国1つぐらい落とせそうなモンスターの集団へ向かうのは自殺行為としか思えなかった。


しかし予想を上回ることが起こっている。

たった1人で大立ち回りを演じている。

頭を潰し、腹を貫き、首を引き抜き、心臓を握り潰す。



「おいおい嘘だろ?」


さすがのキースも余裕が無くなり、冷や汗をかいていた。

自分の最後の切り札である〈百鬼夜行〉が、たかが1年に破れそうになっている。


しかし、〈百鬼夜行〉が破られるのも問題だが、目の前のカイトが一番の恐怖だった。

〈百鬼夜行〉には絶対の自信があった。

これなら一国でも落とせる自信があったが、目の前の男は、今もなおモンスター達の大軍の中で虐殺をしていた。


「そこを退けってんだよ!!」


カイトが目の前のケンタウロスの胴体に穴を空けながら走る。


「キース。まだ続けるか?」


キースの目の前にたどり着いたカイトが、返り血を全身に浴び、真っ赤に染まった状態で問いただした。


キースはカイトの質問に答えずにカイトの後ろを見る。

もはや何だったのか分からない死体から、見るも無惨な死に方をしているモンスター達を見ながらカイトをもう一度見る。


そこには始まる前よりも確実に増えている不自然な筋肉に、肌が赤黒くなって、目が紅く染まっているカイトが立っていた。


「お前は本当に人間なのか?」


「俺が人間か?当たり前だろ?少し訳ありだがな。」


キースの質問に笑顔で答えるカイトだが、その姿は正に鬼と言える状況だった。


「俺の負けだ。」


キースがそう告げると、終わりのサイレンが鳴った。

しかし、誰もカイトへの祝福の拍手は無かった。


観客すらもカイトが本当に人間なのかを疑っていたのだ。

カイトはそれを無視するように出口へ向かい、出口付近に居た静を見付けると呼びつけた。


「静。俺は寝る。後は頼む。」


「分かったぞ主君。しっかり休んでくれ。」


カイトが頼ってくれてるという事実を静は喜び笑顔でカイトへ答えた。


先程までの鬼のような戦いをしていた主君を抱き上げ、医務室へ向かった。



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