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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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婚約者?

どうも自堕落な生活をしている田中 太郎です。

ずっと書くことは決まってたんですが、中々文章にするのが難しくて少し遅れてしまいました。


今日は後1話頑張れると良いなーと思っています。

よろしくお願いします。


カイトが集合場所へ戻ると、すでに全員が揃っており、カイト待ちであった。


「カイト君どこへ行ってたの?」


「そうだぞ!貴様は、一番に部屋から消えたくせにどこをほっつき歩いていたんだ!」


「まぁ私は全然気にしてないから大丈夫ですよ。」


上からアスラ、ヨハン、コヨーテの順番でカイトにそれぞれ発言していく。

カイトは人助けをしたんだと主張するが、誰も信じてはくれなかった。



「まぁこの件はもうやめよう。気を取り直して会場へ向かおう。」


アスラが気を使って話を変え会場へ向かった。






「これより学園別対抗戦を開催します。」


その一言で会場全体が盛り上がった。

熱気に包まれながらカイト達は控え室へ向かっていた。


「なんかあっさり開会式終わったな。」


「ここの国はあっさりしてるのよ。良いでも悪い意味でもね。」


カイトの呟きにアスラが答えた。


「おっアスラ孃ではありませんか。」


「キース。」


アスラは嫌な顔をしながら振り返った。


「今年も会えると信じていたよ。今年こそアスラ嬢と当たって是非とも妃に迎え入れたい。」


「私は貴方の妃になるつもりはありません。」


アスラの嫌悪感が表に出ている顔をしても、キースは気にせずに話を続けた。


「去年アスラ嬢を見付けて求婚をしてから私は貴女を忘れたことはないよ。」


「わっ私は心に決めた人がいるの。」


「何!誰なんだ!?」


キースが顔から火が出るくらいに真っ赤になりながらアスラに迫った。


「カイト君だ。」


こちらも顔を真っ赤にしながらカイトの名前を出すと、俯いて喋らなくなった。

その言葉にキースだけではなく、全員が固まった。


「カイト?カイトってのは誰だ?」


キースが恋敵のカイトを探し始めた。


「俺がカイトだけど?」


カイトがキースの前に堂々と現れた。


「貴様は何年だ?」


「俺か?まだ1年だけど?」


「1年!何故そんなやつにアスラ嬢が!」


「俺に聞くな。」


カイトは迷惑だと言わんばかりの顔をしながらキースへ言った。


「ふふふ。まぁ良いだろう。どうせ貴様とは1回戦で当たるようだ。そこで消し飛ばしてくれる。」


「そんな!何故キースが1回戦で出てくるのよ!」


キースの発言にアスラが過剰に反応した。


「アスラこいつ強いのか?」


「強いどころじゃないわ!去年の優勝者よ!」


アスラの顔が真っ青になるのを見ながら、カイトはこいつが優勝者なのかと疑った。


「この学園別対抗戦は試合中で相手を殺すのは禁止ではない。己の力を発揮する場所だ。だから貴様を殺してアスラ嬢を妃にする。」


アスラの泣きそうな顔を見たカイトは一歩前へ出た。


「去年の優勝者だか知らないけど、俺の女に手を出すのは許さんぞ。」


カイトの静かで落ち着くような声だが、ゾッとするような感じをキースは受けた。



死合いが始まる。





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