終わりの始まり
どうも最近寝不足の田中 太郎です。
書きたいことはたくさんあるのに、文章にしようとすると全然書けないという地獄に陥りました。
ですが、物語は今日で丁度折り返しですので、後半分お付き合いください。
「俺は3日間なにもしてないが、これってこんなもんなのか?」
「例年はもっとたくさん来るはずなんだが。」
カイトと静は、グラン達が耳回りという名の狩りにより3日間なにもしていないのであった。
「本選って強敵揃いなのか?」
「当然だ。ここの学園は4年間優勝出来ていないんだ。」
4年間も優勝出来てないと聞いて少なからず驚いた。
ここの学園のレベルは決して低くない。
名門と言っても過言ではないが、その学園が優勝出来ないぐらい他の学園のレベルが高いということになる。
「それは楽しみだな。戦ってみたいな。」
「今回は例年に比べて特殊な能力者が多いらしいから、主君でも手こずると思うぞ?」
やっぱり静は情報が早いなと褒めると、静は影として当然だと胸を張って言った。
その時終了のブザーが森に響き渡った。
「終わりだな。特に何もしてないから充実感は無いが、それは本選に取っておくとするか。」
「学園別対抗戦は1ヶ月後だから、しっかりと情報を集めて主君が有利になるようにする。」
それは有難いと言いつつカイトはグラン達を集め、労っていた。
「4人共お疲れ様。3日間見回りばかりで暇だったと思うが助かったよ。」
「いやいや俺らはカイトの役に立てればそれで良いんだ気にするな。」
彼等は力を持ちすぎて仲間からも家族からさえも避けられて来たが、カイトはそんな彼等を怖がることも避けることもなく受け入れた。
それだけでどれだけ救われたか。言葉では言い表せないぐらいに感謝をしていた。
そんなカイトの助けになるなら、彼等は全世界を敵に回すし、命をかけることが出来る。
そんな彼等の気持ちを知らずに立ち上がり出口へ歩き出した。
「さて帰ろうか。久し振りにベットで寝たいよ。」
歯車が動き出した。




