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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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根性

どうも特殊免許を取れて喜んでる田中 太郎です。


落ち着いたのでまたボチボチ更新していきます。


後50ブックマークになりました。

本当にありがとうございます。

これからも頑張ります。


「なんだこいつ。いきなり雰囲気が変わったぞ?」


「気を付けろニック。こりゃ一筋縄ではいかんで?」


コヨーテの雰囲気の変化に敏感に察知したニックが一歩下がり、警戒を強めていると、アボックが戦闘体勢を整えてニックに忠告した。


(あれは確かカイトがしていた技!まさかこの人も使えるの?そしたら2人が危ない!)


「2人とも下がって!私達の手には余るわ!」


「それもしたいんじゃが、どうやら相手はやるき満々って感じじゃけ無理じゃろうの。」


目の前の敵との力量差を素早く感じ取ったアイリスは前衛の2人に逃げるように伝えたが、アボックが苦笑いしながらアイリスへ無理だと返答した。


「くぁー。もう良い?待ってるんだけど?」


「やれやれ欠伸をする程余裕とはね。舐められたもんだな!」


欠伸をしながら、アイリス達へまだかと質問を投げ掛けると、ニックがその態度へ不満を持ちコヨーテへ突進した。


「馬鹿待てニック!」


「えぇー単騎特攻?別に良いけど楽しませてよ?」


突撃してくるニックをいなし、背中へ回し蹴りを食らわした。


「がはっ!」


ニックは、肺の中の酸素を全部吐き出し大木へ飛ばされた。


「やれやれ。全然駄目。お前はもっと楽しませてくれるよね?」


コヨーテはニックへ冷たい視線を送り、アボックのほうを向きながら笑った。


「最近はワシより強いのが良く出てくるのー。所詮井の中の蛙か。待っとれ楽しませちゃるけぇの。」


そう言うと、アボックはコヨーテへ走りだし、コヨーテの一歩手前で地面を殴り砂ぼこりを起こした。


「何をするかと思ったら、子供騙しか。こんなんで俺に勝てるとでも?」


「ワシはの、やらんといけんのよ!前衛のワシが倒れたら後衛を誰が守るんや!」


コヨーテの後ろに回ったアボックはコヨーテの後頭部へ殴りかかった。


「無駄なあがきを!」


言葉と同時に裏拳で対抗するが、コヨーテの裏拳はアボックへ届かなかった。


「これは!?部分結界?」


アボックを迎撃しようとしていた左の裏拳は、透明な壁に阻まれ止まっていた。


「ナイスタイミングじゃのアイリス!」


「当たり前よ!防御は任せてさっさとぶっ飛ばして!!」


「分かっとるわ!」


アボックの拳が更に加速し、コヨーテの左頬へ当たる瞬間にコヨーテは拳を避けた。


「なにっ!」


絶対に避けれないと確信していたアボックは、避けられたショックで一瞬行動が遅れた。


「まだまだ甘いな!」 ガッ


鈍い音をたて、コヨーテは舌打ちをした。またもや自分の攻撃を邪魔されたのである。


「アボック!何をしてるの!次の行動へ移して!!」


「やっぱりあの女から消さんと駄目か。」


コヨーテは突き刺さるような視線をアイリスへ向けた。


「っく!〈絶対防御〉」


アイリスは、身の危険を察知し防御魔法を展開した。


「これが噂に聞く絶対防御か。なるほどこれは硬い。どれ程の鍛練を積んだのか。」


結界の周りを歩きながらコンコン叩いてコヨーテは嬉しそうだった。


「ワシを忘れるな!」


アボックが後ろから強襲すると、コヨーテの興味を無くした目でアボックを見て振り向きながら、殴り付けた。


「っく!」


アイリスが慌てて結界を張るも、2重の結界で集中出来ずに先程のような強度が出せなかった。

コヨーテの拳を止めることが出来ずに結界を破りアボックの脇腹へ向かっていると、コヨーテは違和感を感じたの。

何故殴りやすいように脇腹をがら空きにしているのか。

これは罠だと気付いた時は遅く、アボックの脇腹を捉えていた。


「肋骨は、くれてやる!ただし左頬は貰うぞ!」


バキバキと音をたててアボックの脇腹を捉えたが、捨て身の右拳を避けれずに鈍い音をたて殴られた。

アボックは、満足したように笑うと気絶した。


「中々根性があるな。おい女ここでリタイヤするなら許してやるぞ?」


「分かったわ。リタイヤするわ」


アイリスがリタイヤ宣言すると、重い雰囲気が無くなり、優しい顔になった。


「では、私はここで失礼します。」



もう1人の鬼がさっと森の中へ消えていった。




ニックがやられキャラになってきた。(焦り)


本当は強いんです。(多分)


きっと活躍するはず(確信)

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