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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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葛藤


戦闘の描写が出来ない田中太郎です。


本当に下手くそですいません。


頑張ります。

夜中にすいません。


目の前には武器を手に持ち殺気を出している生徒副会長が立っている。


「さぁカイト!貴様も武器を出して戦うんだ!」


「俺は武器持ってないから良いよ。」


カイトが熱くなっているヨハンをよそに、冷たく返すとさらに激昂した。


「貴様という奴は!!」


ヨハンの言葉を聞いた瞬間にカイトはぶっ飛ばされていた。


「ゴホッゴホッ!あいつやっぱり強いんだな。」


若干の吐血とともに立ち上がり呟いた。

カイトは自分の力で何とか勝ちたかったが、生徒副会長に勝てるわけもなくまた鬼の力を借りる事になった。


「全く俺はなんでこんなにも弱いんだろうか。」


カイトは悔しかった。

体術

剣術

魔法

どれも中学校の時必死に頑張った。

カイトもやはり男だ。

最強を目指したことはある。だが、どれだけ練習しても並以下だった。

悔しくて泣いたこともある。

いつからか努力を止めた。

それでも悔しい。

鬼の力を借り強くなり、一時的な満足感は得られたがやはり自分の力では無い事実に落ち込んだ。


「ハッ!俺はなんでこんなに落ち込んでるんだ?俺の力では無い?そんな事はどうでも良いんだ。自分の家族を守るためなら誰の力でも関係無い。バケモノになってやるんだ。」


カイトは自分の馬鹿な考えを笑い飛ばし、納得した。


「来てくれ〈餓鬼道〉」


「おうまた敵か?」


「そうだ。500ぐらい持っててくれ。」


そう告げると独特の魔力が消えていくのを感じながら顔を上げた。






「さっ!会長洞窟へ向かいましょう。」


カイトを初撃で飛ばした後ヨハンは振り返り、アスラへ言った。


「えっえぇそうですね。静貴女はどうするの?」


アスラは静へ向かってこれからの予定を聞くと、静は余裕の顔で話始めた。


「本当に今の勝負が終わったと思ってるの?」


「静さん?信じたくないかも知れないけど、カイトは間違いなくリタイヤです。」


「本当にあれでリタイヤなら私は主君と認めてるわけ無い。ほら来たよ。」


静がヨハンへ話していると、森の中からボロボロのカイトが現れた。


「なっ!あれで倒れないだと!」


「よぉ待たせたな。続きとしようや。」


「くっ!」


カイトの軽口にヨハンは怒りを覚えたが、先程のように奇襲をしなかった。

カイトの様子がさっきと違い、まるで獰猛な獣と対峙してるような気がした。


「あんたって意外と冷静なんだな。少しの違いに気付けるとは。生徒副会長の事はあるわ。」


カイトは正直また奇襲をかけてくると思っていたが、様子を見てくるヨハンに感心した。


「なら俺から行くぞ!」


カイトはヨハンへまっすぐに走り出した。

それと同時にヨハンも走り出した。


「舐めんなよ!」


ヨハンは持っている剣を降り下ろした。

カイトはそれを最低限の動きで避けながら、ヨハンの顔を殴った。


「がはっ!」


ヨハンは少し吹き飛ばされ、体勢を立て直して分析をしていた。


(なんだ今の早さは。本当にさっきの奴と同一人物か?)


しかしそんな考えも無くし、目の前の敵に集中した。


「さっきのお返しはさせてもらうぜ!」


カイトはまたヨハンへ向かって走り出した。


「我望むは敵の殲滅〈雷電〉」


ヨハンが魔法の詠唱を終えると、空は曇り雷が鳴り出した。


「俺は雷属性限定で言えば、この国一番だ。幸いここの結界は特殊だから、中では死なない。安心して雷を味わえ。」


ヨハンは右手を上げると、ニヤリと笑いながら手を降り下ろした。

その直後にカイトの立っている所へ雷が集中砲火を始めた。


「ちょっとヨハン!やり過ぎよ!」


「いえ会長これは指導です。これで上級生に対して少しは尊敬をしてくれるでしょう。」


「尊敬?そんな無意味な物は俺は持ってない。」


ヨハンは振り向きながら剣を降るが、カイトの裏拳で剣が弾けた。


「えっ!?」ぐしゃ


ヨハンが間抜けな声を出した瞬間にもう片方の拳で顔面にストレートをぶちこんだ。


ヨハンは森へぶっ飛ばされ気を失った。


「良かったな。この特殊な結界があるから死ななくて。」


空は先程の曇りが嘘のように晴れ渡っていた。




「ふぅー疲れた。静帰るぞ。」


カイトが頭をかきながら洞窟へ帰りながら静へ言うと、静は黙ってカイトの後ろについて洞窟へ戻った。




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