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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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最凶コンビ


場所は変わって3年A組



「静さん!俺とペアを組んでください!!」


「いやいや俺と組んでください!」


「俺は貴女を命を懸けて守りきるから組んでくれ!」


静の周りには静とペアを組みたい、同級生から下級生が群がっていた。


「毎年毎年静は大変だな。」


そう一言を言いながらやってきた生徒会長ことアスラが後ろからやってきた。


「全く毎年毎年良く飽きないものだ。」


去年は先輩も居たなーと心の中で呟いた。


「こらこら貴方達一方的に想いをぶつけてどうするの?静の意見も聞いたらどうですか?」


生徒会長の正論に男達が話すのを止め、静の反応を待った。


「申し訳ないけど、今年はもうペアを組む予定がありますのですいません。」


静は謝りながらも何処か棒読みに近い話し方をして、男達に一切の希望を与えずに撃沈させた。

男達がションボリしながら来た道を帰ってるなか、アスラは静に話し掛けた。


「毎年1人で出場してるのに、今年はどうしてペアを組むの?」


そう静は毎年1人で出場し、適当な所でリタイヤをしてからいつも学園別対抗戦に出るアスラの為に情報を集めていた。


「私は忠義を尽くす主君を見つけた。今回は主君と出る。だから今回は全力で学内対抗戦を勝ちに行く。」


静は主君をずっと探していた。

妥協せずに自分より強く忠義を尽くせるような人を。

静は3年の中でも上位の方の戦闘力を持ちながらも決して戦わずにアスラに情報を流していた。

その中でアスラはいつしか自分は静の主君になったようになっていた。それもアスラ以外には情報を流さずに、アスラの知りたい情報をキッチリ持ってきていた。

それがいきなり忠義を尽くせる主君を見つけたと言われるとアスラは理解が出来ずに固まっていた。


「って事は静は私の敵になるのね?」


「そう。私はアスラの敵よ。」


アスラの確認に静は無表情で答えた。

アスラはもう情報が貰えないと落胆したが、それ以上に本気の静が相手になることに落胆した。

静は本来は戦闘向けの能力ではない。

だが隠密の能力が非常に高く、静が本気を出せば城の王様の暗殺ぐらい余裕と言われている。

基本的に敵の後ろに回り背中から攻撃するという先頭スタイルであるのは知っているが、厄介である。

正直アスラの実力があれば、後ろから攻撃される瞬間の殺気で避けることは可能であるが、いつも背中を気にしていたら神経がすり減るので現実的に難しい。


「静の主君は何年生なの?」


「1年よ。」


「っえ!?1年なの?」


アスラは主君が気になり何年生か聞いてみると、予想外の1年で戸惑っていた。

しかし、1年には優秀な人間が沢山いると気付いた。


「勇者のニック君かな?」


「あんな弱虫なんて無理よ。」


「なっなら喧嘩師のアボック君?」


「脳筋馬鹿に興味ないわ。」


「あっ!絶対防御のアイリスちゃんね?」


「ただの自己中ね」


アスラがいくら優秀な人間の名前を出してもヒットしなかった。

でも他にはもう居ないわよと言いかけた瞬間に1人浮かび上がった。


「もっもしかしてカイト君?」


「そうカイトは私の唯一無二の存在でこの身が滅びるまで忠義を尽くす。」


アスラは心の中で外れてほしいと願いながら聞くとヒットしてしまった。

ある意味一番組んではいけない2人が組んでしまったと心で泣いた。



この最凶のコンビが動き出す。

Twitterアカウントを作ってみました。


@sakurasakuraru1

多分くだらない事しか呟かないと思いますが良かったら覗いてみてください。

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