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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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絶望


時が過ぎ、合宿当日となった。

3年はこれから起きることを理解しどうすれば良いか分かっていた。

2年は去年の地獄が今年もやって来たと絶望していた。

1年はこれから何が起こるのかを知らず、旅行気分であった。



「皆のもの静粛に!学園長よろしくお願いします」


「今年もこの時期がやって来た!2年、3年はもう経験をしていて分かっているが、1年!これは遊びではない。遊び気分だと、死ぬ可能性がある。」


いきなりの学園長の発言に1年は静まり返った。


「だが案ずるな。遊び気分では無いなら大丈夫だ。事前にAランクの教師を向かわせて凶悪なモンスターは苦情してある。」


その言葉を聞き、1年は少し安堵した顔になった。


「だが、まだまだ高ランクのモンスターはいる。そこだけは気を付けるように。この合宿で、皆さんが大きく成長してくれると信じています。」


学園長が頭を下げ、舞台裏に下がり別の教師が上がってきた。


「それぞれのペアには、数字の書かれた紙を渡してある。その紙に書いてある数字の魔方陣の所へ向かい待機せよ。」


全校生徒に響くように発言すると、生徒達はそれぞれの魔方陣へ向かった。


「カイト・ワーノルド。私達も魔方陣へ向かいましょう。」


「あぁそうだな。何番なんだ?」


「私達は258番よ。」


カイトの所へ向かってきたアイリスに番号を聞き2人は、魔方陣がある転送室へ歩きだした。





転送室にやって来た2人は、自分達の魔方陣を探しながら歩いた。


「無いぞ?本当は違う番号なんじゃないの?」


「そっそんな事は無いわ。ほらちゃんと書いてあるでしょ?」


自分達の魔方陣が見つからず、カイトがアイリスを疑うと、アイリスが教師から貰った紙をカイトにも確認させた。


「書いてあるな。でも本当に無いぞ?」


「あっ。ありましたわ。」


カイトはアイリスが見つけた魔方陣へ向かった。


「さてそろそろ時間だ魔方陣に乗っとこう。」


「そんなの言われなくても分かってます。」


カイトが発言すると、噛み付くようにアイリスが返してきた。

すると、魔方陣が光だした。


「おっ!ちょうど良かったな。出発みたいだ。」


「えぇ。くれぐれも私の足を引っ張らないように。」


「へいへいどうせこの合宿では俺は役立たずですよ。」



そうこの合宿では、使い魔は禁止なのである。

その衝撃の事実を知ってから、アイリスへの態度が急激に変わったのは言うまでもない。




転移が終わり、カイトは周りを見回した。


「へぇーこれが今回の合宿する場所か。他の奴等は何処に転移したんかな?」


カイトが何を言っても反応が返ってこないからカイトがアイリスの方を向くと、アイリスは震えていた。


「こっこれはなっ何かの間違いよね?そっそうよねカイト?」


「おっおい!しっかりしろよ。どうしたんだ?ここは合宿する場所だろ?」


「貴方本当に分からないの!?ここは合宿する所なんでは無いわ!危険度Aランクのパング島よ!」


地獄の始まり






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