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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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決闘の始まり

いきなりの決闘の申し込みを、嫌々受けてから1週間が経った頃、カイトは決闘場に項垂れながら立っていた。


「なんで俺がこんな事をしないといけないんだよ。」


「やっと来たわねカイト・ワーノルド‼︎」


カイトの目の前には、アイリス、ニック、アボックが腕を組みながら立っていた。


「さぁカイト使い魔を召喚しなさい!それで3対3で勝負よ‼︎」


「あいつらは、使い魔では無いぞ?家族だ。そこを間違えるな。」


「そんなんどうでもえぇけん、さっさと出しな。」


張り切るアイリスの言葉を訂正すると、喧嘩腰にアボックが反論してきた。


「とんだ災難だな。グラン、ジン、ユウナ来てくれ。」


カイトが〈ゲート〉を開くと、黒い空間が広がり、そこから3人の人間が出て来た。


「どうしたんだカイト?なんかあったか?」


「まぁなんかあるんだろう。目の前の目が血走った奴らを見る限りな。」


「妾は、いつでもカイトの呼び出しに応じるぞ?だから、もっと呼んでね?」


カイトが呼び出したと同時に、ジン、グラン、ユウナが話しかけてきた。


「3人とも本当に悪いんだが、目の前の3人と勝負してくれないか?」


「えっ目の前の3人?死ぬよ?良いの?」


「確かにあれぐらいの強さで挑むのか?」


「妾は構わんが、ジンの言うとうり、殺してしまいそうじゃが良いのか?」


「出来れば手加減をして欲しいんだがな無理か?此処で殺してしまっては、俺もヤバイんでな。」


カイトの手加減をして欲しいとの願いを聞いて、ジン達は「まぁカイトが言うなら」と渋々了解してくれた。



一通り話を終えると、審判である学園長が中央に7人を集めた。


「審判は私が行います。危険だと思い次第、止めますので良いですか?」


「「「構いません。」」」


アイリス、アボック、ニックが学園長の言葉に答えた。


「それでは、1試合目を始めますのでそれ以外の人は退場してください。


「アボック先頭は貴方に任せるわ。お願いね?」


「アボックなら、すぐに倒せると思うけどね。」


「任せとけアイリス、ニック。秒殺して、帰ってくるけんな。」


アイリスとニックは、アボックの言葉に頷きリングから降りた。


「こっちの先頭は、ジンお願い出来るかな?」


「おう、任せとけ。すぐに帰ってくるからよ。」


カイトは先頭をジンに頼み、リングから降りた。



「それでは、1試合目を始めます。」


蹂躙が始まる。


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