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ゲート  最弱なのに最強?  作者: 田中 太郎
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決闘⁈


「カイト・ワーノルド!私達と決闘よ‼︎」


目の前には、学園のアイドルのアイリスが腰に手を当てながらカイトに言った。


「待て待て。俺がお前と決闘する理由は無いだろう?それに、私達って事は複数なんだよな?」


カイトは、いきなりの決闘の申し込みに戸惑いながらアイリスに事の説明を求めた。


「貴方が決闘する理由はあるわ!入学式から1ヶ月貴方の事を監視させて貰ったけど、私達3人は学園長推薦に納得出来なかったわ。そこで貴方には、学園長推薦を賭けて私達と決闘をして貰うわ!」


そうこの学園では、他の学園には無い規則がある。

1つは下剋上ルール

基本的には、優秀な人材はA組やB組に分けられ、見込みがある人材はCからD組に分けられ、落ちこぼれの烙印を押された人材はE組に分けられる。

1学年A組からE組まである中で、生徒達は自分より上の組の人間に勝負を挑む事が出来る。

その勝負に勝つ事が出来れば、組を交換する事が出来る。

勝負を受けるか否か。勝負のルールを決めるのは、勝負を仕掛けられた人間だ。

この下剋上ルールを用いるのは、基本的に下の組の人間である。


しかし、アイリスが用いた決闘は一味違う。

決闘ルールは、お互いに賭ける物を決め勝者が総取りするルールだ。

今回もカイトが学園長推薦を賭けて負けた場合は、相手の3人の誰かが学園長推薦扱いになる。

これも基本的に勝負を受けるか否かは勝負を仕掛けられた人間が決める事が出来るが、勝負の内容はお互いに話し合いで決める事になる。

これは、お互いの威信を賭けた勝負事で良く使われる。


「待て待て、3対1は卑怯じゃないか?絶対勝てないだろう?」


「貴方の力量は分かっているわ。魔法も体術も剣術も駄目なのは分かっているわ。だから、貴方は使い魔を3体出しなさい。私達は使い魔は出しませんから。3対3で勝負よ‼︎」


カイトはドンドン進んでいく話を聞きながら、憂鬱な気持ちになっていった。




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